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迷子犬の探し方

 犬が万が一迷子になったときのための知識です。迷子になる原因から対処法、そしてそもそも迷子にならないための予防法にいたるまでを解説します。

迷子犬の発生原因

 犬が迷子になる原因をまとめました。どれもよくあるパターンで、なおかつ人為的なミスがほとんどですので、飼い主の側で迷子の発生を予防してあげましょう。
犬が迷子になる原因・目次

ノーリードで散歩中に

 ノーリード(リードをつけない状態)で散歩している途中、犬が逃げ出して迷子になるパターンがあります。こういう飼い主は元より論外で、犬の散歩についてをもう一度読み直した方がよさそうです。
リードをつけない人は飼い主失格です。  「私のワンちゃんは絶対に私のそばを離れないのよ!」と、自分と犬との相思相愛を誇示したいのか、ただ単にリードを装着するのが面倒なのか、それとも首輪をつけるということが犬を苦しめていると考えているのかは分かりません。しかし、急な物音、他の犬の吠え声や急襲、急な落雷など、犬がパニックに陥る原因は、飼い主が想像している以上にたくさんあります。リードとはこうした不測の事態が起こったときのための、いうなればシートベルトのようなものなのです。迷子のみならず、交通事故や咬傷事故(こうしょうじこ=飼い犬が他人を噛んでしまうこと)を予防するためにも、散歩するときは必ずリードをつけて愛するペットを守ってあげましょう。 犬に必要なお出かけグッズ

首輪が外れて

 リードを付けて散歩していたのに、首輪が緩んでいたために犬が首輪から抜けてしまい、迷子になるというパターンもあります。
大丈夫なようでも、犬の首から首輪が外れてしまうというケースはけっこうあるのです。  被毛が無い状態の犬の骨格は、驚くほど華奢(きゃしゃ)です。これはシャンプーなどの際、犬に水を掛けて被毛をつぶした状態にすれば、 容易に確認できます。しっかり首輪がはまっているようでも、案外ゆるい状態のまま付いていることがありますので、 今一度首輪と犬の骨格が合っているかどうかをご確認下さい。
 ポイントは首輪の円周が、犬の頭蓋骨の円周よりも小さいかどうかを確認することと、首に装着したとき、飼い主の指が隙間に入るくらいの遊びがあるかどうかを確認することです。人間で言うとちょうど、Yシャツの襟のようなイメージで、頭は抜けないけれども、首は苦しくないくらいがベストです。
 また、犬が急にリードを引っ張ったために思わずリードを離してしまい、犬が迷子になるというケースもあります。リードを持つときは手の平に巻きつけるようにしてもてば、このパターンを簡単に予防できます。

盗難によって

 悪意の第三者によって盗難されることにより、犬が迷子になるというパターンもあります。
盗難によって愛犬を失うのは、精神的なダメージが大です。   2007年度の事例としては、北海道札幌市において、ドラッグストアで買い物中、外につないでおいたフレンチブルが盗まれるという 事件がありました。飼い主が必死に捜索して犯人を突き止めましたが、問い詰められて気が動転した犯人は犬をベランダから放り投げ、 「家に犬なんていません!」とごまかしたというのが事の顛末(てんまつ)です。
 飼い主が用事を済ませている間に、犬をどこかにくくりつけて待たせておいたり、 車の中に放置しておくと、心無い第三者が盗んでいく危険性があります。 盗難されやすい状況がなるべく発生しないように気をつけましょう。具体的には、買い物と散歩の時間とをいっしょくたにしない、犬をつないで待たせるときは、極力自分の目の届く範囲につないでおくなどです。

家の隙間から這い出て

 先述しましたが、被毛が無い状態の犬の骨格は驚くほど華奢(きゃしゃ)です。 にわかには信じられないような小さな隙間から外に出て行って迷子になるというパターンもありますので、飼い主としては注意が必要です。特に玄関周辺や裏口などに、見落としているような小さな隙間が無いかどうか、今一度確認してみましょう。
犬は思わぬ場所から外に出てしまうこともあります。  また、しっかり締めたつもりのドアなどから犬が自力で出て行ってしまうパターンもあります。 ケージの扉や部屋のドアなど、通常「締めていれば大丈夫!」と思い込んでいる場所も、もう一度点検してみましょう。 そして念には念を入れて、犬が扉やドアが自力で開けられないようにロックやドアガードなど(100円ショップなどで簡単に入手可能)を付けて補強します。
犬が脱走する瞬間
 以下でご紹介するのは、犬が狭い隙間を通って脱走する瞬間を捉えた映像です。「まさか」と思うような場所から逃げ出してしまいます。大丈夫だと思っている小さな隙間でも、決して油断できないことを思い知らせてくれます。 元動画は⇒こちら

