トップ犬の種類は行に属する犬の種類ビションフリーゼ

ビションフリーゼ

 ビションフリーゼの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などをまとめました。
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。

ビションフリーゼの基本情報

ビションフリーゼ
  • 体高
    オス⇒ 24~29cm
    メス⇒ 24~29cm
  • 体重
    オス⇒ 3~6kg
    メス⇒ 3~6kg
  • 分類
    ノンスポーティンググループ

ビションフリーゼの歴史・ルーツ

アフリカ北西沖カナリア諸島テネリフェ島の位置  ビションフリーゼの起源は、アフリカ北西沖カナリア諸島テネリフェ島(右地図)の古い土着犬であると考えられています。この土着犬をテネリフェ島に持ち込んだのはスペインの船乗りであり、その後14世紀にイタリア人がカナリア諸島で再びこの犬を発見し、ヨーロッパに持ち帰ったというのが通説です。
 ヨーロッパにやってきたビションフリーゼは、海運業の盛んだったスペインでまず真っ先に知名度が上がり、その後はヨーロッパ各地の貴族社会で流行して破格の高値で取り引きされるようになります。16世紀・王侯貴族の肖像絵画16世紀のフランスでは、貴婦人たちが競ってこの犬を飼育し、リボンを付け、香水入りの水でシャンプーしたとまで言われています。王侯貴族の肖像絵画(右絵)の中に頻繁に登場することからも、当時この犬がどれほどの人気を誇っていたかがうかがえるでしょう。
 一時は富裕層のステータスだったビションフリーゼも、19世紀後半になると大衆化し、街中で見かけるようになりました。第一次大戦で絶滅寸前の状態に追い込まれますが、戦後有志による復興計画が進められ、1934年にはフランスのケネルクラブで公認されています。アメリカに渡ったのは1950年代で、「パウダーパフ」と呼ばれる独特のトリミングが考案された60年代から、急激に人気が高まりました。AKCによる公認は1971年です。
 犬名の「ビション」とは「バービション」が縮まったものだと考えられます。「バービション」(barbichon)とは、地中海沿岸において「バーベット」という水中作業犬と、小型の犬とを掛け合わせて作出された犬のことで、ビションフリーゼの祖先犬と目されています。また「フリーゼ」とは、1933年に犬種登録をした際の名前が「bichon a poil frise」(縮れ毛のビション)だったことに由来しています。なおフランス語で「friser」とは、「縮らせる」という意味です。

ビションフリーゼの性格・特徴

 ビションフリーゼの性格は極めて社交的でどんな動物とも仲良くなれます。逆に番犬としては全く期待できません。人間が大好きで、常に愛情と注目を浴びたがる甘えん坊ですが、欲求が満たされないと、無駄吠えを始めとする問題行動に容易につながるため、注意が必要です。
 身体は、かつてはヨーロッパ宮廷風の「ライオン・スタイル」に刈られるのが主流でしたが、最近ではアメリカ人トリマーが考案した「パウダー・パフ」と呼ばれるトリミングが一般的です。抜け毛が少なく、アレルギーを起こしにくい犬種の一つに数えられています。

ビションフリーゼのお手入れ・注意点

 ビションフリーゼには、室内でたっぷりゲームをさせたり、外で自由に遊ばせたり、短い散歩をしたりといった運動を取り入れましょう。被毛には毎日のコーミングとブラッシングは不可欠で、シャンプーは最低1ヶ月に1度程度は行います。抜け毛がすぐに絡まってしまうので、2ヶ月に1度はトリミングをします。全身の白さを美しく保つためにも、室内で飼うことをおすすめします。

ビションフリーゼの動画

 以下でご紹介するのはビションフリーゼの動画です。
 イギリスの国王・ヘンリー三世は、バスケットにこの犬を入れて首から下げていたといいます。かつては猟犬やサーカスに使われていた時代もあるようです。 非常に健康な犬種として知られており、15年~20年近く生きるものもいます。毛が生え続けるので定期的なトリミングが必要です。
元動画は⇒こちら
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