犬の散歩に適した時間帯一覧リスト~地域別の気温変動に注意!

 犬の散歩に適した時間帯一覧リストです。日本の各地域(北海道 | 東京 | 大阪 | 福岡 | 沖縄)における気温変動に合わせ、散歩する時間をずらさなければなりません。「暑い」とか「寒い」という言葉に明確な定義はありませんが、ここでは快適な温度を15~25℃とし、これを散歩に適した温度帯として解説します。日の出日の入りのデータは国立天文台、気温のデータは生物多様性センターからです。

北海道(札幌)

 北海道に暮らしている場合、5月の下旬から9月の上旬にかけて散歩しやすい気温が続きます。逆に気温が5℃を下回る11月から4月にかけては、飼い主は何らかの防寒対策をしないと外に出ることすらできないでしょう。短毛種や脂肪量の少ない小型犬を散歩に連れ出す際はルートを短めに取り、犬が震えだしたらすぐ引き返せるように配慮しなければなりません。
 飼い主として避けたいのは散歩が面倒になって室内に閉じ込めてしまうことです。犬がストレスを溜め込んで無駄吠えを始めとする何らかの問題行動に発展する危険性が高まります。また犬を放し飼いにするとか屋外につなぎっぱなしにするといった行為は動物愛護法違反です。通報されると、行政機関から命令や勧告が下されることもあります。

関東(東京)

 東京近辺の関東・首都圏に暮らしている場合、4月から6月の下旬、および8月中旬から10月中旬にかけては散歩しやすい気温が続きます。一方、7月から8月中旬までは気温が25℃を超えることが多く、熱中症の危険性が高まってしまいます。太陽の光が強い日中の散歩は避け、日の出直後や日没直前に散歩時間をずらさなければなりません。12月から3月にかけては気温が10℃を下回り、かなり寒くなります。小型犬や短毛種は防寒具としてドッグウェアを装着した方がよいかもしれません。

大阪(関西)

 大阪近辺の関西圏に暮らしている場合、4月から6月の中旬、および8月下旬から10月中旬にかけては散歩しやすい気温が続きます。
 一方、6月下旬から8月下旬までは気温が25℃を超えることが多く、熱中症の危険性が高まってしまいます。太陽の光が強い日中の散歩は避け、日の出直後や日没直前に散歩時間をずらさなければなりません。
 12月から3月にかけては気温が10℃を下回り、かなり寒くなります。小型犬や短毛種は防寒具としてドッグウェアを装着した方がよいかもしれません。

福岡(九州)

 福岡近辺の九州地方に暮らしている場合、4月から6月の中旬、および8中旬から10月中旬にかけては散歩しやすい気温が続きます。
 一方、6月下旬から8月中旬までは気温が25℃を超えることが多く、熱中症の危険性が高まってしまいます。太陽の光が強い日中の散歩は避け、日の出直後や日没直前に散歩時間をずらさなければなりません。
 12月から3月にかけては気温が10℃を下回り、かなり寒くなります。小型犬や短毛種は防寒具としてドッグウェアを装着した方がよいかもしれません。

沖縄

 沖縄に暮らしている場合、5月下旬から9月下旬にかけての4ヶ月間は、平均気温が25度を超える暑い季節になります。熱中症の危険性が高まってしまいますので、太陽の光が強い日中の散歩は避け、日の出直後や日没直前に散歩時間をずらさなければなりません。
 その他の地域とは違い12月から3月にかけても平均気温が高く、 15度を下回ることがありませんので、比較的散歩しやすいでしょう。もちろん防寒具は不要です。
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