一つの行動には快か不快のどちらか一方だけを結びつけるように注意します。なぜなら、単純に犬が混乱するからです。例を出しましょう。
ある家族でマルチーズが飼われていました。ある日その家族の一員である女の子のベッドに上がって休んでいたら、
女の子がやってきて体を優しくなで、添い寝してくれました。次の日、お母さんのベッドで休んでいました。
そしたらお母さんがやってきて、いきなり大きな声で怒鳴り散らし、すっかり怒られてしまいました。
この場合「ベッドに上がる」という行動の中に、快(なでて添い寝してもらう)と不快(大声で怒鳴られる)の両方が同居しています
。これでは犬が混乱しどうしていいのか分かりません。人間で言うと、本屋の実用書コーナーでは何も言われなかったのに、
コミックコーナーで立ち読みしていたら「立ち読みはご遠慮下さい!」と注意されるようなものです。「どっちかはっきりしろよ!」と言いたくなりますよね?
犬も同じ心境です。
ポイントは一つの行動には快か不快のどちらか一方だけを結びつけるようにする、という点です。 |