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ポーチュギーズポインター

 ポーチュギーズポインターの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ポーチュギーズポインターの基本情報

ポーチュギーズポインター
  • 体高
    オス⇒ 52~60cm
    メス⇒ 48~56cm
  • 体重
    オス⇒ 20~27kg
    メス⇒ 16~22kg
  • 分類
    Group7(FCI)/FSS(AKC)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ポーチュギーズポインターの歴史・ルーツ

 ポーチュギーズポインターの起源は定かではありませんが、非常に古い時代からポルトガルに存在していたことがわかっています。
 1300年代にはすでに、王立の犬舎でブリーディングされ、鷹狩りなどに用いられていたようです。1500年代になると庶民の間にも広がり、主に猟犬として活躍しました。1700年代、ポルト港から特産ワインがイギリスに盛んに輸出されるようになると、出入りする船に乗りイギリスへも渡るようになったという記録があります。
 1800年代になると、ポルトガル国内では革命や内戦が相次いだため、この犬種の数は激減してしまいました。復興計画が開始されたのは1920年代のことで、スタンダードが作成されたのは1938年です。

ポーチュギーズポインターの性格・特徴

 ポーチュギーズポインターの性格は、非常に愛情深く従順です。人間が大好きなため番犬には向いていません。
 被毛は短く密生しており、手触りはソフトです。毛色はイエローとブラウンが基本で、ホワイトのマーキングは許容されます。

ポーチュギーズポインターのお手入れ・注意点

 ポーチュギーズポインターには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、週に1回のブラッシングを基本とし、汚れた時に濡れタオルで拭いてあげる程度で大丈夫でしょう。耳のチェックも定期的に行ってあげるようにします。

ポーチュギーズポインターの動画

 以下でご紹介するのはポーチュギーズポインターの動画です。
 1920年代、この犬種を復興させるため、ポルトガル北部の地の利の悪い場所から、交雑の少ないサンプル犬が収集されました。国内では「ペルジゲイロ・ポルトギース」(Perdigueiro Portugues)と呼ばれており、英語圏ではこれを直訳した「ポーチュギーズ・ポインター」と呼ばれます。
元動画は→こちら
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