トップ犬の食事ドッグフード製品・大辞典ハイプロテイン30

ハイプロテイン30~原材料から添加物の安全性まで

 ドッグフードブランドの一種「ハイプロテイン30」。この製品にはどのような特徴があるのでしょうか?使われている原材料から添加物の安全性までを詳しく解説します。なお日本国内で販売されている犬向けフードを一覧で見たい方は「ドッグフード製品・大辞典」をごらん下さい(🔄最終更新日:2023年7月)

ハイプロテイン30の基本情報

 「ハイプロテイン30」は株式会社スマックが製造・販売している犬向けの総合栄養食です。愛知県大府市にある研究所では犬や猫を飼育しており、製品の嗜好性やライフステージごとの栄養要求の違いなどを研究しているとのこと。
 当商品は活動量の多い犬を想定したドライタイプで、「30」とはタンパク含有量が30%という意味です。公式サイトでは「小~中型犬用」と「中~大型犬用」の2種類が紹介されています。
小~中型犬用 中~大型犬用 種類と成分保証値
種類タンパク質脂質カロリー
(kcal/g)
共通30%10%3.50
料金・価格
内容量は2kgもしくは8kgのみで一般の通販サイトや量販店などで購入が可能です。
給餌目的
総合栄養食
フードのタイプ
ドライ
対象年齢
全年齢層
原産国
日本
製造・販売 公式情報 NEXT:原材料と添加物リスト

ハイプロテイン30の原材料と添加物

 「ハイプロテイン30」には動物組織を脱脂乾燥処理した「ミートミール」が含まれていますが、具体的には鶏由来のチキンミールと豚由来のポークミールが使用されています。こられの動物種に対して食物アレルギーを抱えている場合は思わぬ反応が出てしまうかもしれませんのでご注意下さい。
素材・添加物の区分と安全性
  • 肉類「肉類」とは哺乳動物や鳥(家禽)の生肉、内臓と体の一部から生じる全ての副生物のことを指します。ハイプロテイン30に含まれる肉類は以下です。
    ☞ミートミール
  • 魚介類魚介類には海でとれる産物およびその加工物と加工副産物のすべてが含まれます。ハイプロテイン30に含まれる魚介類は以下です。
    フィッシュミール
  • 穀類「穀類」とは穀類の穀粒(大きな粒)、挽き割り(中くらいの粒)、穀粉(小さな粒)及びその加工物のことです。ハイプロテイン30に含まれる穀類は以下です。
    とうもろこし, コーングルテンフィード, コーングルテンミール, 小麦粉
  • 豆類豆類は豆そのものやその加工物、および加工する際に出た副生物全般を含みます。ハイプロテイン30に含まれる豆類は以下です。
    脱脂大豆, 乾燥おから
  • 糟糠類糟糠(そうこう)とは酒かすとか米ぬかといった意味で、穀類を精白したり製粉した時に出る副生物のほか、それらを加工したもの全般が含まれます。ハイプロテイン30に含まれる糟糠類は以下です。
    米糠
  • 糖類糖類(とうるい)は栄養学的に糖質(炭水化物)と呼ばれるもの全般を指します。腸内細菌叢によって代謝される食物繊維の一部も糖類に含まれます。ハイプロテイン30に含まれる糖類は以下です。
    N-アセチルグルコサミン
  • 油脂類油脂類は植物から取れる油、および動物から取れる脂の総称で、その加工物まで含まれます。ハイプロテイン30に含まれる油脂類は以下です。
    ☞動物性油脂
  • サプリメントサプリメント(その他)とは添加物の分類が難しいときに用いられるカテゴリです。犬の健康に影響を及ぼす可能性がある微量成分が含まれます。ハイプロテイン30に含まれるサプリメント類は以下です。
    ビール酵母, ビタミン類, ミネラル, 植物発酵抽出エキス
含まれていない添加物 ハイプロテイン30に着色料保存料発色剤増粘安定剤酸味料・調味料酸化防止剤は含まれていません。