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ブラックアンドタンクーンハウンド

 ブラックアンドタンクーンハウンドの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ブラックアンドタンクーンハウンドの基本情報

ブラックアンドタンクーンハウンド
  • 体高
    オス⇒ 58~69cm
    メス⇒ 58~69cm
  • 体重
    オス⇒ 29~34kg
    メス⇒ 29~34kg
  • 分類
    ハウンドグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ブラックアンドタンクーンハウンドの歴史・ルーツ

 ブラックアンドタンクーンハウンドは、1700年代のアメリカで、アライグマ(coon)や、キツネ、イノシシ、シカ、ヤマネコ、クマなどを狩猟する際の猟犬として発展した犬種です。イギリスにおいて数千年の歴史を持つといわれる絶滅種・タルボットハウンドやブラッドハウンド、そしてブラックアンドタンの被毛が特徴のバージニアフォックスハウンドなどの血統が組み込まれいると言われています。
 ブラッドハウンド譲りの嗅覚を用いた臭跡追跡や、フォックスハウンド譲りのツリーイング(木の上に獲物を追い込む)が得意です。鳴き声に個性があり、遠くからでも聞き分けることができるといわれます。1945年、AKCに公認されました。
 犬名は被毛色(black and tan)とアライグマ狩りが得意な猟犬(coon hound)から付けられています。

ブラックアンドタンクーンハウンドの性格・特徴

 ブラックアンドタンクーンハウンドの性格は穏やかで他の犬や猫、子供などともうまく共生できます。しかし一端臭いに執着するとなかなか引き戻すことは難しいので子犬の頃からの訓練が必要となります。
 身体はヘーゼルカらブラウンの目、きわめて長く薄い耳、ドーベルマンロットワイラーと同じ黒と褐色の被毛パターン、体長に比して長い足、警戒するとぴんと垂直に立つ非常に長いしっぽなどが特徴です。

ブラックアンドタンクーンハウンドのお手入れ・注意点

 ブラックアンドタンクーンハウンドはスタミナのある犬ですので、1時間程度の散歩や広い敷地での運動が理想です。よだれが多いので定期的に顔周りを拭き、また垂れ耳で湿気がこもりやすいので最低でも週1回の耳チェックと掃除が必要でしょう。

ブラックアンドタンクーンハウンドの動画

 以下でご紹介するのはブラックアンドタンクーンハウンドの動画です。
 時間がたってわずかしか残っていない臭い(コールドセント, cold scent)までもかぎ分ける優れた嗅覚を持っています。長い耳は前後左右に揺れることで周囲のにおいを鼻に送り込む役割があるとか。狩猟において役立つ唸り声は、家庭内では厄介ごと以外の何物でもないので、早期のしつけが必要です。においへの執着が強いため、しつけ訓練の際は気が散らないような環境を作ってからにしましょう。
元動画は→こちら
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