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Physicalife(フィジカライフ)~原材料から添加物の安全性まで

 ドッグフードブランドの一種「Physicalife」。この製品にはどのような特徴があるのでしょうか?使われている原材料から添加物の安全性までを詳しく解説します。なお日本国内で販売されている犬向けフードを一覧で見たい方は「ドッグフード製品・大辞典」をごらん下さい(🔄最終更新日:2024年2月)

Physicalifeの基本情報

 「Physicalife」(フィジカライフ)は衛生用品で有名なユニ・チャームのペット部門「ユニ・チャームペット」が製造・販売する総合栄養食です。商品の安全性に関しては企業サイト内の「安全・安心を届けるために」というページで公開されています。また2019年10月からは一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルと協働し、保護犬や保護猫への支援活動に力を入れているとのこと。
 愛犬の自由な体の動き(Physical)と豊かな生涯(life)の実現を目指してデザインされたシリーズで、公式サイトでは子犬用1種、成犬用3種、高齢犬用1種が紹介されています。すべてドライタイプです。
子犬用 成犬用・チキン大豆 成犬用・ビーフ大豆 成犬用・白身魚大豆 高齢犬10歳頃から 種類と成分保証値
種類タンパク質脂質カロリー
(kcal/g)
子犬用28%16%3.80
成犬用28%12%3.60
高齢犬用28%12%3.60
料金・価格
内容量は800gと2kgで、公式サイトで取扱店舗を紹介しているほか、一般の通販サイトや量販店などで購入が可能です。
給餌目的
総合栄養食
フードのタイプ
ドライ
対象年齢
子犬用は1歳未満/成犬用は1歳以上/高齢犬用は10歳頃
原産国
日本
製造・販売 公式情報 NEXT:原材料と添加物リスト

Physicalifeの原材料と添加物

 「Physicalife」はチキン(鶏肉)、魚、大豆由来のタンパク質をバランスよく使用することで、子犬の健康な体づくり、成犬の太りにくい身体づくり、高齢犬の丈夫な足腰づくりを目指したシリーズです。
 原材料としてすべての製品に採用されている分離大豆タンパクは「大豆タンパクを含んだ消化性の高いペットフード」として特許を取得しており、90%近い消化率を可能にしています。
素材・添加物の区分と安全性
  • 肉類「肉類」とは哺乳動物や鳥(家禽)の生肉、内臓と体の一部から生じる全ての副生物のことを指します。Physicalifeに含まれる肉類は以下です。
    チキンミール, ビーフエキス
  • 魚介類魚介類には海でとれる産物およびその加工物と加工副産物のすべてが含まれます。Physicalifeに含まれる魚介類は以下です。
    フィッシュミール
  • 穀類「穀類」とは穀類の穀粒(大きな粒)、挽き割り(中くらいの粒)、穀粉(小さな粒)及びその加工物のことです。Physicalifeに含まれる穀類は以下です。
    小麦粉
  • 豆類豆類は豆そのものやその加工物、および加工する際に出た副生物全般を含みます。Physicalifeに含まれる豆類は以下です。
    大豆
  • 野菜類野菜類には野菜やその加工物全般が含まれます。Physicalifeに含まれる野菜類は以下です。
    ビートパルプ
  • 油脂類油脂類は植物から取れる油、および動物から取れる脂の総称で、その加工物まで含まれます。Physicalifeに含まれる油脂類は以下です。
    ☞動物性脂肪
  • 酸化防止剤酸化防止剤とはフードが酸素と結合して品質が落ちることを防ぐために加えられる物質の総称です。Physicalifeに含まれる酸化防止剤は以下です。
    ミックストコフェロール, ハーブエキス(※詳細明記なし)
  • サプリメントサプリメント(その他)とは添加物の分類が難しいときに用いられるカテゴリです。犬の健康に影響を及ぼす可能性がある微量成分が含まれます。Physicalifeに含まれるサプリメント類は以下です。
    セルロースパウダー, タウリン, L-カルニチン, 酵母, ビタミン類, ミネラル
含まれていない添加物 Physicalifeに着色料保存料発色剤増粘安定剤酸味料・調味料は含まれていません。酸化防止剤としては必須栄養素でもあるビタミンEが使用されています。