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マックス

 72キロメートルの距離を移動して帰宅した犬「マックス」について解説します。

マックスとは?

 マックス(Max)は、72キロメートルの距離を移動して帰宅した犬。
衝突事故に驚き、車の後部から森の中に逃げ出してしまったマックス  アメリカ・ロードアイランド州コベントリーに暮らすビル・クラークさんは2008年9月、愛犬であるエアデールテリアのマックスと共に、コネチカット州スターリングをドライブしていました。オープンカーで気持ちよく走っていた両者でしたが、不運なことに、高速道路上で他の車に衝突され停車してしまいます。「オープンカー」というデザインが災いし、この衝突に驚いたマックスは、後部座席からトランクを乗り越え、近くにある森の中に逃げ込んでしまいました。
 ビルさんは急いで捜索を開始し、迷子チラシなども配布しましたが、得られるのは目撃情報ばかりで、結局マックスを見つけることはできませんでした。
 行方不明のマックスがビルさんを驚かせたのは、いなくなってから24日後の2008年10月初旬のことでした。ビルさんが帰宅してふと裏庭を見ると、何とそこにマックスが座っていたのです。体重が5キログラムほど減り、外見がだいぶ変わっていたものの、彼が自分の愛犬マックスであることは一目でわかったといいます。しかし、彼がどのようにして高速道路を含む72キロメートルもの距離を移動したかについては、いまだに不明のままです。 turnto10.com Agatha and Louise

マックスの写真

 以下でご紹介するのは、72キロメートルの距離を移動して帰宅した犬「マックス」の写真です。 72キロを24日間かけて移動したマックス
 マックスがどうやって自宅の位置を突き止めたのかに関しては、いまだに不明。飼い主のビルさんが、童話「ヘンゼルとグレーテル」で登場する「パンくず」ように、通った道にエサや衣類を少しずつ残していったことが奏功したのかもしれない。写真の出典はこちら