犬に危険な有毒植物
カルミア
ツツジ科に属する植物の属。約7種があり、常緑の低木で高さは0.2-5 m 。葉に含まれるグラヤノトキシンと言う成分により、よだれ、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、痙攣、昏睡、などの症状をきたす。特に羊が中毒にかかりやすく、一部の種はLambkill（「羊殺し」）と呼ばれている。
ツツジ科に属する植物の属。約7種があり、常緑の低木で高さは0.2-5 m 。葉に含まれるグラヤノトキシンと言う成分により、よだれ、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、痙攣、昏睡、などの症状をきたす。特に羊が中毒にかかりやすく、一部の種はLambkill（「羊殺し」）と呼ばれている。
犬に危険な有毒植物
キキョウ
キキョウ科の多年性草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。頻脈、よだれ、振戦、ひきつり、ふらつきなどの症状をきたす。 その後、呼吸困難、虚脱、意識障害、心臓麻痺などの症状をきたし、死に至ることもある。ちなみにキキョウの根はサポニンを多く含むことから生薬（桔梗根という）として利用されている。
キキョウ科の多年性草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。頻脈、よだれ、振戦、ひきつり、ふらつきなどの症状をきたす。 その後、呼吸困難、虚脱、意識障害、心臓麻痺などの症状をきたし、死に至ることもある。ちなみにキキョウの根はサポニンを多く含むことから生薬（桔梗根という）として利用されている。
犬に危険な有毒植物
キツネノカミソリ
ヒガンバナ科の多年生草本球根植物。花の色が狐色をイメージさせ、葉の形がカミソリに似ているところから命名されたとも。特に球根が危険で、食べてすぐ嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、血圧低下、心不全などの症状を示す。重篤になると昏睡、麻痺などの症状をきたし、死に至ることもある。
ヒガンバナ科の多年生草本球根植物。花の色が狐色をイメージさせ、葉の形がカミソリに似ているところから命名されたとも。特に球根が危険で、食べてすぐ嘔吐、下痢、腹痛、よだれ、血圧低下、心不全などの症状を示す。重篤になると昏睡、麻痺などの症状をきたし、死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
キツネノテブクロ
ゴマノハグサ科の二年草、多年草。ジギタリスともいう。キツネノテブクロは、英名である「foxglove」の直訳から。食べて数時間後に不整脈、吐き気、腹部の痛み、下痢、腹痛、けいれん、不整脈などの症状をきたす。 異常な興奮の後、昏睡に陥り、死ぬこともある。
ゴマノハグサ科の二年草、多年草。ジギタリスともいう。キツネノテブクロは、英名である「foxglove」の直訳から。食べて数時間後に不整脈、吐き気、腹部の痛み、下痢、腹痛、けいれん、不整脈などの症状をきたす。 異常な興奮の後、昏睡に陥り、死ぬこともある。
犬に危険な有毒植物
キツネノボタン
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。ラヌンクリンという成分により、口腔内の炎症、よだれ、嘔吐、下痢、運動失調、不整脈、けいれんなどの症状をきたし、重症例では 死に至ることもある。
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。ラヌンクリンという成分により、口腔内の炎症、よだれ、嘔吐、下痢、運動失調、不整脈、けいれんなどの症状をきたし、重症例では 死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
キバナハウチワマメ
マメ科の植物。嘔吐、腹痛、よだれ、血圧上昇、運動失調、呼吸不全から死に至ることもある。
マメ科の植物。嘔吐、腹痛、よだれ、血圧上昇、運動失調、呼吸不全から死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
キバナフジ
マメ科植物で、別名キングサリともいう。有毒植物で、中国では「毒豆」と書く。嘔吐、腹痛、よだれ、血圧上昇、運動失調、呼吸不全から死に至ることもある。
マメ科植物で、別名キングサリともいう。有毒植物で、中国では「毒豆」と書く。嘔吐、腹痛、よだれ、血圧上昇、運動失調、呼吸不全から死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
