トップ愛犬家の基本犬の殺処分について

犬の殺処分について

 毎年何万頭にも及ぶ犬や猫が、殺処分(さつしょぶん)され続けています。ペットブームの裏側に潜(ひそ)む暗い話ですが、問題を解決へ導くためには、まずひとりひとりが現実を直視しなければならないでしょう。

犬の殺処分はどのように行われるのか?

炭酸ガスによる窒息死です。
収容・保護された犬の9割は、炭酸ガスによって窒息死させられている。  都道府県によってまちまちですが、5~20分かけて捨て犬や捨て猫を窒息死させます。一昔前はバットによる撲殺(ぼくさつ=脳天をバットで叩き割ること)、また劇薬(げきやく=硝酸ストリキニーネ)を用いた毒殺が主流でしたが、コストや職員の安全性を考慮して現在はほとんどの自治体において炭酸ガスによる窒息死(ちっそくし)が採用されています。
 捨て犬や捨て猫を窒息死させる設備は通称ドリームボックスなどと呼称されています。これは「眠るように安らかに旅立てる」という意味合いのようですが、あたかも炭酸ガスを吸っている動物が全く苦しんでいないかのような誤解を生んでしまう、危険な表現と言えます。
 なお平成27年度、12,362頭の成犬と、3,449頭の子犬が殺処分されました。この数字を具体的に「見える化」したものは、平成27年度における犬の殺処分数に示しましたので、ぜひご覧ください。
安楽死施設について  全国における動物の殺処分施設に関する統計(←別ウィンドウ・PDF)では、8割以上の92自治体(委託を含む)は炭酸ガス施設を採用しており、熊本市、京都市など15自治体は原則として獣医師が麻酔注射で1頭ずつ安楽死、そして主要都市では唯一山口県下関市にある動物ふれ愛ランド下関(←別ウィンドウ・PDF)だけが、手術で使う麻酔ガスを密閉空間で吸引させる安楽死設備を取り入れている。
 同市では平成21年度に、約8億2000万円かけて安楽死設備を導入。年間の処分費用は苦痛を伴うとされる「炭酸ガスによる窒息死」に比べ3倍の約700万円かかるという。
 内閣府の「動物の殺処分方法に関する指針」(←別ウィンドウ・PDF)では、「出来る限り動物に苦痛を与えない方法」を求めているが、強制力はなく、財政難に苦しむ自治体では安楽死施設の導入に二の足を踏み、従来の炭酸ガスに頼っているというのが現状だ(2012年6月20日・読売新聞より)。
 以下でご紹介するのは愛媛県動物愛護センターにおける犬猫殺処分業務の動画です。愛媛県では「センターがやっていることを隠すから現実が伝わらない。隠さなければ県民が現実を知り、変わってくれるはず」という信念の元、情報公開を徹底しています(詳細は今西乃子著「犬たちをおくる日」)。
【閲覧注意】犬の殺処分
 ここでご紹介(しょうかい)する映像(えいぞう)の中には残酷(ざんこく)なシーンが含まれています。現実(げんじつ)を直視(ちょくし)する覚悟(かくご)を決めた人だけご覧下さい。また東京都議会議員が2015年に殺処分の現場を視察した時のレポートがあります。こちらも併せてご参照ください。
殺処分の現実(前半)⇒こちら 殺処分の現実(後半)⇒こちら
犬の殺処分についてトップへ

犬の殺処分はなぜ行われるのか?

