| ごほうびを手に持ち犬の鼻先に近づけて与えます。「飼い主の手にはいいものがある!」と印象付けましょう。ここからしつけのスタートです。 |
犬が飼い主の手に執着するようになったら、今度はその手を犬の視線よりも高いところに上げてみましょう。犬はごほうびにつられて上を向きます。首をそらせた状態は苦しいので自然と腰を落としていわゆる「オスワリ」の状態になります。犬がオスワリの状態になった瞬間に手からごほうびを与え、「いいこ」などのほめ言葉を掛けて軽く一回なでてあげます。この動作を5回くらい行い「腰を落とすとおいしいものがもらえるんだ!」と学習させます。 |
「腰を落とすといいことがある」と犬が覚えたら、次はそのオスワリ行動と予め決めておいた指示語(ここでは「オスワリ」を採用します)を結び付けます。ステップ2と同様にごほうびを犬の視線よりも高いところに上げ、犬の腰を落とさせます。その腰を落とした瞬間に「オスワリ!」と声を掛けてごほうびを与えます。この動作を何度も繰り返しましょう。犬は「腰を落とすと飼い主さんがオスワリと言う。そうしたらおいしいものがもらえるぞ!」と学習します。つまり「腰を落とす」という行動と「オスワリ」という音声的な情報が犬の中で結びついていくのです。 |
犬の中でオスワリ行動と「オスワリ」という指示語が結びついたら、今度は指示語だけでオスワリ行動を取らせて見ましょう。犬に対して「オスワリ!」と指示を出します。犬が反射的に腰を落とした瞬間にごほうびを与え、「いいこ」などのほめ言葉を掛けて軽く一回なでてあげます。犬がきょとんとして理解していない感じだったらステップ3に戻り、行動と指示語の結びつきをもう一度強化しましょう。 |
| 指示語だけで犬がオスワリ行動を取るようになったら、今度はごほうびを与える回数を減らしていきましょう。常にごほうびを与えていると犬がごほうび自体に飽きてしまったり、肥満の原因になりかねません。毎回ごほうびを与える⇒2回に1回ごほうびを与える⇒3回に1回⇒4回に1回・・・と減らしてゆき、最終的には「いいこ」などのほめ言葉だけにします。 |
| いつでもどこでも飼い主の指示に従うのがしつけの最終目標です。今度は時間と場所を変えてやってみましょう。散歩の途中で信号待ちする時、他の犬とすれ違う時、走っていく子供を追いかけそうになったときなど様々なシチュエーションで「オスワリ」を試してみます。 |