ドアを開けた瞬間に

 多くの飼い主は、基本的に家の中ではノーリードで犬を飼っていると思います。 しかし来客などで飼い主が玄関を開けた瞬間を見計らって外に飛び出し、そのまま迷子犬になってしまうというパターン もありますので要注意です。
 家の中でリードを付けろとまでは言いませんが、ドアから外に出ることができないようなレイアウトに設定してください。例えば、そもそも犬が玄関に出れないようにゲートを設ける、などです。 犬のゲート

迷子札の装着を怠って

見た目が冴えない迷子札に二の足を踏み、装着を怠る飼い主は結構います。  装着義務がある迷子札(まいごふだ=畜犬登録をした時にもらう、 通称「鑑札」とよばれる札)の装着を怠ることが、間接的に迷子犬の原因を作っているともいえます。そもそも面倒くさがって畜犬登録(ちくけんとうろく)自体をしていない人は、今すぐしましょう。
 また鑑札をもらったのだけれども、”ファッション性”という観点から装着に対して二の足を踏んでいる飼い主の方は、マイクロチップ(ライフチップ)の導入も検討してみてはいかがでしょうか。
犬用マイクロチップとは?
鑑札の装着に気が進まない人は、皮下に埋め込むタイプのマイクロチップがお勧めです。  マイクロチップ(ライフチップ)とは、ほぼ米粒を二つ並べた大きさの電子標識器具の一つで、専用のインジェクター(埋め込み器)で皮下に埋め込みます。その中にはデータとして飼い主の名前、ペット名、住所、電話番号、性別、種別などが格納されます。データを読み取るには当然専用の読み取り機が必要となりますが、日本においても獣医師会加入の動物病院や、動物保護センター、保健所などに導入が広がっています。
マイクロチップのよしあし
マイクロチップのメリット
 迷子になった犬が運良く、読み取り機を備えた施設に保護された場合、 飼い主に対してすぐに連絡が来ます。また近い将来、ライフチップがさらに進化し、いわゆる「GPS機能」を備えるようになれば、 地球上のどこにいても即座に迷子犬の居場所を割り出すことができるようになるでしょう。
 ペット保険の中には、「マイクロチップ割引」を設けているものもあります。
マイクロチップのデメリット
 マイクロチップは、迷子犬が第三者に保護され、内容を読み取られて初めて効果を発揮します。 誰にも保護されず、ただ単に河川敷をうろついている状態の犬なら、チップがあろうがなかろうが全く無関係になるでしょう。 また仮に第三者に保護されたとしても、保護した本人がそのまま迷子犬を”ネコババ”して自宅で飼ってしまうと、 GPS機能でも付いていない限り、チップの存在意義は極めて薄くなってしまいます。
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ペット探偵に探してもらう

 世の中にはペット探偵という職種があります。これは主として迷子になったペットの捜索を引き受けるというものです。しかし通常の「探偵」と同様、ペット探偵も国家資格ではないため、「今日から私はペット探偵!」と宣言すれば、誰でも探偵になることができてしまいます。
 選択肢の一つとして提示しておきますが、発見できた場合の料金、できなかった場合の料金など、ご自身で確かめた上で、依頼するかどうかご決断下さい。なお、ペットの発見率はいなくなってからの対応が早ければ早いほど高くなる傾向があることは事実です。「今すぐにでも迷子のペットと再会したい!」と強く望まれる方は、考えてみても良いかもしれません。「ペット 捜索」、「ペット 迷子」などのキーワードで検索を掛けるとさまざまな業者がヒットしますが、最終的な選定は自己判断でお願いいたします。
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自分で迷子犬を探す

 犬を始めとするペットが万が一迷子になってしまったとき、飼い主はどのように行動すればよいのでしょうか?以下では効率的な対処法について解説します。
自分で迷子犬を探す・目次

行政機関に連絡

 犬や猫を飼ったことの無い一般人が保護した場合、野良犬、野良猫⇒保健所という思考パターンをもっていることがほとんどです。 保護された迷子犬が動物愛護センターや保健所に送られている可能性がありますので、管轄(かんかつ)の施設に連絡を入れましょう。
 ちなみに最近ではネット上で迷子情報を提供している自治体も多いですが、多少のタイムラグがあるようですので、最新情報を仕入れたい場合は直接電話で確認します。たとえば東京都動物愛護センターが収容動物データベースという形で提供している迷子情報はこのような感じです(リンク先参照)。