キョウチクトウ
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木。オレアンドリンという成分により、皮膚のかぶれ、口腔の頭痛、嘔吐、下痢、腹痛、ときに心臓麻痺などの症状をきたす。フランスでは、キョウチクトウの枝を串焼きの串に利用した人が死亡した例がある。
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木。オレアンドリンという成分により、皮膚のかぶれ、口腔の頭痛、嘔吐、下痢、腹痛、ときに心臓麻痺などの症状をきたす。フランスでは、キョウチクトウの枝を串焼きの串に利用した人が死亡した例がある。
犬に危険な有毒植物
クサノオウ
ケシ目ケシ科の属の1つ、及び同属に含まれる一年生（越年草）の草本植物。全草に約21種のアルカロイド成分を含み、その多くが人間や犬猫にとって有毒。嘔吐、胃腸炎、体温や脈拍の低下、幻覚、呼吸困難などの症状をきたし、死に至ることもある。
ケシ目ケシ科の属の1つ、及び同属に含まれる一年生（越年草）の草本植物。全草に約21種のアルカロイド成分を含み、その多くが人間や犬猫にとって有毒。嘔吐、胃腸炎、体温や脈拍の低下、幻覚、呼吸困難などの症状をきたし、死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
クリスマスローズ
キンポウゲ科のクリスマスローズ属に分類される植物の総称。ヘレブリンという成分により、よだれ、嘔吐、下痢、運動失調、不整脈、けいれんなどの症状をきたし、死に至ることもある。
キンポウゲ科のクリスマスローズ属に分類される植物の総称。ヘレブリンという成分により、よだれ、嘔吐、下痢、運動失調、不整脈、けいれんなどの症状をきたし、死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
ケキツネノボタン
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年生植物。水田のあぜなどに生える雑草。「毛狐の牡丹」と書く。よだれ、嘔吐、下痢、運動失調、不整脈、けいれんなどの症状をきたす。 死に至ることもある。
キンポウゲ科キンポウゲ属の多年生植物。水田のあぜなどに生える雑草。「毛狐の牡丹」と書く。よだれ、嘔吐、下痢、運動失調、不整脈、けいれんなどの症状をきたす。 死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
ケシ
ケシ科ケシ属に属する一年草の植物。モルヒネという成分により、嘔吐、胃腸炎、体温や脈拍の低下、幻覚、呼吸困難などの症状をきたす。 死に至ることもある。
ケシ科ケシ属に属する一年草の植物。モルヒネという成分により、嘔吐、胃腸炎、体温や脈拍の低下、幻覚、呼吸困難などの症状をきたす。 死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
ケマンソウ
ケシ科コマクサ属の多年草。観賞用によく栽培され、花色は桃色のほかに白がある。特に根茎と葉にビククリン、プロトビンなどを含み、誤食した場合、嘔吐・下痢・呼吸不全・心臓麻痺などを引き起こす。重症例では死に至ることもある。
ケシ科コマクサ属の多年草。観賞用によく栽培され、花色は桃色のほかに白がある。特に根茎と葉にビククリン、プロトビンなどを含み、誤食した場合、嘔吐・下痢・呼吸不全・心臓麻痺などを引き起こす。重症例では死に至ることもある。
犬に危険な有毒植物
コバイケイソウ
ユリ科シュロソウ属の多年生の植物。若芽は山菜のオオバギボウシやノカンゾウの若芽に似ており、人間でも誤食による食中毒が毎年のように発生している。尿細管変性を起こし、 嘔吐、下痢、脱水症状、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、循環不全、全身麻痺などの症状をきたす。 死亡することも。
ユリ科シュロソウ属の多年生の植物。若芽は山菜のオオバギボウシやノカンゾウの若芽に似ており、人間でも誤食による食中毒が毎年のように発生している。尿細管変性を起こし、 嘔吐、下痢、脱水症状、腎臓障害、視力障害、呼吸困難、手足のしびれ、循環不全、全身麻痺などの症状をきたす。 死亡することも。
犬に危険な有毒植物
カラー
日本語で植物の「カラー（calla）」という場合は、サトイモ科・オランダカイウ属の植物（特にオランダカイウ）を指すのが普通。葉に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶と未知のたんぱく成分により、口内炎、舌炎、よだれ、皮膚炎などの症状をきたす。
