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スイスハウンド

 スイスハウンドの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

スイスハウンドの基本情報

スイスハウンド
  • 体高
    オス⇒ 49~59cm
    メス⇒ 47~57cm
  • 体重
    -kg
  • 分類
    Group6(FCI)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

スイスハウンドの歴史・ルーツ

 スイスハウンドの起源は定かではありません。現代のスイス西部にローマ人が暮らしていたBC1世紀~AD3世紀頃のモザイク画に、この犬種と思われる犬の姿が描かれています。
 群れをなして猟を行うこの犬は、特にウサギ狩りが得意だったため、15世紀になるとイタリアで人気を博し、18世紀にはフランスでも見かけるようになりました。現存しているスイスハウンドの血統には、この当時 フランスから逆輸入の形でスイスに戻ってきた犬たちが影響及ぼしていると考えられています。
 初めてスタンダードが作成されたのは1882年で、当初は5種類に分割されていました。1909年に行われた改定により4種類に減らされ、さらに1933年、これら4種類が「スイスハウンド」という1犬種の亜種として統括されました。1900年代初頭、この犬種を元にしてスモールスイスハウンドという小型種が生み出されたため、当犬種を「ラージスイスハウンド」と呼び分けることもあります。

スイスハウンドの性格・特徴

 スイスハウンドの性格は、穏やかで飼い主に対して忠実です。
 短い被毛は密生しており、手触りは滑らかです。毛色のパターンによって4種類に分類されています。「ベルニーズ」(Bernese)は白地にブラック班やブラックサドル+タンマーキング、「ジュラ」(Jura)はタン地にブラックブランケット、「ルツェルン」(Lucerne)は黒毛と白毛がほどよく入り混じったブルー、「シュヴィーツ」(Schwyz)は白地にオレンジ班やオレンジサドルです。 スイスハウンドの亜種一覧

スイスハウンドのお手入れ・注意点

 スイスハウンドには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは週一のブラッシングを基本とし、汚れた時は濡れタオルで拭いてあげます。

スイスハウンドの動画

 以下でご紹介するのはスイスハウンドの動画です。
 現代のスイス西部にあたる地域は、かつて「ヘルヴェティア」(Helvetia)と呼ばれていました。紀元前の時代、スイスハウンドの祖先となる犬種は、この地で育種されてきたと考えられています。
元動画は→こちら
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