まず犬の便意を読み取る訓練をしましょう。
犬が便意を催しやすいのは、寝起き、餌を食べた後、運動の後です。このタイミングに合わせて特に犬の様子を観察するようにします。犬がうんちやおしっこをしたくなると、
まずそわそわ落ち着かなくなります。特に後ろ足の動きがぎこちなくなり、
しきりに自分のお尻を気にするそぶりを見せることもあります。また床の匂いをくんくんと嗅ぎ始めたら
トイレを探している前兆です。飼い主は犬の便意のサインを見逃さないようにして下さい。 |
犬の便意を読み取ったら、犬を所定のトイレに連れて行きましょう。そこで用を足し始めたら、飼い主は決めておいた指示語を犬に聞かせます(たとえばうんちしている間に「ワンツーワンツー」など)。そうすると犬の頭の中では「用を足す」という行為と「ワンツーワンツー」という音声的な情報が結びついていきます。
「ワンツーワンツーと声を掛けられていると、安心して用を足せるぞ!」と覚えこませることが重要です。 |
犬が所定のトイレで用を足せたら、「いいこ」などのほめ言葉と同時にごほうびを与えましょう。犬の頭の中では、「この場所で用を足すとごほうびがもらえるんだ!」と記憶されますので、積極的に所定のトイレで用を足そうとする意欲が生まれます。
トイレをした後に「よくできたねぇ!じゃあハウスに入りましょうね」などといって犬をハウスに閉じ込めてしまうと、これは犬にとっての罰(不快なこと)になります。結果として「トイレで用を足すと閉じ込められて面白くないや!」と記憶し、逆にトイレでの排便を拒むようになりますので気をつけましょう。 |
犬がトイレに失敗した時の飼い主の態度は非常に重要です。
ありがちな間違いは「あらー何やってるの!ここじゃないでしょう!!」などと高い大きな声を出してしまうことです。犬にとっては「あ!飼い主さんが喜んでくれてるな!もっといろんな所でおしっこしてみよう!」となります。つまりトイレ以外の場所で用を足すことに対して「陽性強化」を行っているのです。また飼い主が粗相の処理している姿を見せてもいけません。なぜなら「あそこでおしっこをしたら、飼い主さんが来てくれるんだな。ようし!いろんな所でおしっこをして飼い主さんに構ってもらおう!」となってしまうからです。
正しい対処法はこうです。もし犬がトイレ以外の場所に粗相をしてしまったら、飼い主はまず犬をその場所から隔離します。
犬から見られない状況になったら、汚れた場所をタオルやペットシーツなど吸水性のあるもので拭いたり、うんちを取り除くなどします。
そして忘れずに、その場所に消臭スプレーを掛けておきます。
なぜなら犬は自分のおしっこやうんちの匂いのある場所に、再び用を足そうとする習性があるからです。再犯を予防するためには匂いを消す必要があります。 |
| 犬が所定のトイレで用を足すことを覚えたら、ペットシーツを囲っていたサークルを外してみましょう(室内犬の場合)。自分から自発的にトイレで用を足すようになったら合格です。 |