クーバースの基本情報
クーバースの歴史・ルーツ
クーバース(クバーズ)の起源は、9世紀頃にハンガリーのカルパチア盆地を支配したマジャール人が育種していた犬だと考えられています。1978年、現在のクーバースと非常に似た犬の骨が発掘されていることから、少なくとも1000年以上の歴史を持っていることが伺えます。V字形の垂れ耳、ウェーブのある厚く白い被毛という特徴から、この犬がコモンドール(写真右)と血縁関係があると言われていますが定かではありません。
ハンガリーでは、15世紀に在位していたマーチャーシュ1世が、自らの身辺警護のために大量のクーバースを宮廷内で飼育していました。自分の地位を狙う宮廷内の貴族から身を守るため、この犬種の類まれなる防御本能を生かして護身用に飼育したのです。
王侯貴族にのみ飼育が許されていた時代が過ぎると、今度は庶民の間で牧畜犬として広まっていきました。テリトリー意識が強く、主人に忠実であるため、侵入者や他人には警戒心が強く、かつての市街地では口輪をはめる事が義務付けられていたそうです。その後牧畜業の近代化により護衛犬としての役割を終えたクーバースは、性格の改善が計られて家庭に迎えられ、現在では都市部での人気が高くなっています。
クーバースの犬名は、トルコ語で「武装して貴族を警護する」を意味する「kawasz」から来ていると考えられています。
ハンガリーでは、15世紀に在位していたマーチャーシュ1世が、自らの身辺警護のために大量のクーバースを宮廷内で飼育していました。自分の地位を狙う宮廷内の貴族から身を守るため、この犬種の類まれなる防御本能を生かして護身用に飼育したのです。
王侯貴族にのみ飼育が許されていた時代が過ぎると、今度は庶民の間で牧畜犬として広まっていきました。テリトリー意識が強く、主人に忠実であるため、侵入者や他人には警戒心が強く、かつての市街地では口輪をはめる事が義務付けられていたそうです。その後牧畜業の近代化により護衛犬としての役割を終えたクーバースは、性格の改善が計られて家庭に迎えられ、現在では都市部での人気が高くなっています。
クーバースの犬名は、トルコ語で「武装して貴族を警護する」を意味する「kawasz」から来ていると考えられています。
クーバースの性格・特徴
クーバースの性格は、縄張り意識が強く主人には忠実です。見知らぬものに対してはやや警戒心が強い面もあります。
クーバースのお手入れ・注意点
クーバースには毎日運動させることが必要です。長めの散歩や安全な広場などで思いきり走らせたりさせてあげましょう。暑さには弱いため、夏場は熱中症や脱水症状への注意が必要です。被毛は1週間に1~2回ブラッシングをし、換毛の多い時期には、さらにこまめにブラッシングをしてあげましょう。
クーバースの動画
以下でご紹介するのはクーバースの動画です。1930年ごろアメリカにわたり、31年にはAKCで公認されています。