日本語で植物の「カラー（calla）」という場合は、サトイモ科・オランダカイウ属の植物（特にオランダカイウ）を指すのが普通。葉に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶と未知のたんぱく成分により、口内炎、舌炎、よだれ、皮膚炎などの症状をきたす。
犬に危険な有毒植物
カラスビシャク
サトイモ科の植物の一種。鎮吐作用のあるアラバンを主体とする多糖体を多く含んでおり、半夏湯（はんげとう）、半夏瀉心湯（はんげしゃしんとう）などの漢方方剤に配合される。他に、サポニンを多量に含んでいるため、痰きりやコレステロールの吸収抑制効果がある。 なお、乾燥させず生の状態では、シュウ酸カルシウムを含んでおり食用は不可能。
サトイモ科の植物の一種。鎮吐作用のあるアラバンを主体とする多糖体を多く含んでおり、半夏湯（はんげとう）、半夏瀉心湯（はんげしゃしんとう）などの漢方方剤に配合される。他に、サポニンを多量に含んでいるため、痰きりやコレステロールの吸収抑制効果がある。 なお、乾燥させず生の状態では、シュウ酸カルシウムを含んでおり食用は不可能。
犬に危険な有毒植物
キナ
南アメリカ原産のアカネ科の薬用樹木。樹皮はキナアルカロイドと呼ぶキニーネなどを含み、塩酸キニーネの製造原料。解熱薬・健胃薬・抗マラリア剤としても利用されるが、誤食すると精神障害、溶血を起こす。
南アメリカ原産のアカネ科の薬用樹木。樹皮はキナアルカロイドと呼ぶキニーネなどを含み、塩酸キニーネの製造原料。解熱薬・健胃薬・抗マラリア剤としても利用されるが、誤食すると精神障害、溶血を起こす。
犬に危険な有毒植物
クワズイモ
サトイモ科アロカシア属（クワズイモ属）の常緑性多年草。クワズイモの名は「食わず芋」で、シュウ酸カルシウムは皮膚の粘膜に対して刺激があり、誤食すると舌がしびれて会話がうまくできない状態になったりすることから、英語では「Dumb Cane（口のきけない茎）」とも呼ばれている。
サトイモ科アロカシア属（クワズイモ属）の常緑性多年草。クワズイモの名は「食わず芋」で、シュウ酸カルシウムは皮膚の粘膜に対して刺激があり、誤食すると舌がしびれて会話がうまくできない状態になったりすることから、英語では「Dumb Cane（口のきけない茎）」とも呼ばれている。
犬に危険な有毒植物
コウモリカズラ
ツヅラフジ科コウモリカズラ属の蔓性落葉木本。実は球形の核果で、青黒く熟するが、実にはアルカロイドが含まれ、誤食をすると神経障害や痙攣などの症状を引き起こす。
ツヅラフジ科コウモリカズラ属の蔓性落葉木本。実は球形の核果で、青黒く熟するが、実にはアルカロイドが含まれ、誤食をすると神経障害や痙攣などの症状を引き起こす。
犬に危険な有毒植物
コカ
コカノキ科コカ属の常緑低木樹。コカ自体には依存性や精神作用は無い。 しかし化学物質を使って生成されるコカインには、中枢神経を刺激して精神を興奮させる作用がある。葉を誤食すると異常な覚醒作用と神経麻痺を招く。
コカノキ科コカ属の常緑低木樹。コカ自体には依存性や精神作用は無い。 しかし化学物質を使って生成されるコカインには、中枢神経を刺激して精神を興奮させる作用がある。葉を誤食すると異常な覚醒作用と神経麻痺を招く。
犬に危険な有毒植物
コクサギ
ミカン科の落葉低木。「小臭木」と書くのは、枝や葉に特有の臭気があるためについた和名。葉はキノリンアルカロイドを含み有毒で、ダニの駆除薬として使われる。
ミカン科の落葉低木。「小臭木」と書くのは、枝や葉に特有の臭気があるためについた和名。葉はキノリンアルカロイドを含み有毒で、ダニの駆除薬として使われる。
犬に危険な有毒植物
ゴクラクチョウカ
単子葉植物ゴクラクチョウカ科の属の一つ。園芸では学名のカタカナ表記そのままストレリチアやストレチア（属）ということも多い。極楽鳥花、と漢字表記する。種に含まれるタンニンにより、嘔吐や下痢など。
単子葉植物ゴクラクチョウカ科の属の一つ。園芸では学名のカタカナ表記そのままストレリチアやストレチア（属）ということも多い。極楽鳥花、と漢字表記する。種に含まれるタンニンにより、嘔吐や下痢など。
犬に危険な有毒植物
コブシ
モクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。花蕾は鼻炎、鼻づまりなどに効果がある。生薬名は「辛夷（しんい）」といい漢方薬に配合される。誤食すると筋肉の弛緩、麻痺などをきたす。
モクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木。花蕾は鼻炎、鼻づまりなどに効果がある。生薬名は「辛夷（しんい）」といい漢方薬に配合される。誤食すると筋肉の弛緩、麻痺などをきたす。
