トップ犬の種類た行に属する犬の種類チワワ

チワワ

 チワワの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

チワワの基本情報

チワワ
  • 体高
    オス⇒ 15~23cm
    メス⇒ 15~23cm
  • 体重
    オス⇒ 1~2.5kg
    メス⇒ 1~2.5kg
  • 分類
    トイグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

チワワの歴史・ルーツ

 チワワの起源は定かではありません。中国原産説、キューバ原産説、マルタ島原産説、ヨーロッパ原産説など、実に様々なストーリーが乱立していますが、最も可能性が高いと考えられるのは「メキシコ原産説」です。
テチチ  7世紀頃~12世紀頃、現在のメキシコ辺りで栄えた「トルテカ帝国」や、1428年頃から1521年までメキシコ中央部で栄えた「アステカ帝国」では、「テチチ」(Techichi)と呼ばれる小さな犬が飼育さていました。この犬は、死者の魂をあの世へ導き、悪霊を追い払ってくれると信じられていたため、人の死に際して生贄(いけにえ)として供されていたようです。遺跡から発見された大量の犬の骨から類推し、この「テチチ」こそが、現在のチワワの祖先であるという説が有力視されています。
 1519年、スペイン軍を率いたコルテスがアステカ帝国を滅ぼしてしまうと、この地域におけるテチチは、その後数世紀に渡って消息不明となってしまいます。現在のチワワの起源となる小さな犬が発見されたのは、時も下った1850年のことです。チワワの知名度アップに貢献したルンバキング、ザビア・クガート氏メキシコのチワワ州で発見されたこの犬たちはその後アメリカへと渡って個体数を増やし、約50年後の1904年、AKCに公認されました。当初はさほど人気犬種ではありませんでしたが、「ルンバキング」の異名をとるザビア・クガート氏(Xavier Cugat, 右写真)が溺愛していたことから人気に火がつき、知名度が一気に上がりました。
 日本においては、某金融関係企業のCMに起用されたことで話題となり、「人気犬種ランキング」においては常にトップ3に入る安定感を見せています。

チワワの性格・特徴

 チワワの性格は、縄張り意識が強く、忠実で勇敢です。コロンブスは現在のキューバにあたる島でチワワの祖先犬と考られるテチチのことを「吠えない小さな犬」と表現していますが、現在のチワワは番犬のようによく吠えます。やや排他的な傾向があるため、子供や他の犬と同居する際は、しっかりとしたしつけが必要となるでしょう。
チワワの頭蓋骨泉門  身体は、小さく引き締まった体と「アップルドーム」と呼ばれる頭、黒く大きく輝く瞳が特徴です。チワワの頭蓋骨は、泉門(右図)と呼ばれる部分が大きすぎる傾向にあり、成長後も癒合不全を発症することがあります。また、頭蓋骨内に脳脊髄液が溜まってしまう水頭症の発症確率もやや高いとされます。
 全犬種の中で最も小さく、体重はセントバーナードの100分の1程度しかありません。「世界一小さい犬・体長部門」のミラクルミリィや、「世界一小さい犬・体長部門」のヘブンセントブランディとは、共にチワワです。
 被毛にはスムース(短毛)とロング(長毛)の2タイプがいます。スムースタイプは寒さに弱く、頻繁にぶるぶると震えるため、ドッグウェアなどが必要となることもあります。被毛色は多彩で、真っ黒から真っ白まで様々なバリエーションがありますが、イギリスのケネルクラブにおいては、遺伝病との関連を否定できないとして、2007年より「マール」(まだら模様)のチワワを失格としています。
 健康面では、肥満気管虚脱低血糖症、膝蓋骨脱臼や骨折てんかんなどへの注意が必要です。

チワワのお手入れ・注意点

 チワワは室内を走り回っているだけでも充分な運動になりますが、刺激を与えるため定期的に散歩に連れ出すと喜びます。寒さに弱い犬種ですので、室温や寝るときの環境には要注意です。屋外飼育はできません。スムースタイプの場合、被毛のケアは濡れタオルで時々体を拭く程度で結構です。ロングタイプの場合は週に2~3回程度ブラッシングが必要となります。

チワワの動画

 以下でご紹介するのはチワワの動画です。
 世界最小の犬種として知られ、フェネックスが祖先だと信じている科学者もいるようです。大きな耳は音を集めるだけでなく体温のラジエターとしても機能しています。体の小ささから鳥に攻撃される危険性がありますので、散歩等で外出するときは飼い主が常に注意を払う必要があります。寒さが苦手なので室温調整やドッグウェアなどで体温を一定に保ってあげましょう。
元動画は→こちら
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