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ファラオハウンド

 ファラオハウンドの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ファラオハウンドの基本情報

ファラオハウンド
  • 体高
    オス⇒ 53~64cm
    メス⇒ 53~64cm
  • 体重
    オス⇒ 18~27kg
    メス⇒ 18~27kg
  • 分類
    ハウンドグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ファラオハウンドの歴史・ルーツ

 ファラオハウンドは古代エジプトを原産とし、地中海に浮かぶマルタ島で発展したと考えられている犬種です。現在はマルタ島の国犬に指定されています。
古代エジプトにおける犬の像  ツタンカーメン王墓の入り口で、ファラオハウンドに極めて近似した犬の像が発見されていることなどから、紀元前、エジプトからフェニキア商人の船に乗ってマルタ島にやってきた犬が、祖先犬だろうと考えられています。マルタ島においては、1647年の文献内で「Cernechi」という名で登場するのが最初です。優れた猟犬としての能力を買われ、遠くフランスからも引き合いがあったとか。
 1920年代、マルタ島からイギリスに最初のファラオハウンド持ち込まれたという記録はあるものの、そのときは繁殖が行われなかったため血脈が途絶えてしまいました。その後、1960年代になって再び持ち込まれた数頭のファラオハウンドから計画繁殖が行われ、1963年に最初の子犬が誕生しています。アメリカへは1967年に渡り、リタ・ラベンサール・サックス女史等の尽力によって遺伝子プールが拡大され、1970年には犬種協会が設立されました。1983年、AKCにハウンドグループとして公認されています。
 なおマルタ島における元の名は、マルタ語で「ウサギの猟犬」を意味する「Kelb tal-Fenek」でしたが、古代エジプトに起源をたどれるということから、エジプトの王を意味する「ファラオ」という名が冠せられています。

ファラオハウンドの性格・特徴

 ファラオハウンドの性格は賢くて遊び好き、社交的で他の犬や子供とも仲良く共生できます。ただし猟犬としての習性が根強く残っているため、猫、鳥、げっ歯類との共生は要注意です。開放的で愛情深い反面、独立心が強く、時に頑固なところもあります。
 被毛は短毛で、認められているのはレッドのみですが、タンからディープチェストナットまでの間の色合いが許容されています。胸元、つま先、しっぽの先、額の中央、鼻梁のホワイトマーキングは許容範囲内です。成犬の眼は楕円でコハク色ですが、猫と同様、生まれたばかりのころは目がブルーです。鼻、ひげ、爪、肉球、眼の縁の色は被毛と同じで、興奮したり喜んだりしたとき、耳や鼻がピンク色に変色する「ブラッシング」(Blushing)という変わった特性をもっています。なお、共通の祖先を有しているかどうかはわからないものの、地中海近辺では似たような犬種が多数見られ、シチリア島原産のチルネコデルエトナやイビザ島のイビザンハウンドなどが挙げられます。

ファラオハウンドのお手入れ・注意点

 ファラオハウンドの被毛の手入れは、週に1回程度ラバーブラシなどで抜け毛を除去するだけで十分です。やや飽きっぽいのでしつけを施す際は、なるべく変化をもたせましょう。ジャンプ力があるため、フェンスで囲うときは1.8メートル以上あることが理想です。短毛で脂肪の層も薄いため寒さに弱く、冬場の体温管理には注意が必要で、もちろん屋外飼育はできません。

ファラオハウンドの動画

 以下でご紹介するのはファラオハウンドの動画です。
 古代エジプトの文献には「赤くしっぽの長い犬」という名で登場し、およそ5000年の歴史を持っていると推定されます。
元動画は⇒こちら
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