病院や警察に連絡

飼い主にとって怖いのは、迷子犬が事故や事件に巻き込まれ、怪我を負っていることです。  迷子犬が交通事故や動物虐待の被害に遭い、 救急病院などに収容されている可能性もあります。取り急ぎ救急病院や動物病院に連絡を入れ、ご自分のペットの外見を伝えましょう。また、事故に遭ったペットが清掃局に回収されている可能性も、残念ながら否定できません。お住まいの地域の清掃局にも問い合わせてみましょう。
 なお犬は法律上「モノ」として扱われます。ですから迷子犬を保護した人が、犬を「拾得物」(しゅうとくぶつ=いわゆる落し物)として派出所や警察署に届け出ているかもしれません。お近くの交番に問い合わせてみましょう。派出所間で連絡を取り合ってくれれば、多少離れた場所に迷い込んでいても見つかる確率が高まります。

ネットで情報収集

 IT技術の進歩により、近年は迷子犬の情報をほぼリアルタイムで確認することができるようになりました。「迷子犬 掲示板」などで検索をかけ、お住いの地域に迷子犬情報の掲載依頼を出してみましょう。また犬がいなくなった場所を管轄する保健所や動物愛護センターのホームページも併せてチェックします。

迷子チラシをつくる

 迷子になったペットは、いなくなった場所の近くで見つかることが多くあります。 地域住民の目に広く触れる形で迷子犬の告知ができれば、それだけ発見できる可能性も高まりますので、効果的な告知チラシがあると便利です。以下で簡単な一例を挙げます。なお、犬の写真は必ず載せる必要がありますが、どうしても無い場合は絵を描くか、ネット上で似た犬の写真を拝借して、「こんな感じの犬です」と注釈を添えましょう。
 なお、迷子チラシを専門に作成してくれる会社もあります。ねこてっくす迷子ペット.netなどが一例です。最短では注文した当日に納品できることもあります。
迷子チラシの一例
犬の写真に基本情報を添えて迷子チラシを作ります。
  • 1、犬の状態 犬の種類、性別、不妊手術の有無、鑑札やマイクロチップの装着の有無。
  • 2、犬の名前 探すときに名前を呼ぶと反応を示すことがありますので、名前は明記しましょう。
  • 3、犬の特徴 その犬にしかない特徴を明記しておくと、探す側でも個体判別しやすくなります。
  • 4、失踪場所 失踪した場所です。ここを中心として捜索範囲を広げていきます。
  • 5、謝礼 これがあることにより、連絡してくる確率がアップしますが、トラブルが発生しないように充分気をつける必要があるでしょう。謝礼の内容は明示しないほうが良いです。「発見につながる有効な情報をくれた方には、心ばかりの謝礼を差し上げます」など、お金なのか物品なのか分からない、当たり障りの無い表現が無難だと思います。電話を掛けてきた情報提供者に対し、「犬が見つかった場合は、謝礼を差し上げます」と念を押すことも重要です。電話を掛けた時点で何かをもらえると思っている人もいるので、トラブルが発生しないように注意して下さい。
  • 6、連絡先 セキュリティの関係上、住所は不要です。電話は携帯の方が無難でしょう。 また、明記する名前は仮名で構いません。この仮名宛にかけてきた人は、その時点で迷子犬の連絡であるとすぐにわかります。
  • 7、もぎり 連絡先を記した「もぎり」(ちぎって財布などに入れる小紙片)をちらしの下などに作っておくと便利です。
 これを印刷業者に頼んで500枚~1000枚ほど印刷しましょう。パソコンのプリンターでは雨水でにじんでしまいますので、ここはお金がかかっても印刷業者に頼んだ方が無難です。大きさは、ポスティング用ならB6~A5サイズ、貼付用ならB5~A4サイズがよいでしょう。

迷子チラシを配る

 できた迷子チラシを早速配りますが、チラシを貼付するなら、不特定多数の人が目にする場所がよいでしょう。具体的には、 個人の経営している商店(靴屋、クリーニング屋、そば屋など。コンビニやファミリーレストランなど、フランチャイズ展開している店は難しいことが多いです)、 派出所、郵便局、スーパーマーケット、銀行、町内会の掲示板などに”ダメもと”でお願いし、目立つ場所に貼らせてもらいます。ペットの生死が掛かっていますので、気後れしている場合ではありません。
作った迷子チラシをなるべく多くの人の目に触れさせることが、犬の早期発見につながります。  電柱に貼るという方法もありますが、これは法に抵触(ていしょく)してしまいます。 しかし迷子犬の捜索など、非営利目的の場合は大目に見てくれることが多いようです(貼るかどうかは、最終的にご自分の裁量でお願いいたします)。その場合、地図上にチラシ貼付場所をマーキングしておき、迷子犬が見つかった場合はすぐさまチラシをはがせるようにしておきましょう。
 チラシを配布するなら、犬の集まる公園などに聞き込みを行い、そのついでにチラシを配るのが有力です。犬の飼い主は、ペットを失った心の痛みに共感してくれることが多いので、協力者を得やすいでしょう。
 あとは地域住民の郵便受けにポスティングします。 首輪のついた犬を勝手に自分のものとして飼うと、「窃盗罪」(せっとうざい)に当たるという法的な知識の無い人が大部分です。犬を保護してそのまま飼っている人がいる場合は、ポスティングによって個別に告知すると、名乗り出てくれるかもしれません。

