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1月の犬ニュース

 2013年1月の犬に関するニュースをまとめました。一番上が最新で、下にスクロールするほど記事が古くなります。記事内にリンクが貼られていることもありますが、古い記事の場合はリンク切れの時がありますのでご了承下さい。

1月29日

 アメリカ・ニューオーリンズで26日夜、バイデン副大統領の警護任務に当たっていたシークレットサービス犬が、6階建てのビルの屋上から転落して死亡するという痛ましい事故がありました。
 転落死したのはベルジアン・マリノア種のシークレットサービス犬で、バイデン副大統領が講演していたホテルに隣接する駐車場のビルで捜索活動中、屋上から転落したとのこと。 ベルジアンマリノア Source---CNN

1月29日

 米国防高等研究計画局(DARPA)では、犬の脳をスキャンして理想的な介助犬候補を選ぶ計画が進行中です。
 当計画はエモリー大学の神経科学者グレッグ・バーンズ氏らが協力して進められているもので、MRIに固定した犬の脳内をリアルタイムでモニターすることにより、その犬が持つ適性を見極めようというもの。たとえば、訓練士がストレス外傷(PTSD)の症状を示したとき、最も明瞭なリアクションを見せた犬を、リハビリ療法のパートナー候補として選別するなどの応用が利くそうです。
 この計画が実現すれば、介助犬や軍用犬の訓練性の向上やスピードアップ、さらに最終的には費用削減につながるとしています。

1月26日

 2013年1月23日、スウェーデン、ノルウェー、米国の共同研究チームが、犬とオオカミの遺伝子中、36個のゲノム領域に着目して研究を行ったところ、両者の間に複数の明確な違いを発見した、と英科学誌ネイチャー(Nature)に発表しました。
 チームは、19個のゲノム領域に関しては脳の機能に関係しており、8個は神経系の発達、およびその結果としての行動様式の変化に関わっているという事実、そして10個に関しては、でんぷんの消化と脂肪の代謝に関わっているという事実を突き止めます。
 スウェーデン・ウプサラ大学のエリック・アクセルソン氏はこの事実について「犬が人間と共に繁栄することができた理由の一端を示している」と語っています。氏の考えを要約すると以下。
犬の消化能力と繁栄
  • 犬は炭水化物の代表格であるでんぷんの消化能力を発達させた
  • 人間の集落周辺に捨てられた残飯を消化できるようになった
  • 人間と行動を共にすれば、労せずして食事にありつけるということを覚えた
  • 人間と共に繁栄を築いた
 犬が突然変異によってこの消化能力を獲得したのか、それとも人間の選択繁殖によって次第に獲得していったのかはわかりません。しかし、オオカミのような肉食一辺倒の食性だったら、人間の残飯を食べながら集落で一緒に暮らすことは、確かにできなかったかもしれません。言うなれば、食い意地の汚さと雑食性が今日の犬の繁栄を築いた、といったところでしょう。 イヌとヒトの歴史 Source---Nature

1月24日

 韓国では、全身に火がついた犬が自動車整備所に飛び込み火災が発生するという事件があり、動物虐待の疑いがあるとみて、警察が捜査を行っています。
 事件があったのは京畿道竜仁市(キョンギド・ヨンインシ)の自動車整備所で、20日午後5時ごろのことでした。資材倉庫に全身に火がついた状態の犬が飛び込み、約10分後に倉庫から黒い煙が立ち昇ったとのこと。この火災で倉庫1階にあった車両部品などが焼け2600万ウォン相当の財産被害が出たそうです。
 犬の死体から揮発性物質が検出されたため、警察は動物虐待の疑いがあるとして現在捜査中です。 Source---Chuuou Nippou

1月24日

 スカイプを通してお友達と交流するわんちゃんが可愛いと評判です。
My dog can Skype!

1月24日

 キシリトールの誤食によって命を落としてしまったチワワに関するブログエントリが話題です。
 大人の注意を聞かず、子供たちが面白半分で犬のいるケージの中にキシリトールのタブレットを入れてしまったというのが事の顛末だそうです。犬にとって毒性を発揮するものの中には、意外なものも含まれていますので、愛犬家としては事前に予習しておきたいものですね。 犬にとって危険な毒物

1月20日

 台湾・雲林県元長郷で1月15日午後、野良犬や飼い犬を食用肉として販売していた男が逮捕されました。
 逮捕されたのは、これまでにも犬を殺して肉を販売したり、豚を違法に処理した前科がある59歳の男。犬を殺していたと見られると畜場からは、乾燥させたオス犬の性器が435本見つかっており、メス犬も合わせると、ここで殺された犬の数は1000頭にのぼるとみられています。
 逮捕に当たっては、台湾猫狗人協会が工場側の警戒を防ぐため、顧客のふりをして事前に2度の取引を行っていました。15日、3回目の取引が行われた際は、協会員が取引の全過程を録画、さらに別の協会員と警察、雲林県家畜疾病防治所員が駆けつけ、現場を取り押さえたそうです。
 現場から見つかった多数の犬の性器について男は、「長年溜めたもので一度に殺したわけじゃない」と供述しており、用途については口を閉ざしているものの、漢方漬けにするつもりだったとみられています。 Source---TechinsightJapan

