犬が取っ組み合いをする状況
2匹の犬が取っ組み合いをしていますね。さて、この時の犬の気持ちは?
取っ組み合いをするときの気持ち解説
犬は遊びが大好きです。一見ケンカしているように見えてもほとんどの場合は遊んでいるだけですので、飼い主が不用意に犬の遊びに立ち入らないように気を使ってあげましょう。特に子犬期のじゃれあい・取っ組み合いは、心身の発達を促すと同時に、「これ以上やると相手が痛がるな・・」という手加減を覚える上で重要な経験です。
代表的な犬の遊びは、両者立ち上がった前足を使って殴りあう「犬のボクシング」、お互いに口を大きく開けてその大きさを競い合う「大口競争」(jaw fensing)、地面に寝転がって相手の首根っこを押さえようとする「犬のレスリング」、ロープや棒の両端を口でくわえ、引っ張り合う「犬の綱引き」(tug of war)などです。
遊びがエスカレートしてケンカに発展しそうになると、通常はどちらか一方がしっぽを大きく振ったり「犬のおじぎ」(プレイバウ)をすることで「これは遊びだからね!」という意思確認を行います。
代表的な犬の遊びは、両者立ち上がった前足を使って殴りあう「犬のボクシング」、お互いに口を大きく開けてその大きさを競い合う「大口競争」(jaw fensing)、地面に寝転がって相手の首根っこを押さえようとする「犬のレスリング」、ロープや棒の両端を口でくわえ、引っ張り合う「犬の綱引き」(tug of war)などです。
遊びがエスカレートしてケンカに発展しそうになると、通常はどちらか一方がしっぽを大きく振ったり「犬のおじぎ」(プレイバウ)をすることで「これは遊びだからね!」という意思確認を行います。
犬が取っ組み合いをする動画
以下でご紹介するのは、取っ組み合いをする犬の姿を捉えた動画です。相手に体重をかけて組み伏せたり、首筋を軽くかんで動きを拘束(こうそく)すると勝ち、といったところでしょう。これは、野生環境において獲物をしとめる予行演習(よこうえんしゅう)をしている、と言っても過言ではありません。犬は本能的に自分たちに必要な行動を知っており、遊びを通じてそうした行動の練習をしているものと考えられます。もっとも現代のペット犬は、森の中で獲物を追いかけてしとめる必要性はありませんけどね。
遊びで取っ組み合いをする犬たち
犬が取っ組み合いをする写真
犬の代表的な遊び色々です。子犬時代は、なるべく兄弟姉妹犬と共にいろいろな遊びをさせたいものです。特に社会化期(しゃかいかき=生後2~12週くらい)における遊びは、その後の犬の性格を形成する上でも極めて重要なものですので、大事にする必要があります。ちなみに社会化期とは、子犬の脳が急速に発達する時期であり、この時期に学んだことが、その犬のメンタリティに一生影響を及ぼします。