トップ犬の種類は行に属する犬の種類ポーチュギーズシープドッグ

ポーチュギーズシープドッグ

 ポーチュギーズシープドッグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ポーチュギーズシープドッグの基本情報

ポーチュギーズシープドッグ
  • 体高
    オス⇒ 45~55cm
    メス⇒ 42~52cm
  • 体重
    17~27kg
  • 分類
    Group1(FCI)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ポーチュギーズシープドッグの歴史・ルーツ

 ポーチュギーズシープドッグの起源は定かではありません。ヨーロッパにおいて古くから育種されてきた牧羊犬を基礎とし、ポルトガルで発達したと考えられています。元犬としては、ピレニアンシェパードカタランシープドッグブリアードなどが用いられたと推測されています。
 1996年になってようやくFCIに公認され、国外に輸出されるようになりました。アメリカでは2006年、UKCによって「ポーチュギーズシープドッグ」(Portuguese Sheepdog)の名で公認されています。
 犬種が発達したポルトガル中南部のアレンテージョ地方にある「Serra de Aires」という山の名前にちなみ、「Cao da Serra de Aires」(カオダセラデアイレス)と呼ばれたり、顔がサルに似ていることから、ポルトガル語で「サル犬」を意味する「cao macaco」(カオマカコ)と呼ばれることもあります。

ポーチュギーズシープドッグの性格・特徴

 ポーチュギーズシープドッグの性格は、非常に賢く元気いっぱいです。見知らぬ者に対してはやや警戒心を示しますが、仕事熱心で優秀な牧羊犬です。
 被毛は長くて軽くウェーブがかかり、ヤギに近いとされます。アンダーコートを持たないシングルコートで、色はイエロー、チェストナット、グレー、フォーン、ウルフグレー、ブラックなどにタンのマーキングが入ります。

ポーチュギーズシープドッグのお手入れ・注意点

 ポーチュギーズシープドッグには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは週に2回程度ブラッシングしてあげましょう。また、被毛が目に入らないよう、眼球周辺の無駄毛は定期的にトリミングしてあります。

ポーチュギーズシープドッグの動画

 以下でご紹介するのはポーチュギーズシープドッグの動画です。
 あごひげ、口ひげ、眉毛は全て長く伸びますが、目を覆うほどではありません。指の間に生える毛は滑り止めの役割を果たします。
元動画は→こちら
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