トップ犬の種類か行に属する犬の種類グレイタースイスマウンテンドッグ

グレイタースイスマウンテンドッグ

 グレイタースイスマウンテンドッグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

グレイタースイスマウンテンドッグの基本情報

グレイタースイスマウンテンドッグ
  • 体高
    オス⇒ 65~72cm
    メス⇒ 60~69cm
  • 体重
    オス⇒ 45~64kg
    メス⇒ 36~52kg
  • 分類
    ワーキンググループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

グレイタースイスマウンテンドッグの歴史・ルーツ

 グレータースイスマウンテンドッグはスイスのアルプス山脈を原産とする大型犬です。「シュヴァイツァー・セネンフント」(Schweizer Sennenhund)という異名を持ちますが、セネンフントの「セン」(Senn)とはアルプス山脈で酪農と牧羊を営む人々、「フント」(hund)は犬を意味します。セネンフントは4種おり、最も大きいグレータースイスマウンテンドッグ以外には「エントレブッハーセネンフント」(Entlebucher Mountain Dog)、「バーニーズマウンテンドッグ」(Bernese Mountain Dog, or Berner Sennenhund)、「アッペンツェラー」(Appenzeller, or Appenzeller Sennenhund)の3種がいます。
 明確な起源は定かではないものの2000年以上前、ローマ人がアルプスを占領した際に連れてきたマスティフタイプの大型犬と、土着犬が交雑することで生まれた、とする説が有力です。地元では数百年にわたって、重い荷物を引いたり家畜の番をしたりして人間と共生してきましたが、1800年代後半には一時絶滅の危機に直面します。しかし1908年、チューリッヒ大学の地質学の教授でありセネンフントの熱心な支持者だったアルベルト・ハイム教授の目に留まり、1910年にはスイスケンネルクラブの公認も得て血統がなんとか維持されました。1939年、FCIによってスタンダードが発行されたことで世界的な知名度が上がり、1968年にはアメリカに渡っています。1995年、ワーキングドッグとしてAKCに正式に公認されました。

グレイタースイスマウンテンドッグの性格・特徴

 グレータースイスマウンテンドッグの性格は社交的で活発、また穏やかで落ち着きがあるといわれます。家族と一緒にいることが大好きなので、犬小屋に閉じ込めておくような住空間は不向きです。人間のために働くことが大好きで、特に何かを引っ張るような運動を好みます。
 身体は大きくて骨太、かつ敏捷で万能です。被毛はブラック、ホワイト、ラスト(錆色)の3色が規定されており、ラストは頬、目の上、前後の足、ホワイトはマズル、眉間、足、しっぽの先、胸、ブラックはその他の部分となっています。他の大型犬に比べると遺伝的な疾患が少ないことで知られています。

グレイタースイスマウンテンドッグのお手入れ・注意点

 グレータースイスマウンテンドッグのダブルコートの被毛は一年を通して大なり小なり抜け毛がありますが、週に1~2回のブラッシングで十分でしょう。

グレイタースイスマウンテンドッグの動画

 以下でご紹介するのはグレイタースイスマウンテンドッグの動画です。まるで赤ん坊をあやすかのように優しく遊んでくれていますね。
元動画は→こちら
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