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犬を飼う前に必要な条件

 残念なことに、毎年殺処分(さつしょぶん:保健所や動物愛護センターなどで命を奪われること)される犬や猫が後を絶ちません。その背景には、安易な動機や単なる思いつきでペットを飼育してしまい、結局負担になって捨ててしまう飼い主の存在が、少なからず存在しています。こうした不幸な動物たちを増やさないためにも、ペットを飼う前に必要となる条件について、一度チェックしてみましょう。

犬を飼うための条件いろいろ

 犬を飼う際に必要となる様々な条件をまとめました。設問を読み、ご自分が犬を飼育する上で理想的な条件を満たしているかどうかをご確認下さい。もし満たしていない場合、じっと我慢して時を待つほうが、動物のためのみならず、飼い主のためにもなります。

犬を飼う経済的な余裕がある?

 毎日のエサ代のほか、犬が病気や怪我になったとき、多額の医療費が必要なこともあります。愛情だけでは解決できない問題もありますので、 ご自分の経済力を今一度ご検討下さい。 犬を飼う際に必要な費用

ペットを飼える住宅環境か?

 賃貸の場合「ペット可」の契約条項が必要です。こっそり飼うとトラブルの原因となり、結果的に犬を不幸にしてしまいます。 契約でペットが禁止されていたら、いさぎよく諦めましょう。また仮にペットの飼育が契約で許可されていても、狭い賃貸住宅で大~超大型犬を飼うと騒音トラブルにつながりかねません。犬が窮屈に感じてしまいますので、住宅の大きさと犬の体格を合わせる必要があります。具体事例

当分の間、引越しの予定はない?

 犬は環境の変化にデリケートです。人間の側の都合であまり頻繁に引越しを繰り返すと、犬にストレスを与えてしまいますので、 安定した生活環境が必要です。

犬のために勉強できる?

 犬のしつけにはある程度の知識が必要です。事前の勉強を怠って我流のしつけをしたり、しつけに詳しくない友達の言葉を鵜呑みにしてしまうと、犬の行動が改善されないばかりか、逆に悪化してしまうこともありえます。それなりに予習してから犬を迎えるのが基本です。決して「合格率30%の難関」というわけではありません。犬のしつけの基本

犬種とライフスタイルは合っている?

 犬には非常に多くの種類があり、それぞれに特徴を持っています。こうした特徴を無視して思いつきだけで犬を飼ってしまうと、飼い主も犬も幸せになれません。例えば、1日数時間の運動を必要とするボーダーコリーを一人暮らしの人が飼うとか、引っ張る力が強いグレートピレニーズを足腰の弱い年配の人が飼うなどです。犬の種類

犬の為ならプライベートを犠牲にできる?

 ペットはぬいぐるみではなく愛情を必要とする生き物です。散歩はもちろんのこと、被毛のブラッシング、毎日の歯磨き、マッサージによるスキンシップなど、心や体のケアにも時間を割かなければなりません。他の遊興に対する関心が強い方は安易にペットは飼わないほうが良いでしょう。犬の体のケア

犬を散歩させる体力はある?

 犬にとっての散歩は子供にとっての遠足のようなものですので、毎日外に連れ出してあげるのが基本です。飼い主が散歩を怠ると、犬がストレスを抱えて無駄吠えにつながってしまうかもしれません。 犬の健康と幸せを実現するためには愛情のほか体力も必要です。極端に太っている、体力がない、足腰が悪いといった事情を抱えている人は、まずは犬の散歩に付き合えるだけの健康体を取り戻すのが先決です。犬の散歩

きれい好き・掃除好き?

 基本的に犬には抜け毛があります。抜け毛だらけの汚ない部屋だと、ノミやダニが犬に寄生しやすくなりますので、飼い主の衛生観念も重要です。

老犬を介護する覚悟がある?

 犬の寿命は人間よりも短く、あっという間に老境がやってきます。犬が老いて認知症にかかり、飼い主を見分けることができなかったり呼びかけに答えなくなるのはさびしいことです。しかしそういう状態になってもペットに対する愛情を失わない強い意識が必要です。 犬の老化

犬の預け先を確保できる?

 一人暮らしや共働きの人はどうしても家を空けなければならないとき、信頼して預けることのできる知人が必要です。見つからない場合はペットシッターやペットホテルを利用するのも手ですが、犬にとって環境の変化は多大なストレスとなりますし、お金もかかります。家を留守にしがちな生活パターンの場合、ペットの飼育は見合わせたほうが賢明です。

後見人はいる?

 一人暮らしで犬を飼っている場合、思わぬアクシデントに見舞われて犬が部屋の中に取り残される危険性があります。例えば地震、火事、洪水といった自然災害のほか、不整脈による卒倒、動脈瘤破裂による突然の脳梗塞、交通事故による不慮の死などです。犬を迎える前に、飼い主の安否を定期的に確認でき、いざとなったら犬の面倒を見てくれる後見人を見つけておくことが重要です。

家にいる時間が多い?

 犬は群れの中で生活する動物で、愛情が必要な生き物です。長時間放っておかれると不安になってストレスもたまりますので、仕事で家にいる時間がほとんど作れないという方は犬を飼うことを控えた方がよいでしょう。 犬の強迫神経症

家族全員が犬を飼うことに賛成している?

 一人でも犬に対する無関心や嫌悪感、あるいはアレルギーなどがあると、共に生活することは難しくなるでしょう。10年近く共に暮らすパートナーですので全員の賛成を得た上で、愛情豊かな環境を整えてることが必要です。特に犬アレルギーの事前検査は家族全員が必ずやっておくことをお勧めします。 犬アレルギーについて
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