トップ犬の種類は行に属する犬の種類ペロデプレサカナリオ

ペロデプレサカナリオ

 ペロデプレサカナリオの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ペロデプレサカナリオの基本情報

ペロデプレサカナリオ
  • 体高
    オス⇒ 60~66cm
    メス⇒ 56~62cm
  • 体重
    オス⇒ 50kg
    メス⇒ 40kg
  • 分類
    Group2(FCI)/FSS(AKC)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ペロデプレサカナリオの歴史・ルーツ

 ペロデプレサカナリオの起源は定かではありません。1500~1600年代、アフリカ北西海岸に浮かぶカナリア諸島において、「マホレロ」(majorero)と呼ばれる島土着の犬種と、スペイン人支配者たちが島内に持ち込んだ大型犬とが交配して生まれたと推測されています。
 1940年代には、第二次世界大戦や島内に持ち込まれ始めた外国犬種の影響もあり、ペロデプレサカナリオの数が激減してしまいました。1980年代に入ってから、カナリア諸島のブリーダーたちが結束して復興計画を開始した結果、徐々に個体数を伸ばすことに成功しています。現在では、ヨーロッパやアメリカなどにも輸出されるようになりました。

ペロデプレサカナリオの性格・特徴

 ペロデプレサカナリオの性格は、穏やかで自信に満ち溢れています。家族に対してはおとなしく従順ですが、外敵に対しては勇敢な一面を見せることもあります。
 頭は大きくマズルは短めで、常にブラックと規定されています。被毛は短く手触りは粗めで、アンダーコートはありません。毛色はブリンドル(縞模様)で、ダークブラウン~ペイルグレイ~ブロンドというバリエーションがあります。胸元、喉元、つま先に入るホワイトは許容範囲です。

ペロデプレサカナリオのお手入れ・注意点

 ペロデプレサカナリオには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、週に1回のブラッシングを基本とし、汚れた時に濡れタオルで拭いてあげる程度で大丈夫でしょう。

ペロデプレサカナリオの動画

 以下でご紹介するのはペロデプレサカナリオの動画です。
 1700年代になると、イギリスの商人たちがブルドッグブルテリアといった闘犬種を島内に持ち込むようになりましたが、こうした犬種が一体どの程度ペロデプレサカナリオの血統に影響を及ぼしたのかは分かっていません。犬名中の「perro de presa」はスペイン語で「被食される犬」という意味ですが、これは長らく闘犬として用いられてきたことと関係しているのかもしれません。
元動画は→こちら
ペロデプレサカナリオトップへ