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アメリカンスタッフォードシャーテリア

 アメリカンスタッフォードシャーテリアの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

アメリカンスタッフォードシャーテリアの基本情報

アメリカンスタッフォードシャーテリア
  • 体高
    オス⇒ 46~48cm
    メス⇒ 43~46cm
  • 体重
    オス⇒ 18~23kg
    メス⇒ 15~20kg
  • 分類
    テリアグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

アメリカンスタッフォードシャーテリアの歴史・ルーツ

 アメリカン・スタッフォードシャーテリアの起源は、イギリスのスタッフォードシャー・ブル・テリア(写真右)です。 イギリスのスタッフォードシャー・ブル・テリア このスタッフォードシャー・ブルテリアがアメリカにやってきたのは、1850~70年頃だと言われています。その後、体格をやや大きくして、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアが生まれ、1936年、AKCに公認されました。
 この犬種が危険であるとして飼育に制限を設けている国や地域があります。しかしこうした規制の背景には、一部の飼い主が護身用として、わざと人を襲うよう訓練したという事情があるようです。適正なトレーニングさえ受ければ極めて優秀な番犬になります。
 アメリカン・スタッフォードシャーテリアの犬名は、「ピット・ドッグ」、「ピット・ブルテリア」、「アメリカン・ブルテリア」、「ヤンキー・テリア」など多くの呼び名がありましたが、1972年にAKCが「アメリカン・スタッフォードシャー・テリア」と名称を統一してからは、「アムスタッフ」の愛称で親しまれています。
 なお、アメリカン・スタッフォードシャーテリアより一回り小さい犬は「アメリカン・ピットブルテリア」と呼ばれます。両者の血統は同じですが、前者はAKC(American Kennel Club)公認で中型、後者はUKC(United Kennel Club)公認でやや小さめという違いがあります。

アメリカンスタッフォードシャーテリアの性格・特徴

 アメリカン・スタッフォードシャーテリアの性格は、忠実で愛情深いとされます。闘犬として改良されてきた歴史を持つため「攻撃的である」と思われがちですが、近年はだいぶ性格が柔和化されたようです。
 アメリカン・スタッフォードシャーテリアの身体は、重心が体の下方にあるため、非常に安定感があり、機敏に動くことができます。これは闘犬として改良固定されてきた結果です。頑丈な顎や、筋肉質で強力な体躯もその結果といえます。被毛は短く密で、光沢を放っています。

アメリカンスタッフォードシャーテリアのお手入れ・注意点

 アメリカン・スタッフォードシャー・テリアには、毎日十分にエネルギーを発散してストレス解消できるような運動が必要です。長めの散歩や、広場での活発な遊びをさせてあげましょう。攻撃的な印象とは裏腹にとても愛情を必要とする犬種ですので、室内で家族と一緒に過ごさせるのが理想的です。
 被毛の手入れは汚れたときに濡れタオルで軽く汚れを落としてあげるなど、最小限で大丈夫です

アメリカンスタッフォードシャーテリアの動画

 以下でご紹介するのはアメリカンスタッフォードシャーテリアの動画です。
 顎を閉じる側頭筋が他の犬種に比べて強力なため、噛む力は犬の中でもトップクラスです。咬傷事故を起こさないためには適切な社会化教育が必要となります。
元動画は→こちら
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