犬を捨てる飼い主がいるからです。
 環境省が発表した犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(平成27年度)を調べると、迷子になった末殺処分される犬のほか、飼い主が行政機関に持ち込むことによって殺処分される犬が、かなりの数に上ることがわかります。
 まず平成27年度、行政に引き取られた犬がどのような運命をたどったかを見てみましょう。 平成27年度における引き取り犬の運命内訳
  • 殺処分 「殺処分」(さつしょぶん)とは文字通り炭酸ガスで人為的に犬を殺すことで、15,811頭(33.9%)です。
  • 譲渡 「譲渡」(じょうと)とは新しい飼い主に引き取られることで、16,417頭(35.2%)です。
  • 返還 「返還」(へんかん)とは迷子犬が飼い主の元へ戻ることで13,220頭(28.3%)です。
 このように、平成27年の1年間で15,811頭の犬が殺処分されたことがわかります。ではこのうち、「飼い主の飼育放棄」が原因の殺処分は、一体どのくらいの割合を占めるのでしょうか?同じく環境省が発表した犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況を見てみると、以下のようなデータを拾うことができます。 飼い主からの引取り犬数と所有者不明の引き取り犬数の割合グラフ(平成27年度)
 つまり、平成27年度に引き取られた犬46,649頭のうち、6,462頭が飼い主からの引き取り、すなわち「飼育放棄」による引取りと言うことになります。これは全体の13.9%に相当する数字です。
 この13.9%という持ち込みの割合を、先ほど見た同年度の殺処分数15,811頭に当てはめて単純計算してみましょう。すると、飼い主の飼育放棄による殺処分数が2,098頭ということになります。この数字は必ずしも正確ではありませんが、飼い主の無責任さが原因で殺された犬の数が、概数で2,000頭に達するということはイメージできるでしょう。
 冒頭で「犬の殺処分はなぜ行われるのか?」という問いに対し、「犬を捨てる飼い主がいるから」と答えました。上で示したように具体的な数字と共に考察していくと、やはりそう言わざるを得ない現状が見えてきます。ではなぜ飼い主たちは、いとも簡単に犬を捨ててしまうのでしょうか?
飼い主が犬を捨てる理由
  • 引越し先がペット禁止なので
  • 犬が大きくなって可愛くなくなったから
  • 予定外の出産で、たくさん子犬が産まれてしまったから
  • 面白半分で繁殖したけど、子犬のもらい手がいないから
  • 言うことを聞かず、うるさいだけだから
  • 経済的に余裕がないから
  • 老犬の介護がしんどくて
  • ブリーダーをやめたので、犬たちが用済みになったから
  • 夏休みで長期の旅行に行くから
  • 思っていたより臭いから
  • 飼い主が他界して面倒を見る人がいないから
などがよくある理由ですが、どの理由をとっても、飼い主の側に知識や予測さえあれば防げるものばかりです。つまり犬や猫を捨てることに元来理由などなく、捨て犬・捨て猫とは飼い主の無責任と無知の代償を、犬や猫に押し付ける行為なのです。
犬の殺処分についてトップへ

犬の殺処分はどこで行われるのか?

各都道府県の動物愛護センター、及び保健所です。
語感とは裏腹に、動物愛護センターでは動物を処分することが主要な仕事になっています。  「動物愛護センター」と聞くと、捨てられた犬や猫を保護して愛護してくれる施設だと思いがちです。 しかし実際は動物愛護センターとは一定期間捨て犬や捨て猫を保護した後、殺処分する施設という側面を持っているのが現実です。
 保護された犬や猫は、原則として3日以内に飼い主から返還要求が出されない限り、殺処分されます。具体的な日数は自治体によってまちまちですが、自治体における犬・猫の引取り等の業務実施状況内の「保管日数」という項目を見れば分かります。捨て犬や捨て猫を殺すための設備、死体を焼却するための燃料費、及び殺処分に要する人件費は全て税金でまかなわれます。私たちが一生懸命働いて稼いだお金が、一部の自己中心的な飼い主のために浪費されているとのが現状です。
 2015年10月に発行された「アエラNo.44」(朝日新聞社)内の記事「年2万匹死ぬ流通の闇」(P62)によって、1年間に売買される犬や猫のうち、流通過程で死んでしまう数が「23,181頭」という膨大な数に達することが明らかになりました。これは殺処分問題に匹敵するくらい深刻な問題です。
 元データとなったのは、2013年9月に施行された改正動物愛護法により、ペット関連業者に提出が義務付けられた「犬猫等販売業者定期報告届出書」。この届出書の内容を2013年度(2013.9~2014.3)と2014年度(2014.4~2015.3)という区分で独自に集計したところ、以下のような実態が明らかになったと言います。
犬猫の流通数と死亡数
  • 2013年度 ・犬の流通数=37,0894匹
    ・猫の流通数=72,569匹
    ・流通過程での犬猫死亡数=17,038匹
    ※年度の途中で法が施行されたため実数は少ない。
  • 2014年度 ・犬の流通数=617,009匹
    ・猫の流通数=133,554匹
    ・流通過程での犬猫死亡数=23,181匹
 「犬猫等販売業者定期報告届出書」に死因については報告義務がないため、2万匹を超える犬や猫たちが一体どのような理由で死に至ったのかはわかりません。しかし2014年度の犬の流通死亡数「18,517頭」と、データとして最も時間的に近い平成25年度(2013.4~2014.3)における行政の犬殺処分数「28,570頭」を比較してみると、その数がいかに異常かがお分かりいただけるでしょう。こうした死亡数を押し上げている原因は、オークションを経由して、まるで野菜のように次から次へとペットショップに犬を送り出している日本のペット産業です。 日本のペット産業 平成25年度の行政殺処分数と、2014年度における流通過程の犬死亡数比較グラフ
犬の殺処分についてトップへ

