トップ犬の種類な行に属する犬の種類ノーフォークテリア

ノーフォークテリア

 ノーフォークテリアの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

ノーフォークテリアの基本情報

ノーフォークテリア
  • 体高
    オス⇒ 23~25cm
    メス⇒ 23~25cm
  • 体重
    オス⇒ 5~5.5kg
    メス⇒ 5~5.5kg
  • 分類
    テリアグループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

ノーフォークテリアの歴史・ルーツ

 ノーフォークテリアは1900年代初頭、イギリス・ロンドン北部に位置するイーストアングリア地方において、フランク・ジョーンズという人物が各種テリアを掛け合わせて作出した犬種だと言われています。元犬としては、グレンオブイマールテリアケアーンテリアボーダーテリアのほか、近隣のノーリッチ、ケンブリッジ、マーケットハーバラなどから取り寄せたテリア種が用いられたとされます。
 1930年代、この犬種がショーに登場した当初は垂れ耳と立ち耳の両方のタイプが混在していましたが、垂れ耳タイプの方はそもそも個体数が少なかったという事情もあり、一時は絶滅寸前まで減少してしまいます。しかしその後、マクフィー女史という人物が復活運動を繰り広げたおかげで、1940年代には個体数が回復しました。
ノーフォーク州の州都・ノーリッチ  イギリスでは1964年から、立ち耳タイプを「ノーリッチテリア」、垂れ耳タイプを「ノーフォークテリア」として別々に扱うようになっています。その後、1979年にはアメリカでもこの2犬種が別々に登録されました。犬名にある「ノーフォーク」とはイングランド南東に位置する郡(右図)のことで、ノーリッチとはノーフォーク郡にある都市名です。またアメリカ国内においては、この犬種の作出に関わったフランク・ジョーンズ氏の名前にちなんで「ジョーンズテリア」と呼ばれることもあります。

ノーフォークテリアの性格・特徴

 ノーフォークテリアの性格は社交的で、大胆、用心深いですが主人には忠実です。
 身体は、小さいながらも頑丈でたくましく、骨格はがっしりしています。 またどんな天候にも耐える被毛と短い肢から、原野の「小悪魔」と呼ばれることもあります。被毛色には、レッド、ウィートン、ブラックアンドタン、グリズルなどのバリエーションがあります。

ノーフォークテリアのお手入れ・注意点

 ノーフォークテリアには毎日十分な量の散歩や運動をさせる必要があります。室内飼育が理想です。被毛は針金のように硬くに、週に1~2回程度はコーミングと、年に2~3回のむだ毛処理が必要です。無駄毛は手で取り除いてあげましょう。

ノーフォークテリアの動画

 以下でご紹介するのはノーフォークテリアの動画です。
 20世紀初頭のイギリス・ノーリッチにあった市場では商人たちがたびたび小型のテリア犬を同行していました。この犬に興味を引かれた大地主フランク・ジョーンズは犬を譲り受け、「ジョーンズテリア」と呼ばれる小型の犬を作出しました。この犬が現代のノーフォークテリア、およびノーリッチテリアの祖先と考えられています。
元動画は→こちら
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