モンテネグリンマウンテンハウンド

　モンテネグリンマウンテンハウンドの起源は定かではありません。古くからバルカン半島に生息していた猟犬が元になっていると考えられています。
　ウサギやキツネなどの小動物のほか、シカやイノシシなどの大型動物にも対応できる万能な猟犬として長年重宝されました。
　スタンダードが最初に作成されたのは1924年で、ベルギーに本拠地を持つFCIにおいて国際的に公認されたのは1969年のことです。1997年より、「ユーゴスラビアンマウンテンハウンド」から現在名に変更されています。

　モンテネグリンマウンテンハウンドの性格は、穏やかで愛情深く、バランスがとれています。
　被毛は、豊かなアンダーコートの上に、短く光沢のあるアウターコートが重なります。毛色はブラックを基調とし、目の上、マズル、足の下部にタンのマーキングが入ります。

　モンテネグリンマウンテンハウンドには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。被毛の手入れは、汚れた時に濡れタオルで拭いてあげる程度で大丈夫でしょう。