トップ有名な犬一覧騒動を引き起こした犬オスカー

オスカー

 SNSの「Myspace」内において名指しで殺害予告を受けた犬「オスカー」について解説します。

オスカーとは?

 オスカー(Oscar)は、SNSの「Myspace」内において名指しで殺害予告を受けた犬。
「有名にしてほしい」という講師の課題に登場したパグのオスカー  2006年9月12日、アメリカ・ヴァージニア州にあるヴァージニア福祉大学の広告クラスにおいて、非常勤講師のマイク・リアが生徒たちにある課題を出しました。内容は「私が飼っている6歳のパグ・オスカーを、どうにかして有名にしてほしい」というものです。この課題には「犬を傷つけたりしてはいけない」という但し書きが添えられていました。
 課題を受けた生徒たちの多くは、早速キャンパス内に写真付きのチラシを貼ったりして、オスカーを有名にしようと躍起になります。しかしそんな中、SNSの「Myspace」内に不穏な書き込みがなされました。それは「オスカーを殺す」という名指しの殺害予告です。
 19歳の「ジェイソン」と名乗る男によって投稿されたこの書き込みは、すぐに動物活動家に知られるところとなり、大騒ぎとなります。活動家たちからの通報を受けたリッチモンド警察は、すぐさま大学のアドセンターに乗り込み、事情聴取を行いました。
 捜査の結果分かったのは、「この書き込みは広告クラスの課題に関連している」ということ、及び「書き込みはあくまでも悪ふざけであり、オスカーは無事である」ことでした。クラス内に「ジェイソン」と言う人物がいたものの、犯人は恐らく、キャンパス内のチラシを見た第三者であろうということで決着しました。
 アドセンター最高責任者のリック・ボイコ氏は、「手段はさておき、オスカーは有名(famous)になったのでは?」という取材陣の問いに対し、「むしろ悪名高くなった(infamous)」とダジャレ交じりに返答しています。 USA TODAY Daily Press

オスカーの写真

 以下でご紹介するのは、SNSの「Myspace」内において名指しで殺害予告を受けた犬「オスカー」の写真です。 殺害予告が出されたものの、実際には何の脅威も受けなかったオスカー
 結局殺害予告は悪ふざけで、オスカーは全くの無傷だった。犯人は見つかり次第、「除籍」を含む何らかの制裁を受けることになったものの、もし学内の生徒である場合は、個人情報保護法により、名前が伏せられこととなった。写真の出典はこちら