人間が直立二足歩行であるのに対し、犬は四足歩行です。このロコモーション(移動様式)の違いは背中や腰に存在している筋肉の仕様方法に変化をもたらします。
人間は上半身を重力に対して垂直に立てておく必要があるため、常に背中や腰の筋肉(右図参照/重力に対抗するため、特に”抗重力筋”と呼ばれることもあります)を微妙に緊張させてバランスを取る必要があり、これが慢性的な背部痛や腰痛の原因になります。しかし犬(及び四足動物全般)は上半身を垂直に立てておく必要性がありませんので、人間と同じように背中や腰の筋肉を常に使うということはありません。
結果として犬には、筋疲労に起因する慢性の背部痛や腰痛は生じにくいと考えられます。 |