トップ有名な犬一覧保持記録で有名な犬ティア

ティア

 一度の出産で最も多くの子犬を産んだ犬「ティア」について解説します。

ティアとは?

 ティア(Tia)は、一度の出産で最も多くの子犬を産んだ犬としてギネス記録に認定されているナポリタンマスティフで、記録は24匹です。
世界一の多胎で記録に残っているティア  イギリスのケンブリッジでブリーダーを営むダミアン・ウォードさんの飼い犬・ティアは2歳のメス犬で、本名を「Abellatino Arabella」といいます。妊娠した彼女のおなかが大きくなり、いよいよ出産が近づいてきたとき、ダミアンさんは「多くて10匹くらいだろう」と高をくくっていました。しかしこの予想は大きく覆されてしまいます。
 2004年11月29日、動物病院で帝王切開が施され、おなかの中にいた子犬たちが全て取り出されると、そこにいたのはメスが9匹オスが15匹という大所帯でした。 残念ながらそのうちの1匹は死産で、3匹は生後1週で死亡してしまったため、生き残ったのは20匹ということになります。
 この出産数は、それまでの最多だった23匹という記録を塗り替え、2005年度から新たにギネス記録として認定されました。 GUINNESS WORLD RECORD BBC NEWS abc 7 NEWS

ティアの写真

 以下でご紹介するのは、一度の出産で最も多くの子犬を産んだ犬「ティア」の写真です。 出産数の新記録を作ったナポリタンマスティフの子犬たち
 最も大きい子犬は「シャーマン」、小さい子犬は「ティンカーベル」と名づけられた。ダミアン・ウォードさんとその恋人のアン・ケルガーさんは、ほとんど寝る間もなく「給餌マシーン」として子犬たちの世話をしたという。写真の出典はこちら
24匹と言う出産数で世界記録を塗り替えたティアこと「Abellatino Arabella」
 ティアが経験した帝王切開の帝王とは「シーザー」のこと。偶然にも、ティアを妊娠させたオス犬の名前も「シーザー」だった。写真の出典はこちら