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キャバリアキングチャールズスパニエル

 キャバリアキングチャールズスパニエルの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

キャバリアキングチャールズスパニエルの基本情報

キャバリアキングチャールズスパニエル
  • 体高
    オス⇒ 31~33cm
    メス⇒ 31~33cm
  • 体重
    オス⇒ 5~8kg
    メス⇒ 5~8kg
  • 分類
    トイグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

キャバリアキングチャールズスパニエルの歴史・ルーツ

チャールズII世  キャバリア・キングチャールズ・スパニエルの起源は、16~19世紀にかけて英国の王室で寵愛された小型スパニエルです。特にチャールズII世(1630~1685, 右肖像)はこの小型スパニエルを溺愛したことで有名で、「犬意外と遊んでいる姿を見たことがない」とまで言われるほどでした。
 チャールズII世の時代から100年以上隔てた1800年代に入ると、東洋からパグなどの短吻犬(たんぷん=口元が丸みを帯びていること)がヨーロッパに輸入されて人気を博し、その影響を受けて口吻の短い犬種の作出が盛んとなります。小型スパニエルにもその影響が及び、1800年代中頃には、短吻の小型スパニエルにキング・チャールズ・スパニエルという名称が与えられるようになりました。ここで注意すべきは、キング・チャールズ(=チャールズII世)が飼っていたスパニエルが短吻タイプだった訳ではないという点です。「キング・チャールズ・スパニエル」という名は、スパニエルを溺愛したことで有名な、かつての王の名にあやかって命名しただけであり、チャールズII世が実際に飼っていたスパニエルは長吻タイプでした。
チャールズII世の子供たちと犬  一方、短吻犬ブームの反動として、口吻が短くなってしまったスパニエルを、チャールズII世時代の絵画(左絵)に見られるような、長吻タイプのスパニエルとして復活させようという活動が起こります。アメリカの富豪、ロズウェル・エルドリッジ氏が巨額の懸賞金を掛けたこともあってキング・チャールズ・スパニエルの長吻化運動が盛り上がり、その結果再び長い口吻を取り戻して復活したのが現在の「キャバリア・キングチャールズ・スパニエル」です。
 キャバリア・キングチャールズ・スパニエルの犬名にある、「キャバリア」とは中世の騎士を指し、「中世の頃の姿を取り戻したキングチャールズスパニエル」という意味合いを持っています。

キャバリアキングチャールズスパニエルの性格・特徴

 キャバリア・キングチャールズ・スパニエルの性格は極めて優しく穏やかで、遊び好きです。愛情深く、物静かで他の犬や子供に対しても友好的です。身体は被毛色によって様々な呼び名があり、白地に栗色の斑があるものを「ブレンハイム」(この色の犬の持ち主であったマールボロ公の居城の名「ブレンハイム」に由来)、トライカラーのものは「プリンス・チャールズ」、レッドは「ルビー」などと呼ばれます。またキャバリアは僧帽弁閉鎖不全症(心臓の弁がうまく機能せず、血液循環に支障をきたす病気)の発症率が特に高い事で知られています。

キャバリアキングチャールズスパニエルのお手入れ・注意点

 キャバリア・キングチャールズ・スパニエルは多くの運動量は要しませんが、1日20~30分程度の散歩をさせましょう。人間の愛情がないと生きていけない犬種ですので室内飼育してください。被毛の手入れは1~2日に1回程度はブラッシングしてあげましょう。

キャバリアキングチャールズスパニエルの動画

 以下でご紹介するのはキャバリアキングチャールズスパニエルの動画です。
 被毛の種類としては黒地にタン=キングチャールズ、トライカラー=プリンスチャールズ、赤毛=ルビー、白地に栗色の斑=ブレンハイムがあります。暑さに弱いため、夏場の散歩時間には注意が必要です。また耳の飾り毛は念入りに手入れしないと汚れや毛玉ができてしまいますので、できれば毎日ブラッシングしてあげましょう。
 弁の機能不全により、血液が心臓内で逆流してしまう僧帽弁閉鎖不全症に関しては、他の犬種よりもおよそ20倍の確率で発症しやすく、キャバリアの死亡要因第一位となっています。
元動画は⇒こちら
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