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11月の犬ニュース

 2013年11月の犬に関するニュースをまとめました。一番上が最新で、下にスクロールするほど記事が古くなります。記事内にリンクが貼られていることもありますが、古い記事の場合はリンク切れの時がありますのでご了承下さい。

11月27日

 10月末から11月初めにかけ、中国広東省化州市において毒殺された犬100匹余りが、食用肉として飲食店に販売されていたことが明らかとなりました。
 中国のメディア、新快報が26日伝えたところによると、毒殺された犬は、現地当局が強制取り壊しを行った犬肉業者が出荷していたとのこと。売れ行きは良く、1日に平均10匹を出荷していたそうです。
 犬の毒殺には、人間にとっても猛毒な青酸ナトリウムが用いられていたため、今後、この肉を食べた人に被害が出る可能性が懸念されています。 Source---毎日中国経済

11月23日

 鳥取県内の獣医師らが、飼えなくなった犬や猫を受け入れる動物保護施設を倉吉市に開設し、一般からの支援者を募っています。
 2013年9月にオープンしたのは、「人と動物の未来センター・アミティエ」。運営は公益財団法人「動物臨床医学研究所」で、1万3千平方メートルの敷地内にドッグランや放牧場があり、動物病院並みのケアを行う施設も整っています。建物には犬専用の個室や犬猫用の大部屋、処置室があり、最大で犬50~60匹、猫20匹を収容可能。来春にも県内の保健所から犬や猫の受け入れを始める計画とのことです。
 保護した犬や猫は順次、厳密な審査を経た希望する飼い主に引き渡され、その後も連絡を取り合い、飼育状況を確認する体制とのこと。費用は会員の獣医師らの会費や一般からの寄付などで賄われることから、同施設では随時、一般からの支援者を募っています。問い合わせは同研究所東京事務所「人と動物の会」まで。 人と動物の会

11月23日

 お互いをいたわるように抱き合って眠る、2頭の兄弟犬の姿がFacebook上で公開され、話題を呼んでいます。
 写真に映っているのは目が見えない「ジェフリー」と健常な「ジャーメイン」という兄弟犬。ペンシルバニア州のチェスター郡動物虐待防止協会が、フィラデルフィアの通りで保護した犬です。保護された当初、2頭は明らかに戸惑った様子で、体を寄せ合うように常に一緒に行動したといいます。目が見えない「ジェフリー」を、兄弟である「ジャーメイン」がまるで盲導犬のように献身的に世話するなど、長年多くの犬を見て来た協会の職員ですら驚くほどの絆が観察されたそうです。
 11月15日、新しい家庭を募集するために公開された写真では、こうした2頭の絆の強さが十分にうかがえます。掲載された写真には3万6,000人以上が「いいね!」と反応したほか、約6,000件ものコメントが書き込まれる状況だとか。 Chester County SPCA
目が見えない「ジェフリー」と健常な「ジャーメイン」という兄弟犬

11月20日

 共立製薬は、殺処分される犬や猫を減らすための取り組みとして、動物病院で保護されている犬猫と里親希望者とをつなぐマッチングサイト「Veterinary Adoption」(ベテリナリーアドプション)を設立しました。
 当サイトの特徴は、里親希望者と保護犬猫の出会う場が、実際の動物病院であるという点。現在、賛同している動物病院は全国に約2,000軒あり、保護されている犬猫は、簡易的な健康診断、ワクチン接種、マイクロチップ装着等を行ってからの譲渡となります。なお、里親希望者として利用する場合は、事前の無料ユーザー登録が必要です。 Veterinary Adoption
マッチングサイト「Veterinary Adoption」(ベテリナリーアドプション)

11月20日

 米ウィスコンシン医科大学のデービッド・ウィルコックス氏率いる研究チームは、欠陥遺伝子の修復によって犬の血友病の治療に成功したとする研究論文を、イギリスの科学誌に掲載しました。
 「血友病」とは、血液凝固タンパク質の欠乏により、自力では出血をとめることができなくなってしまう遺伝病の一種。
 このたび研究チームは、正常に機能している遺伝子を、無害のウイルスの中に組み込み、血友病にかかっている犬3匹に注入。血液を止める作用を持つ「血小板」を作り出す幹細胞内に導入したところ、3匹のうち2匹では、最高水準の量の凝血因子が生成され、2年半の調査期間を通して、重度の出血は一度も見られなかったとのこと。また、新しい遺伝子を導入された後は3匹とも、自身の免疫系を抑制するための薬を必要としなかったそうです。
 こうした研究の成果は今後、人間の血友病患者へも応用できると期待されています。 Source---AFP

11月20日

 滋賀県警草津署は20日、ペット保険会社から保険金をだまし取ったとして、同県草津市のクラーク動物病院院長・奥村滋容疑者(46)を詐欺容疑で逮捕しました。
 奥村容疑者は2011年4月、足を脱臼した犬を連れてきた飼い主に対し、ペット保険の加入を促し、保険が有効になった日以降に発症したとするうその明細書などを作成。本来、保険加入前の疾病に対しては保険金が支払われないにもかかわらず、偽りの請求により保険会社から約29万円を詐取した疑いがもたれています。
 同容疑者は「関わっていない」と容疑を否認していますが、ペット保険を巡って獣医師が詐欺容疑で逮捕されるのは、全国でも初とのこと。 Source---読売新聞