犬の殺処分はどうしたら減らせるのか?

一人ひとりが意識を持つことです。
 犬猫殺処分数の約2割を占める飼育放棄に関しては、一人ひとりの自覚を高めることで、今すぐにでも減らすことができるはずです。また迷子予防や繁殖制限など、飼い主の側でできる実際的かつ効果的な方法はたくさんあります。具体的には以下のような方法です。
殺処分減少のために・目次

まずは現実を知ること

 毛皮産業の実態を知ることで毛皮に対する見方が変わるのと同じように、殺処分の実態を知ることで「ペットを飼う」ということに対する見方が変わるはずです。まずは目をそむけず、殺される動物たちの現実を知ることが最初のステップになります。
今すぐできること

命あるものを衝動買いしない

犬や猫は衝動買いの対象になるような”物”じゃない  平成20年6月に公正取引委員会事務総局が公表した「ペット(犬・猫)の取引における表示に関する実態調査報告書」によると、ペットと出会って24時間の内に衝動的に購入してしまう人の割合は、およそ13.5%と推計されています。しかし、こういう衝動買いをした人の一部には、「鳴き声がうるさくて…」とか「うんちをトイレにしてくれない…」とか「赤ちゃんが生まれたので…」など、言い訳にもならないようなことを理由にして、飼育放棄してしまう人がいます。
 飼う際に必要な様々な条件、飼育費用、犬の問題行動、老化などの現実的な負担を、たった1日で全てシミュレーションしきることなどできません。自分がペットを飼うにしても、友人知人が飼うにしても、まずは条件が整うまで飼わないという自制心が重要です。
今すぐできること

迎え入れるなら保護施設から

 ペットを飼いたいと思ったとき、まず真っ先に「ペットショップ」が思い浮かんでしまうのが現状だと思います。ショップの代わりに「動物愛護センター」や「保健所」が真っ先に来るようにしなければ殺処分数はなかなか減らないでしょう。
ドイツ・ベルリンにある犬猫の終生保護施設「ティアハイム」(tierheim)  「ドイツの犬はなぜ吠えない」(平凡社新書)によると、ドイツの「西ドイツ放送協会」では、犬の里親を探すテレビ番組があり、ドイツ全国に推定500~700あるといわれる「ティアーハイム」(tierheim直訳すれば動物の家)では、保護された犬が終生飼養され、随時里親を受付中だといいます。そして国民の多くも、当たり前のようにこうした保護施設に真っ先に足を運び、当たり前のように寄付をするというスタイルができあがっているそうです。
 日本の動物愛護センターも、独自のホームページを開設したり動物愛護週間(9月20日~26日)などを設けて告知に努めていますが、まだまだ認知度が足りません。犬や猫を飼いたいと思ったら、まずは保護施設から引き取るという選択肢を思い浮かべ、またこれからペットを飼おうとしている友人知人にも、こうした施設の存在を告知してあげることが、殺処分数を減らすことにつながるでしょう。
今すぐできること

