サイエンスダイエット™シニア～原材料から添加物の安全性まで

　「サイエンスダイエット™シニア」はヒルズ（Hill's）が製造・販売している犬向け総合栄養食です。犬の体の大きさや健康状態に合わせ、サイエンス（栄養科学）に基づいてダイエット（食事）を最適な状態に整えている点が最大の特徴になっています。
　「サイエンスダイエットシニア」シリーズは7歳以上10歳未満の高齢犬（大型犬の場合は6歳以上）を想定して製造されたドッグフードです。たくさんの種類がありますが、共通しているのはミネラル（ナトリウムとリン）を調整して腎臓と心臓に配慮している点、グリコサミノグリカン等で関節や軟骨に配慮している点、ビタミン（CとD）の添加によって歯や歯茎の健康に配慮している点です。
　公式サイトではドライタイプが紹介されています。なお犬の年齢が10歳～13歳未満の場合は「サイエンスダイエットシニアプラス」、13歳以上の場合は「サイエンスダイエットシニアアドバンスド」をご参照ください。 小型犬用 小粒 大型犬用 種類と成分保証値

種類	タンパク質	脂質	カロリー （kcal）
小型犬用	19.3%	14.8%	3.64
大型犬用	19.4%	15.6%	3.64
小粒	19.1%	15.3%	3.68
中粒	18.7%	15.3%	3.68

料金・価格 給餌目的 フードのタイプ 対象年齢 原産国 製造・販売 公式情報 NEXT：原材料と添加物リスト

　「サイエンスダイエット™シニア」は7歳以上の高齢犬を対象としたドッグフードです。「サイエンスダイエットシニア・高齢犬用7歳以上」というのが基本商品で、そこに「小型犬」や「小粒」などのオプションが付いてシリーズを構成しています。
　加水分解豚軟骨と加水分解甲殻類はグリコサミノグリカン源で、関節や軟骨に配慮して添加されています。効果に関しては「コンドロイチンとグルコサミンが犬猫の関節に良いというのは本当？」で詳しく解説してあります。
　大型犬用に多めに含まれているオメガ3と6脂肪酸に関しては「犬にオメガ3脂肪酸（DHA・EPA）を与えると何がどう変わる？」をご参照ください。
　小型犬用の特徴は口や歯の大きさに合わせて薄く加工してある点です。 素材・添加物の区分と安全性