連絡を待つ

 告知チラシを配布したり貼付したら、あとは運を天に任せて連絡が来るのを待つしかありません。不特定多数の人間に働きかけているという関係上、はっきり言って、いたずら電話や冷やかしがある可能性も否定できません。また、手を尽くしたにもかかわらず、結局ペットが見つからないこともあります。
 配布したり貼付したチラシを見て連絡してきた個人に対しては、「見つかった場合は謝礼を差し上げますので、お電話番号など頂戴できますか?」と切り出すと、連絡先を聞きやすいでしょう。情報の内容が信頼に足ると判断される場合は、その情報に基づいて改めて付近の捜索を行います。
 ここまでお読み頂いた方は、「こんなしちめんどう臭いことをするくらいなら、そもそも犬が迷子にならないように気をつけよう!」と痛感されていると思います。しかしそれこそが、このページで最も言いたいことです。 迷子犬が発生する原因は何なのか、そして迷子犬が発生しないようにするためには、飼い主として何に気をつければよいのかを常に念頭においておけば、 ペットの迷子は比較的容易に予防することができるのです。
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迷子探しに役立つ商品

 テクノロジーの急速な発展により、近年は迷子になってしまった犬を素早く見つけるための商品が続々と市販されるようになってきました。こうした商品をあらかじめ導入しておくと、迷子犬の発見率が高まってくれる可能性があります。基本的な仕組みは、犬に取り付けた子機から発信される位置情報を、GPSや無線通信を介して親機に知らせるというものです。以下ではその一例をご紹介します(2016年時点)。 迷子犬発見システムの基本~GPS型と無線型

ペットフィット

 NTTドコモが提供している「ペットフィット」は、愛犬の様子や居場所、健康状態といった情報を、PCやスマートフォンで簡単に確認できるGPS型サービスです。GPSとは「全地球測位システム」のことであり、送信機と受信機の間に人工衛星を挟むことを特徴としています。
 基本的な仕組みは、子機である「ペットフィットタグ」を装着した犬が、親機である「ペットフィットステーション」から50m程度離れて10分経過すると、メールで知らせてくれるというものです。ただし、タグの電源が切れていたり、圏外にいる場合は、位置情報を検索することができないこともありますので注意が必要でしょう。利用する際は、上記機器の購入費用のほか、月々の通信利用料が必要となります。 ペットフィット

Loc8tor Lite

 Loc8tor.Ltdが提供する「Loc8tor Lite」(ロケーターライト)は、特許を取得した高周波無線通信技術によって、子機であるタグの位置を検知する機器です。親機と子機の距離が近いほど、LEDライトが強く反応するという仕組みになっています。ただし見通しの良い場所で使用した場合の検知限界は122m程度ですので、少なくとも迷子犬と100m以内まで接近しないといけません。ペット専用の「Loc8tor Pet」という姉妹商品もあります。 Loc8tor Pet

つながるコル

 Anicallが提供する「つながるコル」は、近距離無線通信規格の一つ「Bluetooth」によって迷子の位置情報を知らせてくれる商品です。飼い主が「迷子通知モード」を選択すると、犬の首輪に取り付けられた子機から識別番号が送信され、専用アプリをダウンロードしたスマホ(親機)での検出が可能となります。 つながるコル

その他

 以下は迷子探しに役立つ可能性がある商品やサービスです。それぞれに短所がありますので、あくまでも補助的に用いるものだとお考えください。
補助的な商品・サービス
  • iCookie ICK-H1 「iCookie ICK-H1」は、近距離無線通信規格の一つ「Bluetooth」によって、子機と親機(スマホ)が10~20m離れるとアラームで知らせてくれる機器です。これは「いなくなった犬の近くに来たらアラームが鳴る」という仕様ではないため、「迷子探し」ではなく「迷子予防」として用いるしかありません。
  • キーファインダー 失くした鍵などを探すときに用いる「キーファインダー」というアイテムを迷子探しに転用するというアイデアもあります。しかしこのアイテムは、スイッチを押すとライトが点いたりアラームが鳴るというタイプが大半です。光や音に驚いた犬が道路に飛び出してしまう危険性があるため、あまりお勧めはできません。
  • 海外のサービス 海外では「Tagg GPS Plus Whistle」(犬・猫)や「Pawtrack」(猫専用)といった、GPS衛星を利用した迷子探しサービスが続々と登場しつつあります。こうしたサービスは今後日本にも輸入される可能性がありますので、記憶の片隅にとどめておいて損はないでしょう。
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