トップ犬の種類は行に属する犬の種類パグ

パグ

 パグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などをまとめました。
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。

パグの基本情報

パグ
  • 体高
    オス⇒ 25~28cm
    メス⇒ 25~28cm
  • 体重
    オス⇒ 6~8kg
    メス⇒ 6~8kg
  • 分類
    トイグループ

パグの歴史・ルーツ

マスティフ  パグの起源は、紀元前400年以前の中国王室で飼育されていた短吻の小型犬ではないかと考えられています。またマスティフ(写真右)の特徴を所々に残していることから、長い歴史の中のどこかで、この犬種の血統が混じったのではないかと推測されています。
 パグはオランダ東印度会社(1602~1700年代末)を介して中国からヨーロッパに渡り、オランダ王室と密接な関係を築くようになりました。この犬は王室で繁殖され、王家のシンボルともなり、更に王の肖像画にまで描き込まれるほど寵愛されたといいます。中でも有名なのは「ポンペイ」という名のパグでしょう。彼は、オランダがスペインからの独立を目指して起こした「八十年戦争」において、ウィレム1世を暗殺者から救った英雄として、オランダ国内において伝説になっています。
 1700年代の末にはすでにフランスに渡っていたようで、特にナポレオン婦人であるジョセフィーヌがこの犬を寵愛していた事は有名です。収監されている婦人の秘密の伝令を、夫であるナポレオンに伝えたと言う逸話も残っています。
 ビクトリア女王(1819~1901)の時代になるとイギリスにも上陸し、たちまち王室や貴族社会の貴婦人達にもてはやされるようになりました。当時のパグは、顔のしわを際立たせるため、わざわざ耳を切って短くしていたとも伝えられています。ケネルクラブで公認されたのは1885年のことです。
パグモンキー  犬名の由来については諸説あります。顔がつぶれて握りこぶしに見えることから、ラテン語で「こぶし」を表す「プグニュス」(pugnus)から来ていると言う説や、1700年代にペットとして流行した「パグモンキー」(マーモセットのこと, 写真右)と言うキヌザルに似ていたために「パグドッグ」と名付けられたという説などが一例です。ちなみにパグは、ドイツで「モプス」(mops, しかめ顔)と呼ばれ、オランダでは「モプスホント」(mopshond)という愛称で呼ばれることもあります。アメリカ映画「Men in black」では喋る犬として登場しますので馴染み深いでしょう。

パグの性格・特徴

 パグの性格は穏やかで、主人に非常に忠実です。他の動物に対して友好的で攻撃的になることはまずないため、子供のいる家庭でも安心して飼うことができます。また小さなアパートでも、大きな屋敷でもすぐに適応できる順応性の高い犬です。ただしやや嫉妬深く頑固と言う一面もあるため、多頭飼いの際は注意が必要です。
被毛がブラックのパグ  パグの身体は、しわくちゃな顔につぶれた鼻、がっしりした体と飛び出しそうな悩ましい瞳が特徴です。頭部は大きく、巻尾で、口吻が短いためゼーゼーと音を立てて呼吸し、いびきをかきます。被毛はフォーンが主流で、アプリコットフォーン、シルバーフォーンなどのバリエーションがあります。またフォーンの他にブラックのもの(写真右)もいます。

パグのお手入れ・注意点

 パグには毎日軽めの散歩に連れ出し、適度な運動をさせる必要があります。暑さと高い湿気に弱いので、屋外飼育には向いていません。特に夏場は脱水症状や熱中症にかかりやすいため要注意です。短毛なので被毛のケアは最小限で十分でしょう。ただし顔のしわは細菌などが繁殖しやすいため、こまめにしわの間を拭き、常に清潔に保つことが必要です。

パグの動画

 以下でご紹介するのはパグの動画です。
 被毛はブラック、フォーン、アプリコットフォーン(やや赤い)、シルバーフォーン(やや白い)があります。 特徴的な額のシワは、中国において「王子」という漢字に見えるように選択繁殖された結果だとか。しかしシワの間には雑菌が繁殖しやすいので日常的に濡れタオルなどで拭いてあげる必要があります。インドアにもアウトドアにも適応できる器用さを持っており、理想的な家庭犬です。
 健康面では鼻がつぶれているため呼吸に問題を抱えることが多く、特に夏場は熱中症にかかりやすいことで知られています。首輪を締め付けすぎると眼球脱出という病態を引き起こすので要注意です。
元動画は⇒こちら
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