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ウェルシュテリア

 ウェルシュテリアの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ウェルシュテリアの基本情報

ウェルシュテリア
  • 体高
    オス⇒ 35~38cm
    メス⇒ 33~36cm
  • 体重
    オス⇒ 9~10kg
    メス⇒ 8~9kg
  • 分類
    テリアグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ウェルシュテリアの歴史・ルーツ

ウェールズの位置  ウェルシュ・テリアの起源は定かではありませんが、18世紀以前からイギリス・ウェールズ(右図)で人気だったテリア種だと考えられています。1886年には、イギリス犬種協会がこの犬を公認しますが、そこに至るまでに独特の経緯をたどっています。
 まず1700年代末の北ウェールズでは、「アニスフォー」(Ynysfor)という名の血統種が、キツネやカワウソ猟のために飼育されていました。一方同時期の北イングランドでは、「オールド・イングリッシュ・ブロークンヘアード・テリア」という犬が存在していました。この2つの犬種がたまたま同一のドッグショーに参加した際、あまりにも2犬種が似ていたためにショーの審査員が混乱してしまいました。そこでこの2種類の犬はその起源の違いに関係なく、「ウェルシュ・テリア」という単一の犬種に統括しようという流れになり、1886年新犬種として認定されたというものです。
 公認された当初は姿かたちが荒削りでしたが、その後ブリーダーたちがワイアー・フォックス・テリアとの交配を行い、現在の姿を作り上げました。  

ウェルシュテリアの性格・特徴

 ウェルシュ・テリアの身体は、長い顔、前方に倒れたV字型の耳、緩やかなアーチを描く首、短い背などが特徴で、ちょうど小型のエアデール・テリアのような感じです。

ウェルシュテリアのお手入れ・注意点

 ウェルシュ・テリアには、毎日中程度の運動が必要です。毎日30分~1時間くらいの散歩や遊びを取り入れてあげましょう。この犬種は狩猟本能が強いので、ドッグランなどでリードを外すことはお勧めできません。被毛は針金のように硬く、週に2~3回コーミングと、3ヶ月に1回のトリミングでむだ毛も取り除いてあげましょう。

ウェルシュテリアの動画

 以下でご紹介するのはウェルシュテリアの動画です。
 一匹のウェルシュテリアが生まれてから1歳になるまでの成長過程を記録した写真と映像です。
元動画は→こちら
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