トップ犬の種類か行に属する犬の種類カネコルソ

カネコルソ

 カネコルソの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

カネコルソの基本情報

カネコルソ
  • 体高
    オス⇒ 62~69cm
    メス⇒ 60~67cm
  • 体重
    オス⇒ 40~50kg
    メス⇒ 38~48kg
  • 分類
    ワーキンググループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

カネコルソの歴史・ルーツ

 カネコルソは、ローマ人が戦争に用いていた大型犬を祖先とする犬種です。1980年代に入るまで、バシリカタ州、カンパニア州、プッリャ州などイタリア南部の一部の地域で護衛犬や番犬として使われるだけの極めて珍しい品種でした。そのあまりの少なさから一時絶滅の危機に陥りますが、一部の愛好家の尽力によって異種交配が進められ、なんとか血統維持に成功しています。しかしその結果、80年代以前のものとはずいぶん外観が変わってしまったそうです。
 血統が復活してからはヨーロッパにも人気が広がり、1987年にはアメリカにも渡っています。2008年、UKCで「カネコルソ・イタリアーノ」(Cane Corso Italiano)として、そして2010年、AKCで「カネコルソ」(Cane Corso)として公認されました。犬名の「カネ」(cane)は犬を意味し、また「コルソ」(corso)はラテン語で「守護」を意味する「Cohors」に由来しています。

カネコルソの性格・特徴

 カネコルソの性格は見知らぬものに警戒心が強いことで知られています。環境の変化を嫌い、安心できる飼い主のそばにいることを最も好む犬です。 短毛で粗い被毛はブラック、フォーンが主流ですが、ブリンドルも見受けられます。しかし黒地にタンが入ったものはロットワイラーやドーベルマンと重複するため失格とされます。鼻は黒が理想とされ、断耳と断尾が規定されています。

カネコルソのお手入れ・注意点

 カネコルソのお手入れは、週に1回程度のブラッシングでよいでしょう。被毛が汚れたら、濡れタオルなどで軽く拭くだけで十分です。

カネコルソの動画

 以下でご紹介するのはカネコルソの動画です。
元動画は→こちら
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