トップ犬の種類は行に属する犬の種類プーリー

プーリー

 プーリーの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

プーリーの基本情報

プーリー
  • 体高
    オス⇒ 43cm
    メス⇒ 40cm
  • 体重
    オス⇒ 9~18kg
    メス⇒ 9~18kg
  • 分類
    ハーディンググループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

プーリーの歴史・ルーツ

コモンドール  プーリーの起源は、1000年以上前に中近東の遊牧民(マジャール族)によってハンガリーに持ち込まれた犬だと言われています。プーリーとコモンドール(写真右)は極めて類似した外観を有していますが、プーリーの方が作業意欲旺盛でテリアの気質も兼ね備えており、水中でリトリバーとしても才能を発揮し、特に牧羊犬として優秀です。牧羊犬としてのプーリーは、群れから離れた羊を見つけると羊の背に飛び乗り、背を引っ掻いたり首筋を噛み、方向をコントロールして群れに戻すという芸当もこなせます。
 プーリーは毛色や毛質を除けばチベタンテリアとの類似点が多く、なんらかの血縁関係があることを示唆しています。またその性能や体形から、プードルの基礎犬ではないかという説もあります。
プーミー  17世紀以降、ハンガリーでは西欧民族の流入によってフランスやドイツの牧羊犬とプーリーとの交雑が進み、「プーミー」(写真右)という犬種が盛んに作出されました。このため純粋なプーリーの個体数が激減し、一時は絶滅に近い状態となったこともあります。しかし1912年にプーリーの復元プログラムが実行されてからは徐々に数も回復し、1915年には最初のスタンダードが制定されました。当初は大きさによって4種類に分類されていましたが、次第に簡素化が進んで現在のサイズに固定され、1936年にはアメリカのAKCでも公認されています。

プーリーの性格・特徴

 プーリーの性格は賢く活発で、愛情細やかな番犬、家庭犬として人気を博しています。しかし気を許した人間以外には慎重で、過剰に興奮してしまうこともあります。
 被毛は、まるで炎天下で酷使されたようなくすんだ黒色であるのが特徴です。ブラック以外ではクリーム、グレー、ホワイト、ホワイトグレーなどがあります。アンダーコートは柔らかい羊毛状で密生しており、オーバーコートは長く、波状又は巻き毛です。プーリーの被毛は幼犬時には房状ですが、徐々にアンダーコートがオーバーコートにもつれ込み、縄状によじれて垂れ下がってきます。この被毛のおかげで極寒の環境でも眠る事ができるといいます。

プーリーのお手入れ・注意点

 プーリーには適度な散歩やジョギングが必要です。毎日最低でも1時間程度の運動をさせてあげましょう。被毛にはモップのようにゴミやホコリがつきやすいので、ブラッシングをするか、ひも状に束ねておいたほうがよいでしょう。ブラッシングは毎日か、2日に1回程度の割合で行います。
 シャンプーをすると被毛が乾くまでにかなり時間がかかり、1日仕事になることもあるので注意が必要です。この犬種独特の外観にこだわらないなら被毛をバリカンなどで刈ってしまうことをお勧めします。特に、毛が眼球に触れることによって発症する様々な眼科系疾患を予防するため、顔周辺の無駄毛は極力カットしてあげた方がよいでしょう。

プーリーの動画

 以下でご紹介するのはプーリーの動画です。
 アメリカ国内でも年間100頭前後しか新登録されないくらい数が少ない品種です。黒が圧倒的に多く、ホワイトは全体の2%程度しかいないのは、ヒツジが反応しやすいように選択繁殖されたためです。厚くドレッドヘアーのような被毛は防水性に富み、外敵からの攻撃を全て吸収してくれます。被毛の手入れは非常に大変で、束になった毛を一本ずつほぐし、その後入浴させますが、全身が乾くまでには3日ほどかかることもあります。
元動画は⇒こちら
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