トップ犬の種類やらわ行に属する犬の種類ロマーニャウォータードッグ

ロマーニャウォータードッグ

 ロマーニャウォータードッグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ロマーニャウォータードッグの基本情報

ロマーニャウォータードッグ
  • 体高
    オス⇒ 38~48cm
    メス⇒ 41~46cm
  • 体重
    オス⇒ 13~16kg
    メス⇒ 11~14kg
  • 分類
    Group8(FCI)/FSS(AKC)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ロマーニャウォータードッグの歴史・ルーツ

 ロマーニャウォータードッグの起源は定かではありません。アドリア海に面したイタリア北部のロマーニャ地方において、数百年に渡って水場の猟犬(ウォータードッグ)として活躍してきた犬が元になっていると考えられています。
 1840年代になると、このロマーニャ地方(現エミリアロマーニャ州辺り)の湿地帯は、農地として利用するために干拓されていきました。それに伴ってウォータードッグの出番が徐々に少なくなっていき、陸上で活躍することが多くなってきました。1900年代に入る頃には、優れた嗅覚を生かし「トリュフ探知犬」として広く用いられたという経緯があります。2015年、AKCにおいて「ラゴットロマニョーロ」(Lagotto Romagnolo)という名で登録されました。

ロマーニャウォータードッグの性格・特徴

 ロマーニャウォータードッグの性格は、愛情深く飼い主に対して強い忠誠心を示します。頭が良く、しつけに対する反応性は良い方です。
 均等にカールしたアウターコートはやや粗めで、手触りは羊毛に近く、豊富なアンダーコートは防水効果を持ちます。毛色は、オフホワイト一色、ホワイト地にブラウン~オレンジ班、ブラウン一色、ブラウンローン、ブラウン地にホワイト班など多彩です。

ロマーニャウォータードッグのお手入れ・注意点

 ロマーニャウォータードッグには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛は絡まりやすいため、定期的にブラッシングしたり、年に1回程度トリミングをして短く保つようにします。

ロマーニャウォータードッグの動画

 以下でご紹介するのはロマーニャウォータードッグの動画です。
 スウェーデンの博物学者カール・フォン・リンネは18世紀、地中海沿岸に広く分布した、当犬種と思われる犬に関する記述を残しています。イタリア語では、「ロマーニャの湖犬」を意味する「ラゴットロマニョーロ」(Lagotto Romagnolo)と呼ばれます。
元動画は→こちら
ロマーニャウォータードッグトップへ