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土佐犬(とさいぬ)

 土佐犬の体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

土佐犬の基本情報

土佐犬
  • 体高
    オス⇒ 60cm
    メス⇒ 55cm
  • 体重
    -kg
  • 分類
    Group2(FCI)/FSS(AKC)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

土佐犬の歴史・ルーツ

 土佐犬の起源は、1300年代頃(鎌倉~室町時代に相当)から、四国の土佐藩において用いられていた闘犬だと考えられています。
 原型になっているのは、現在四国犬と呼ばれている犬種です。大型化したのは明治に入ってからで、1800年代後半から1900年代初頭にかけ、数多くのヨーロッパ犬種が混じり込みました。一例を挙げると、ブルドッグマスティフグレートデンなどです。このように交配種としての側面が強いことから、日本国内で育種されてきたにもかかわらず、「日本犬6種」の中には入っていません。
 高知県高知市では長らく、伝統的な闘犬の見せ場として「土佐闘犬センター」(2014年4月からは「とさいぬパーク」に改名)が営業していましたが、2017年5月をもって半世紀以上の歴史に幕を閉じています。

土佐犬の性格・特徴

 土佐犬の性格は、勇敢で大胆です。飼い主には忠実ですが、見知らぬ者に対しては警戒心や闘争心を見せることもあります。
 被毛は短く手触りは硬めです。毛色は レッド、フォーン、ブラックが基本ですが、ブリンドルの個体もいます。

土佐犬のお手入れ・注意点

 土佐犬には、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、汚れた時に濡れタオルで拭いてあげる程度で大丈夫でしょう。力が強い犬種ですので、子犬の頃からの社会化と適切な服従訓練は必須です。

土佐犬の動画

 以下でご紹介するのは土佐犬の動画です。
 その外見から「ジャパニーズ・マスティフ」の異名を持ちます。日本国内では、死亡事故も含めた土佐犬による咬傷事故がたびたび報告されていることから、全土佐犬友好連合会は、「興味本位で飼育したり、ペットとして飼育するのはなかなか難しい」と、緩やかに警告しています。
元動画は→こちら
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