トップ犬の種類は行に属する犬の種類ボルゾイ

ボルゾイ

 ボルゾイの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などをまとめました。
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。

ボルゾイの基本情報

ボルゾイ
  • 体高
    オス⇒ 71cm
    メス⇒ 66cm
  • 体重
    オス⇒ 34~48kg
    メス⇒ 26~40kg
  • 分類
    ハウンドグループ

ボルゾイの歴史・ルーツ

 ボルゾイの起源は、13世紀頃、ロシア各地で獣猟に用いられていた地犬に、熊狩りに用いられていた「ベアハウンド」や、牧羊に用いられていた「ロシアンシープドッグ」などを掛け合わせた犬だと推測されています。
 スタンダードが最初に規定されたのは1650年のことで、それ以来大きな変更はありません。ロシア革命(1917)以前は王侯貴族の寵愛を受け、皇帝の犬舎では多くのボルゾイが飼育されていたといいます。皇帝による狩猟は、100頭以上のボルゾイと同数のフォックスハウンド、さらに数十という特別列車を伴う一大行事でした。こうした当時のロシア貴族の狼猟の様子は、文豪トルストイの「戦争と平和」(1869)中に詳述されています。
 1800年代後半、ボルゾイは7つのタイプに分かれていました。中でもニコライ・ニコラエヴィチ大公(1856~1929)が育種に務めた「Perchino」というタイプが有名で、この犬はアメリカを始めとする諸外国へ輸出されました。1917年のロシア革命後、ボルゾイは貴族とともに追放・処分されるという憂き目に遭いますが、上記「Perchino」タイプのボルゾイがすでにロシア国外に渡っていたことから、絶滅という最悪の事態には陥らずに済んでいます。
 犬名は、ロシア語で「俊敏」を意味する語で、1936年に「ロシアン・ウルフハウンド」から改名されました。

ボルゾイの性格・特徴

 ボルゾイの性格は主人に対しては温厚、従順ですが、他の動物に対する攻撃衝動など時として荒々しい面も見られます。しつけが容易という訳ではありませんので、飼育初心者には不向きと言えるでしょう。
 身体は、「長毛のグレーハウンド」という異名が示すとおり、グレーハウンドのような流線型で、非常に速く走ることができます。アウターコートはシルキーで、軽くウェーブがかかっており、柔らかいアンダーコートは密で、寒い気候から体を守ってくれます。

ボルゾイのお手入れ・注意点

 ボルゾイは毎日の運動や散歩が必要です。長めの散歩の後に短い距離を全力疾走させるような運動が理想的でしょう。基本的には室内犬として飼い、時々庭で自由に動き回らせてあげるというのが理想的です。被毛の手入れとしては、週に2~3回のブラッシングをしてあげましょう。夏場は脱水症状や熱中症にかかりやすいため、とりわけ注意が必要です。

ボルゾイの動画

 以下でご紹介するのはボルゾイの動画です。
 かつてハリウッド女優が連れて歩いていたことから高級というイメージがついてしまった犬種の一つです。特徴的な頭の形は、完成するのに3年を要し、成長とともに鼻が伸びることから「ピノキオ」と形容する人もいます。フェンスの無い場所でリードをはずすことは厳禁です。鼓脹を発症しやすいため、食事は数回に分けて与えるようにしましょう。極寒のロシアの気候に耐え抜くため被毛は厚いダブルコートで抜け毛は多いほうです。
元動画は⇒こちら
ボルゾイトップへ