飼ったら迷子にしない

 毎年全国では5万頭以上の犬が迷子犬として保護されています。犬が迷子になる理由としては、雷や花火に驚いて逃げ出した、散歩や旅行先でいなくなった、ドアや門の隙間から逃げ出したなどのほか、放し飼いにしていたらいなくなった、という悪質なものもあります。
 まずは迷子にしないことが重要ですが、万が一犬が迷子になったときに備え、迷子札やマイクロチップなどを装着しておくことも同じくらい重要です。迷子で収容された犬の多くは、収容期間内に飼い主と再会することができません。こうした迷子犬の数を減らすことが、殺処分数を減らすことにつながるでしょう。 犬と猫の迷子予防のための迷子札やマイクロチップ
今すぐできること

飼ったら捨てない

 一度飼うことを決めた犬猫を捨ててしまうには、幾つかの理由があると思われます。迎え入れる前のシミュレーション不足、飽き、犬の問題行動、うまくいかないしつけから感じられる自分自身の無力感、費用、介護、犬アレルギーなど色々です。また近年は高齢者による飼育放棄が増加し、東京都福祉保健局が急遽「ペットと暮らすシニア世代の方へ」というパンフレットを作成・公開するという事態にまで発展しています(→詳細)。
 欲しいときに欲しい情報がすぐに手に入るという状況が、飼育放棄に歯止めを掛けてくれるのなら、以下のページがいくらか役に立つでしょう。
今すぐできること

安易に増やさない

 犬の殺処分を減らすためには、そもそも飼育される見込みのない子犬や子猫を増やさないことが重要です。
飼い主による飼育放棄数の内、約14%は子犬が占めている  環境省が公開している犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況(平成27年度)によると、平成27年度における犬の飼育放棄数(飼い主からの引き取り数)は、全国合計で6,462頭となっています。そしてその内の11%に相当する706頭までもが離乳前の子犬だといいます。各自治体が譲渡会などで里親を探してはいるものの、こうした子犬の全てに貰い手がつくはずもなく、大多数が殺処分という憂き目に遭うのが現状です。
 行政に引き取られる子犬の数を減らし、殺処分に歯止めを掛けるためには、まず飼い犬に不妊手術を施しておくことが重要です。これだけで確実に不測の妊娠を予防することができます。また「バックヤードブリーダー」に対し、動物愛護法を中心とした法律によって規制をかけることも重要でしょう。「バックヤードブリーダー」とは、生まれてくる全ての子犬や子猫の飼育を保証できないにもかかわらず、暇つぶしや興味本位で繁殖に手を染める人のことです。
今すぐできること

ボランティア・寄付をする

 「ボランティア」という形で労働力を提供したり、「寄付」という形で金銭や物品を提供することで、犬や猫の殺処分数を減らすことができます。
 近年は「認定NPO法人制度」や「ふるさと納税制度」といった新しいシステムが誕生したことにより、犬や猫の保護活動を行っている団体に寄付をすることで、自分自身の節税にもなるという新たな流れができあがりました。有名なところでは、広島県神石高原町が「ふるさと納税」を通じて数億円の寄付金を集め、「ピースワンコ・ジャパン」の活動資金になったという例があります。ボランティアという形で保護活動の前線に行くことも、寄付という形で後方支援することも、犬や猫の殺処分低下のためには重要な要素です。詳細は姉妹サイト「子猫のへや」内にある以下のページにまとめてありますのでご参照ください。
今すぐできること
犬の殺処分についてトップへ

犬の殺処分の現状と今後

 環境省が公開している犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況内の引き取り数、殺処分数、譲渡数データを見てみると、少しずつではありますが、殺処分数が減って譲渡+返還数が増えつつあることを確認できます。
犬の殺処分数と譲渡数
犬の引き取り数・譲渡数・殺処分数の年次推移  今後この殺処分数をさらに減らし、限りなくゼロに近づけるため、環境省では「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」というサイトを立ち上げ、地方における取り組みを随時紹介するようになりました。私たちも、一人ひとりが「ノーキル」(No-Kill)という目標に向かい、以下に挙げるような問題に取り組んでいくことが重要となってくるでしょう。
殺処分に関連する問題点
犬の殺処分についてトップへ

