| 「生活の中のいろいろな音」中のサウンドを小さい音で一つずつ出してみましょう。犬によっては全く関心を示さずおとなしくしている犬や、逆に完全に興奮して無駄吠えを繰り返してしまう犬がいるかもしれません。ひとまず音を出して犬の反応を見て見ましょう。 |
音をきかせても犬がおとなしくじっとしていたら、その瞬間にすかさず「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与えます。犬は「じっとしていたらごほうびをもらえた。もっとじっとしていよう!」と学習していきます。これが正の強化で、犬を音に慣らす際のメイントレーニングとなります。
ありがちな間違いは、音を聞いて犬が興奮している時に「よーしいいこだ!大丈夫だからおとなしくしなさい」などといって犬を落ち着かせようとする行為です。犬の解釈としては「音を聞いた⇒興奮した⇒飼い主さんが喜んでほめてくれた⇒もっと興奮しよう!」となり、全く逆の強化を行っていることになります。
あくまでも犬がおとなしくなった瞬間がほめるタイミングです。 |
ある音を聞いて犬がどうしても興奮するようなら、負の強化を用いたサブトレーニングを活用します。つまり音を聞いて興奮したその瞬間に犬に罰を与えますが、くれぐれも飼い主が不快を与えたことを悟られないように
「天罰」方式で罰を与えてください。これにより犬は「興奮したらいやなことがあった・・・じっとしていたほうがよさそうだな!」と学習していきます。これが負の強化で、犬を音に慣らす際のサブトレーニングとなります。
負の強化は常に正の強化と一体で行います。つまり「音を聞いた⇒興奮した⇒不快な天罰が下った⇒おとなしくした⇒ごほうびをもらえた」という一連のつながりをもたせ、
天罰の後には必ず正しい行動とそれに対するごほうびをセットにします。両者をセットにすることで、
何をすると天罰が下り、何をするとごほうびをもらえるのかの境界線が明確化し、犬の理解を助けます。 |
| 小さな音量に慣れてきたら、今度は音量を上げて同様のトレーニングを行います。 |
| 犬がいろいろな音、いろいろな音量に慣れてきたら、今度はごほうびを与える回数を減らしていきましょう。常にごほうびを与えていると犬がごほうび自体に飽きてしまったり、肥満の原因になりかねません。毎回ごほうびを与える⇒2回に1回ごほうびを与える⇒3回に1回⇒4回に1回・・・と減らしてゆき、最終的には「いいこ」などのほめ言葉だけにします。 |
| 最後の仕上げです。実際に外に出たりお友達の家に行ってみましょう。実際の生活の中で聞こえるの様々な音を聞いても、じっとおとなしくしていたら合格です。まだ興奮するようでしたら、何の音をきっかけに興奮するのかを見極め、おうちに帰ってから補習しましょう。 |