犬の触覚は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の中で最も早熟です。生後間もない子犬は目も見えず鼻もそれほどよくありませんが、
触覚に対応する脳の部位だけは既に有髄化(神経が成熟している状態/右図参照)していると言われています。
これは母犬や兄弟犬にくっついて外敵から身を守るためと、はぐれて飢え死にしないようにするためだと考えられます。
また犬の鼻先には熱を感知する赤外線センサーがついており、このセンサーで母犬の乳房の位置を探知し、母乳にありつくようにできています。
断尾、断耳を行う人は「子犬の神経が発達していない内に行うので、子犬は苦痛を感じない」という話を信じているようですが、
生理解剖学的な見地から言うとその話に根拠はありません。 |