動物愛護関連書籍

 以下でご紹介するのは、動物愛護や殺処分に関連した書籍です。内容や読みやすさによって「小学生以上向け」、「中学生以上向け」、「高校生以上向け」の3つに分けてあります。実際に読んでみたい本がある場合は「購入」という欄にあるリンクをクリックしてください。
動物愛護関連書籍・目次

小学生以上向け

  • 子犬工場 子犬工場・サムネイル画像  しないほうがいいことを全てやってきたと告白する著者が、反省の意を込めて送るメッセージは「買わないことで救える命がある」~悪徳繁殖業者、犬をモノとして扱うペットショップ、自分勝手な理由で犬を飼育放棄する飼い主など、現代のペット業界にある暗部を平易な文章で描写していく。ペットショップにいく前に、子供も大人も読んでほしい。
    ●大岳美帆/WAVE出版
    ●読了時間=30~40分
    ●対象年齢=小学高学年以上
    ●価格=1,512円
    ●購入=Amazon楽天
  • ある犬のおはなし ある犬のおはなし・サムネイル画像  飼い主に捨てられた1頭の犬の目から、殺処分の現実を見つめる。冷たい金属ボックスの中に、少しずつ炭酸ガスが注入されていく様子は、決して「安楽死」などではないというメッセージが伝わってくる。
    ●kaisei/トゥーヴァージンズ
    ●読了時間=5~10分
    ●対象年齢=小学生以上
    ●価格=1,080円
    ●購入=Amazon楽天
  • ”いのち”のすくいかた ”いのち”のすくいかた・サムネイル画像  第一章は、身勝手な飼い主の都合で保護施設に捨てられた犬や猫の表情を、鉄格子越しに撮影したフォトストーリー。第二章は、捨て犬「クウちゃん」が、施設から里親さんの家庭に引き取られるまでの流れを、写真とともに追う。
    ●児玉小枝/集英社みらい文庫
    ●読了時間=10~20分
    ●対象年齢=小学生以上
    ●価格=670円
    ●購入=Amazon楽天
  • 100グラムのいのち 100グラムのいのち・サムネイル画像  100グラムにも満たないはかなげな命でも、人間が手を差し伸べることでかけがえのない大きな存在になる~保護団体「ランコントレ・ミグノン」と預かりボランティアさんの家からは、様々なハンデやトラウマを抱えた犬や猫たちが、新たな里親のもとへと巣立っていった。東京や被災地で保護した動物たちを新たな家庭に譲渡するまでの奮闘記を、表情豊かな写真とともに描く。
    ●太田京子/岩崎書店
    ●読了時間=1時間前後
    ●対象年齢=小学高学年以上
    ●価格=1,404円
    ●購入=Amazon楽天

