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レイクランドテリア

 レイクランドテリアの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

レイクランドテリアの基本情報

レイクランドテリア
  • 体高
    オス⇒ 37cm
    メス⇒ 34cm
  • 体重
    オス⇒ 8kg
    メス⇒ 7kg
  • 分類
    テリアグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

レイクランドテリアの歴史・ルーツ

レークランド地方の位置  レイクランドテリアの起源は定かではありませんが、 ボーダーテリアベドリントンテリアフォックステリアなどと共通の祖先をもつと考えられています。イギリス北西部にある湖水地方(lakeland, 右図)において、古くから農家によって飼育され、猟犬と共にキツネやカワウソなどの害獣を駆除してきました。その後、キツネ狩りが娯楽として広まっていくと、この犬を伴うことが一種のファッションになります。
 1912年になると、カンバーランド郡(現カンブリア)において犬種クラブが創立され、血統の維持と犬種としての固定化が図られるようになりました。第一次世界大戦の勃発で一時は頓挫しましたが、1920年代に入って計画が再開され、スタンダードと同時に「レイクランドテリア」という犬名が、イギリスのケネルクラブに公認されます。ドッグショーデビューは1928年で、アメリカのAKCによる公認は1934年です。
 レイクランドテリアの中でもとりわけ有名なのは、スティングレイ(Stingray of Derryabah)という犬です。この犬は、1967年(Crufts)と翌68年(Westminster)に開催されたドッグショーにおいて、立て続けに優勝するという偉業を成し遂げました。

レイクランドテリアの性格・特徴

 レイクランドテリアの性格は陽気で活発、勇敢でやや用心深いところがあります。いつも探索したり遊んだりして忙しく動き回るのを好む、活動的な犬種です。ただし主人以外の他人にはなつきにくく、他の犬やペットに対して時々攻撃的になる場合もありますので、充分なトレーニングが必要です。
 身体はスクェアな外観で、被毛色は、ブラック、ブラックアンドタン、ブルーアンドタン、ダークグリズル、グリズル、リバーアンドタン、レッド、ウィートンなど多彩です。

レイクランドテリアのお手入れ・注意点

 レイクランドテリアは活動的な犬種なので、毎日1時間程度の散歩や運動を取り入れてあげましょう。室内飼育が理想です。被毛は針金のように粗く、週に1~2回程度のコーミングと、年に4回ほどのむだ毛取りが必要です。

レイクランドテリアの動画

 以下でご紹介するのはレイクランドテリアの動画です。
 AKCでは1934年に公認されています。
元動画は→こちら
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