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シベリアンハスキー

 シベリアンハスキーの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などをまとめました。
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。

シベリアンハスキーの基本情報

シベリアンハスキー
  • 体高
    オス⇒ 54~60cm
    メス⇒ 51~56cm
  • 体重
    オス⇒ 20~27kg
    メス⇒ 16~23kg
  • 分類
    ワーキンググループ

シベリアンハスキーの歴史・ルーツ

シベリアの位置  シベリアンハスキーの起源は、シベリア北東のチェルスキー山脈一帯を原産地とする犬種です。古くからエスキモー(チュクチ族)によってそり引き、ボート引き、番犬、猟犬として何百年にもわたって飼育されていました。
 1900年代に入ると、シベリアンハスキーはゴールドラッシュに沸くアラスカに輸入され、使役犬やレース犬として活躍するようになります。まず最初に大きな注目を集めたのは、1910年のことです。アラスカの町ノームからキャンドルの間約657キロメートルを走る「アラスカ賞金レース」に参加したシベリアンハスキーたちは、著名なマッシャー、チャールズ・F・M・ラムゼーに率いられ、華麗なワンツーフィニッシュを決めました。シベリアンハスキーの銅像また1925年、アラスカのノーム市でジフテリアが発生して血清の緊急輸送が必要となった時、シベリアンハスキーの犬ゾリがリレーして1,085キロメートルもの距離を走り、人命を救ったという逸話も有名です。この時にアンカーを務めたハスキー犬、バルトの彫像は、今もニューヨークのセントラルパークに立っています(写真右)。
 その後、シベリアンハスキーは欧米へと渡り、アメリカでは1930年に、カナダでは1939年に公認されました。ピアリーの北極探検のほかアムンセンやスコットの南極探検にも同行し、また第二次大戦中は救助犬としても活躍しました。
 犬名の由来としては、アメリカの探検家がエスキモー人(Esky)を「ハスキー」と呼んだ事から付けられたと言う説や、遠吠えの声がしわがれている(husky)からハスキーと呼ばれるようになったと言う説などがあります。なおこの犬種は日本でも一時期人気が急上昇しましたが、とある少女漫画が影響したと言うのが定説です(一説では「動物のお医者さん」という少女漫画)。

シベリアンハスキーの性格・特徴

 シベリアンハスキーの性格は人なつこく、従順で集団生活に向いています。また清潔好きなため家庭犬に向いています。
 被毛は密なアンダーコートと長いオーバーコートから成るダブルコートで、マイナス40度という苛酷な環境にも耐えると言います。色はブラックアンドホワイト、カッパーレッド、グレイアンドホワイト、ホワイトなど様々です。眼色が多彩で、ブルー、褐色、ハシバミ色などがあり、左右の眼色が異なる「バイ・アイ」の個体も多少存在します。

シベリアンハスキーのお手入れ・注意点

 シベリアンハスキーはタフで活動的な犬種ですので長時間の散歩や運動が必要です。特に何かを引いて走ることを好みます。厚さが苦手なため、夏場の熱中症や脱水症状には要注意です。被毛の手入れとしては、1週間に1~2回のブラッシングで十分でしょう。ただし、換毛期(主として春と秋)の抜け毛が大量に出ますのでその時期は毎日抜け毛を取り除いてあげます。

シベリアンハスキーの動画

 以下でご紹介するのはシベリアンハスキーの動画です。
 1925年、ジフテリアの蔓延により閉鎖された村に血清を運んだ犬ぞり犬たちの中で、リーダーを務めたバルトの像は、今もなおニューヨークのセントラルパークにあります。身体は北極圏に近い環境に適応しており、足指付近に豊富に生えている被毛は氷点下の地面から足先を守り、鋭い爪はそり引きを可能にします。また穴掘りも得意で、風をよけるための穴を自分で掘ることもあります。体内の代謝を環境に応じてある程度変化させることができますが、このメカニズムはいまだ科学的には未解明だとか。暑い地域での飼育はお勧めできません。
元動画は⇒こちら
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