中学生以上向け

  • ゼロ!熊本市動物愛護センター10年の闘い ゼロ!熊本市動物愛護センター10年の闘い・サムネイル画像  熊本市動物愛護センターでは、毎週火曜と金曜が殺処分の日だった~「仕事だから」では割り切れない怒りと悲しみを原動力に、多くの人が鼻で笑う「殺処分ゼロ」を実現するための10年に渡る挑戦が始まった。
    ●片野ゆか/集英社
    ●読了時間=2時間前後
    ●対象年齢=中学生以上
    ●価格=734円(電子版あり)
    ●購入=Amazon楽天
  • ペット殺処分 ・サムネイル画像  二酸化炭素を注入して犬たちを緩やかに窒息死させる殺処分装置「ドリームボックス」。ここに入れられた犬たちは、果たして本当に「ドリーム」を見ているのだろうか?動物愛護センター職員の苦悩を追う物語風ノンフィクション。
    ●小林照幸/河出書房新社
    ●読了時間=1~2時間
    ●対象年齢=中学生以上
    ●価格=233円~
    ●購入=Amazon
  • 犬たちをおくる日 犬たちをおくる日・サムネイル画像  愛媛県動物愛護センター職員たちの日常を追いながら、犬たちを殺処分機に「おくる」ジレンマを描く。犬の命と引き換えにおもちゃを買おうとするとか、犬を処分するついでに別の子犬を貰おうとするといった例は、全てでは無いものの、皆無とは程遠い。
    ●今西乃子/金の星社
    ●読了時間=30分前後
    ●対象年齢=中学生以上
    ●価格=1,404円
    ●購入=Amazon楽天
  • いのちの花 いのちの花・サムネイル画像  殺処分の数値なんか現実を知ったことにはならない~名もなき女子高生たちは、心ない批判と重労働に涙を流しながら、ゴミとして無造作に積み重ねられた犬や猫の骨を砕き、「命の花」へと生まれ変わらせた。
    ●向井愛美/WAVE出版
    ●読了時間=20分前後
    ●対象年齢=中学生以上
    ●価格=1,188円
    ●購入=Amazon楽天
  • 命を救われた捨て犬 夢之丞 命を救われた捨て犬 夢之丞・サムネイル画像  2014年8月20日未明に起きた広島土砂災害現場で遺体発見に貢献したのは、かつて人間を恐れてクレートの隅で震えていた1頭の捨て犬だった~捨てられた命が持つ無限の可能性を示した「夢之丞」の成長物語。
    ●今西乃子/金の星社
    ●読了時間=40~50分
    ●対象年齢=中学生以上
    ●価格=1,404円
    ●購入=Amazon楽天

高校生以上向け

  • 犬を殺すのは誰か 犬を殺すのは誰か・サムネイル画像  悪徳ブリーダーのもとで「生産」された子犬たちは、ペットオークションという醜悪な形態を経由して、「消費者」の元に届けられる。流通過程で犬を苦しめているのは拝金主義の繁殖屋か、それとも需要を生み出している消費者か。ペット流通の闇を概観できる入門書。
    ●太田匡彦/朝日新聞出版
    ●読了時間=1~2時間
    ●対象年齢=高校生以上
    ●価格=648円
    ●購入=Amazon
  • それでも命を買いますか? それでも命を買いますか?・サムネイル画像  動物を商品としてしか見ず、売れ残りを平気で処分する小売業者、動物を産む道具としてしか扱わず、死ぬまで子犬を生ませる繁殖業者…1兆円産業の裏側に蠢(うごめ)くおぞましい金儲け主義と、その犠牲となる罪無き動物たちの姿を、生々しい現場の声とともに暴く。ペット流通業界の真実を知った時、それまで「かわいい」と感じていたペットショップの子犬たちが、「かわいそう」と思えるはず。
    ●杉本彩/ワニブックスPLUS新書
    ●読了時間=1~2時間
    ●対象年齢=高校生以上
    ●価格=896円
    ●購入=Amazon楽天
  • 日本の犬猫は幸せか 日本の犬猫は幸せか・サムネイル画像  犬や猫の「リホーミング」(養子縁組)が遅々として進まない日本に求められているのは、役所と一般市民双方の意識改革である~犬の入手先の代名詞となっている保護団体「バタシー」、動物虐待の取り締まりに強い権限を持つ「RSPCA」、市民からの寄付金だけで数十億円を集める「ドッグトラスト」など英国の例を引き合いに出し、動物愛護分野における日本の基礎体力の弱さを指摘する。
    ●エリザベス・オリバー/集英社新書
    ●読了時間=90分前後
    ●対象年齢=高校生以上
    ●価格=734円
    ●購入=Amazon楽天
  • 殺処分ゼロの理由 熊本方式と呼ばれて 殺処分ゼロの理由 熊本方式と呼ばれて・サムネイル画像  「犬を持ち込む飼い主への説得」、「適正飼育に関する啓蒙活動」、「迷子札装着の推進」など、今日では当たり前とも思える数々の対策は、いつしか「熊本方式」と呼ばれるようになり、殺処分減少の方程式として広まっていった。
    ●松田光太郎/熊日情報文化センター
    ●読了時間=1~2時間
    ●対象年齢=高校生以上
    ●価格=1,080円
    ●購入=楽天
犬の殺処分についてトップへ