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犬の咽頭炎

 犬の咽頭炎(いんとうえん)について病態、症状、原因、治療法別にまとめました。病気を自己診断するためではなく、あくまでも獣医さんに飼い犬の症状を説明するときの参考としてお読みください。なお当サイト内の医療情報は各種の医学書を元にしています。出典一覧はこちら

犬の咽頭炎の病態と症状

 犬の咽頭炎とは、のどに炎症が発生した状態を言います。 犬の咽頭の断面図  咽頭(いんとう)とは、口と食道との間にある柔らかい筋膜性の部位です。口に近い側を「咽頭口部」、鼻に近い側を「咽頭鼻部」、そして呼吸器の入り口である喉頭に近い側を「咽頭喉頭部」と言います。ここに炎症が発生すると、人間では扁桃腺が腫れた状態になり、食事にも支障をきたすような痛み引き起こすようになります。
 犬の咽頭炎の主な症状は以下です。
犬の咽頭炎の主症状
  • 食欲不振
  • 首のリンパが腫れる
  • よだれが増える
  • えづく(吐くしぐさをするが何も出ない)
  • 呼吸困難
  • 泣き声が変わる
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犬の咽頭炎の原因

 犬の咽頭炎の原因としては、主に以下のようなものが考えられます。予防できそうなものは飼い主の側であらかじめ原因を取り除いておきましょう。
犬の咽頭炎の主な原因
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犬の咽頭炎の治療

 犬の咽頭炎の治療法としては、主に以下のようなものがあります。
犬の咽頭炎の主な治療法
  • 基礎疾患の治療  基本的に咽頭炎は他の疾患の周辺症状として発生しますので、まず咽頭炎を引き起こしている基礎疾患への治療が施されます。のどの異物を除去したり、ネブライザーを用いて薬剤を吸引させるなどです。
  • 生活環境の改善  咽頭炎が毒物の摂取や誤飲誤食によって引き起こされた場合は、再発を予防する目的で生活環境を改善します。具体的には以下のページをご参照ください。 犬にとって危険な毒物 犬の誤飲・誤食リスト
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