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グリーンランドドッグ

 グリーンランドドッグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

グリーンランドドッグの基本情報

グリーンランドドッグ
  • 体高
    オス⇒ 58~68cm
    メス⇒ 51~61cm
  • 体重
    -kg
  • 分類
    Group5(FCI)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

グリーンランドドッグの歴史・ルーツ

 グリーンランドドッグの起源は、紀元前2000~3000年頃、イヌイット族がグリーンランドに持ち込んだスピッツタイプの犬だと考えられています。その後この犬はシベリア北部、アラスカ、カナダなど極寒の地に広がり、シロクマやアザラシ狩りに用いられました。またグリーンランドにやってきた捕鯨猟師、探検家、毛皮商人たちは、雪原を移動する際のソリ犬としても利用しました。
 イギリスに初めて持ち込まれたのは1750年代と早く、ダーリントンで開催されたドッグショーでデビューを飾ったのは、それから約100年後の1875年です。1880年には早くもイギリス国内の犬種協会(KC)に公認されています。
 寒さに対する強さと作業犬としての能力を買われ、ナンセンの北極探検やアムンセンの南極探検に、ソリ犬として同行した事でも有名です。

グリーンランドドッグの性格・特徴

 グリーンランドドッグの性格は、仕事好きで飼い主に従順です。しかし子犬の頃から適切なしつけを行っていないと、こうした上下関係は築けません。
 スピッツタイプに特有の、ピンと立った耳、くるっと巻き上がったしっぽ、厚い被毛を有しています。被毛は中程度の長さで、ウールのようなアンダーコートと、全天候型のアウターコートからなるダブルコートです。毛色に規定はありません。

グリーンランドドッグのお手入れ・注意点

 グリーンランドドッグには、毎日最低でも1時間以上の運動をさせてあげる必要があります。寒さに強い反面暑さには弱いため、夏場の熱中症には注意しましょう。被毛の手入れは週に1~2回のブラッシングを基本とし、換毛期においては+1回を目安に行ってあげます。

グリーンランドドッグの動画

 以下でご紹介するのはグリーンランドドッグの動画です。
 グリーンランドドッグは、サカク文化(BC2500~800)と共に発展したと考えられており、最も古い犬の1つに数えられています。
 初期の北極や南極の探検においては、やや多めのソリ犬たちが連れて行かれました。これは、弱って息絶えた犬たちを、残った犬たちの食料にするためだったようです。
元動画は→こちら
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