1月16日

 においからガンを早期発見する「がん探知犬」を実用化しようと、日本医科大学千葉北総病院では世界初となる様々な研究を打ち立てています。
 研究の指揮を取るのは、同病院・消化器センター部長の宮下正夫教授(59)。教授は長年の臨床経験から、患者の多くがすでに手遅れの状態になってから受診するという事実に歯がゆさを感じていました。そんなときに偶然知ったのががん探知犬・マリーンの存在。良性腫瘍患者や健康な人には反応せず、がん患者の呼気だけをピタリと当てるマリーンの能を目の当たりにした教授は、訓練施設に実際に出向き、共同研究を行うようになったそうです。
 広い敷地を利用し、病院内に専門施設を建設することは可能なものの、目下の課題は人材確保だとか。現在は印西市周辺の地域の方々へ向けたがん検診の実用化を目指し、それに賛同して共同研究を行ってくれる行政や企業を募集しているということです。 犬のがん探知能力

1月16日

 アメリカの企業が軍事用に開発中のロボット犬「LS3」、通称アルファ・ドッグのフィールド・テストを捉えた映像が話題です。
 アルファ・ドッグは、アメリカ海兵隊と軍事リサーチ機関DARPAの要請を受け、ボストン・ダイナミックスという会社が開発している犬型ロボット。使用目的は、「兵士たちの軍備を担いで戦地をついて行く」というもので、最大運搬重量は自分と同じ181kg、24時間駆動のバッテリーで約32km連続走行することが可能だそうです。 ぴったり追尾するLS3

1月12日

3・11後の被災地で、動物と人々が過ごした日々をフィルムに収めたドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」の続編が完成しました。
 このたび完成した「犬と猫と人間と2」では、宮城県出身の宍戸大裕さんが監督を務めています。一般1500円、シニア・高校生以下・障害者手帳をお持ちの方は1000円。 犬と猫と人間と2

1月12日

 アメリカ・ノーフォーク市では、見た目がまるでライオンの犬・チャールズが人気者です。
 チャールズはプードルとラブラドールを掛け合わせて誕生したラブラドゥードル(Labradoodle)犬。Facebookにも登録しており、現在2000人程度のネットフレンドと交流もしている人気者です。街中で見かけた市民が、ライオンと間違えて警察を呼ぶこともあるとか。 ライオン犬・チャールズ

1月10日

 2012年去年10月、千葉県栄町の公園で、落ちていたソーセージを食べたとみられる飼い犬が立てなくなった事件で、警察がソーセージに付いた液体を鑑定したところ、劇物に指定された農薬であることが判明しました。
 事件が発生したのは千葉県栄町安食台の「十王児童公園」で、近所の男性が散歩をさせていた飼い犬が突然、立てなくなり、動物病院で手当てを受けたというものです。警察が公園内を捜索したところ、青い液体の付いたソーセージが見つかり、犬がソーセージを食べたとみて液体成分の鑑定を行っていました。
 結果、体重1キログラム当たりおよそ30ミリグラムで死に至る農薬であることが判明し、これが故意に置かれた疑いもあるとみて現在調べを進めています。なお、公園やその周辺では2012年9月から10月にかけて5匹の猫の死体が見つかっているとのこと。 犬の拾い食いをしつけ直す 犬にとって危険な毒物 Source---NHK NEWS WEB

1月6日

 氷点下40度にまで達する極寒の地で迷子になった盲目の犬が、10日ぶりに奇跡の生還を果たしたとして話題になっています。
 奇跡の生還を果たしたのは、アメリカ・フェアバンクスに住むマッケンジー・グレイペンジェターさん宅で飼っている8歳のメス犬、アビー。彼女は数年前、家具にぶつかったことが原因で目が見えなくなったそうです。アビーは毎日昼間は5エーカー(約2万平方メートル)という広大な庭で遊ぶのが日課でしたが、2012年の12月13日、家族が目を離した隙に姿が見えなくなってしまいます。家族は一生懸命近所を探し回ったものの見つからず、夜には氷点下40度にまで落ち込むフェアバンクスの気候を考え、もう二度と再会することはできないだろうとあきらめていました。
 しかし6日後の19日午後、グレイペンジェターさん宅から20キロ近く離れた通りを犬ぞりで走っていた獣医のマーク・メイさんが、偶然アビーの姿を目撃します。そのときはそれきりで別れましたが、翌日、彼が犬小屋に出向くと、なんと飼い犬たちに紛れるように座っているアビーの姿を発見したそうです。マークはメールやFacebookなどを利用して必死にアビーに関する情報を収集したところ、情報に気付いた近所の人が12月23日にグレイペンジェターさんに話を教え、アビーは10日ぶりに無事我が家へ帰ることができました。 迷子犬の探し方 犬の帰巣本能
奇跡の生還を果たした盲目の犬・アビー

1月3日

 アメリカ・カリフォルニア州で蔓延しているチワワの遺棄問題を少しでも解決しようと、見捨てられた犬達を小型犬愛好者が多いカナダへと、こつこつ移送しているボランティアの男性が話題です。
 この男性はカリフォルニア州ノルコに住む英国人男性、ジョン・マレーさん。彼は2年前、動物を養う余裕がなかったり、終生飼育するつもりのない多くの無責任な飼い主によって、カリフォルニア州の保護施設ではチワワを始めとする多くの犬が収容されているという事実に気づき、心を痛めました。その後一念発起して「Ej Rescue」という団体を立ち上げ、チワワのような小型犬を愛好するヒトが多いカナダへと移送する活動を開始します。ロサンゼルスからカナダ・カルガリーまで、約2,400キロの距離を24時間かけて一気に移動するため、自分にとっても犬にとってもハードな1日になるとのこと。1度に最高35頭までという条件付の中、1年間だけで約1,900頭もの犬をカナダへ運んだそうです。
 団体立ち上げのために定職を捨てた彼の唯一の収入源は、今のところ寄付だけだとか。自宅が差し押さえられるという逼迫した経済状況の中、今後も活動が続けられるよう、多くの協力者が現れるのを願いたいところです。 チワワ Source---NariNari.com