11月18日

 フィンランドや米国の研究チームは、「現代の犬の起源はヨーロッパにある」とする説を、15日付の米科学誌「Science」(サイエンス)に発表しました。
 研究チームはまず、ユーラシア大陸、およびアフリカ大陸から採掘された、18種の先史時代に属するイヌ科動物のものと見られる化石からミトコンドリアDNAを抽出。これらを現代に生きるイエイヌやオオカミのそれと比較しました。その結果、現代のイヌやオオカミは、ヨーロッパに生息していたイヌ科動物と近いミトコンドリアDNAを持っていることが判明。
 研究チームはこの事実と分子測定法から得た結果とを掛け合わせ、「イエイヌの祖先は、およそ18,800年前から32,100年前、ヨーロッパの狩猟民族に飼いならされる形で誕生した」という結論に至りました。
 これは、「オオカミがイヌとして家畜化されたのは、およそ1万6300年前の中国南部あたりである公算が大きい」とする従来の説(ピーター・サヴォライネンなど)と対立するものであることから、犬の発祥地域に関する議論は、今後さらに加熱していきそうです。 イヌとオオカミ European Origin of Domestic Dogs Source---Science

11月13日

 飼い主と愛犬のための情報サイト「ホリプロ アイドルドッグ.jp」は11月11日、生前「山のガイド犬」として登山者の命を守り続けてきた「平治」を、2013年の「ベストアイドルドッグ」に認定しました。
 「ベストアイドルドッグ」は、「いい(11)ワンワン(11)」という語呂合わせから、毎年11月11日に認定される賞。これまで忠犬「ハチ公」、フランダースの犬の「パトラッシュ」、「わさお」などがベストアイドルドッグとして認定されたきた歴史があります。
 第五回目となる今回、見事「アイドルドッグ」の称号を勝ち取ったのは、大分県・九重連山のガイド犬として活躍した「平治」。平治は登山コースを全て覚え、道に迷った登山客がいると姿を現し、登山口や山小屋へと誘導したことで有名です。また、平治がガイド犬として活躍した間は、九重連山での遭難事故は一度も起こらなかったといいます。
 平治の死後からすでに25年が経過していますが、富士山が世界文化遺産に登録され登山を楽しむ人が急増したことを受け、「登山者が気を緩めないように」という願いをこめて今回の「アイドルドッグ」の認定となりました。 ベストアイドルドッグ2013 Source---アイドルドッグ.jp
生前「山のガイド犬」として登山者の命を守り続けてきた「平治」

11月5日

 英ケンネル・クラブのブリーダー協会は、エリザベス女王のお気に入り犬種として有名な「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」が、姿を消してしまうかもしれないと発表しました。
 同犬種は短い脚が特徴の牧羊犬で、「コーギー」の愛称で親しまれています。また、1930年代から英国王室に愛され、特にエリザベス女王がこれまでに数十匹飼ってきたことでも有名です。
 しかしケンネル・クラブによると、英国で2013年に新たに登録されたウェルシュ・コーギー・ペンブロークはわずか241匹に過ぎず、来年1月までに「絶滅危惧の在来種」に分類される可能性が高いとのこと。
 英紙「デーリー・テレグラフ」はこの原因として、2007年に導入された「断尾禁止法」を挙げています。この法律では犬の尾の一部を切り取る「断尾」行為を禁じているため、コーギーの外見が変わってしまったとして、多くのブリーダーが繁殖をやめてしまったというのがその論拠です。 ウェルシュコーギーペンブローク 犬の断尾 Source---AFP

11月2日

 福岡市の高島宗一郎市長は11月4日、犬や猫の殺処分数ゼロを目指す「ゼロへの誓い」を宣言することを決めました。
 市では2009年度から、独自の動物愛護管理推進実施計画に基づき、飼い主を説得するなど犬猫の引き取り数を増やさない取り組みを展開してきました。その結果、2008年度は3,022頭だった殺処分数を、2012年度は558頭まで減らすという実績を残しています。
 高島市長は、今年9月に施行された「改正動物愛護管理法」により、「相当な理由がない限り、行政側が引き取りを拒否できる」という法的な後押しが整ったことから、殺処分ゼロという大きな目標でも、十分に実現可能であると確信。4日に市役所西広場で開かれる「どうぶつ愛護フェスティバル」で、「ゼロへの誓い」を宣言し、「人にも動物にもやさしい福岡」を目指す街づくりを市民に呼びかける予定です。
 また福岡市は、やむを得ず殺処分する場合は、炭酸ガスによる大量処分から動物への負担が少ない個体別の麻酔注射へ移行する方針も固めています。 改正動物愛護法 犬や猫の殺処分について Source---毎日新聞