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アイリッシュウォータースパニエル

 アイリッシュウォータースパニエルの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などをまとめました。
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。

アイリッシュウォータースパニエルの基本情報

アイリッシュウォータースパニエル
  • 体高
    オス⇒ 51~58cm
    メス⇒ 51~58cm
  • 体重
    オス⇒ 20~30kg
    メス⇒ 20~30kg
  • 分類
    スポーティンググループ

アイリッシュウォータースパニエルの歴史・ルーツ

 アイリッシュ・ウォータースパニエルの起源は、水泳の得意なポルトガルの猟犬がスペインを経てアイルランドに上陸したものと考えられています。1800年に入ると、「単色のレバー・長い耳・被毛が多い・短い巻き毛」などを特徴とする「サウスカントリーウォータースパニエル」と、「短い耳・被毛が少ない・巻き毛・レバー色に白のマーク」などを特徴とする「ノースカントリーウォータースパニエル」が掛け合わされ、犬種の基礎が築かれました。
カーリーコーティッド・リトリバー  形態から見てプードルカーリーコーティッド・リトリバー(写真右)との混血があると推定されていますが定かではありません。アイリッシュ・ウォーター・スパニエルはポインター、セッターと同等の仕事を行うこともできますが、犬種名の通り水中での作業が得意で、リトリバー(回収犬)として最も能力を発揮します。
 アイリッシュ・ウォータースパニエルは、1859年にドッグショーで特設クラスが設けられてから注目を集めるようになりました。その後、ダブリン出身のジャスティン・マッカーシーという人物がこの犬種の洗練に尽力し、中でも「ボーツワイン」という名の犬は後に多くの子孫を残しています。
 この犬種は、1870年代にアメリカへと渡り、75年頃には国内で3番目の人気を誇るまでに急成長しました。しかし現在は登録数も少なく、もっとも希少な犬種の一つとして数えられています。

アイリッシュウォータースパニエルの性格・特徴

 アイリッシュ・ウォータースパニエルの性格は用心深く、探究心旺盛、主人には忠実ですが見知らぬ人には警戒心を示すこともあります。 ラット・テール アイリッシュ・ウォータースパニエルの身体は、油脂分に富んだ硬質の巻き毛に覆われており、耐水性が高く、冷たい水中での作業が可能です。またアイリッシュ・ウォーター・スパニエルの「ラット・テール」(写真左)と呼ばれる尾はこの犬種だけの独特の形態をしています。尾の付け根付近は直線状で太く、緻密な巻き毛に覆われていますが、先端に向かうにつれてほとんど無毛の状態となり、細くなっていきます。被毛色は鮮やかな濃いレバーが多く、紫がかった光沢のある被毛は特に「ピュース・レバー」と呼ばれています。

アイリッシュウォータースパニエルのお手入れ・注意点

 アイリッシュ・ウォーター・スパニエルには、毎日、1時間ほど自由に走らせたり、精力的に動き回る運動を取り入れるとよいでしょう。運動能力が非常に高く、活発で好奇心旺盛な犬種ですので、退屈させてストレスがたまらないように肉体的にも精神的にも刺激になるような運動をさせることが重要です。
 巻き毛になった被毛は、1週間に2~3回ほどブラッシングとコーミングをしましょう。むだ毛がもつれて固まりやすいので、2~3ヶ月に1回はトリミングをしてあげましょう

アイリッシュウォータースパニエルの動画

 以下でご紹介するのはアイリッシュウォータースパニエルの動画です。
 アメリカの女優・ジーナ・デイヴィスが飼っていたことは有名。他の犬種よりも水中作業が得意なのは足の指には水かき状も皮膜があることと、独特のラットテールが水中で舵の役割を果たすからだとか。
 健康面では耳の病気と「睫毛内反症」という下のまぶたが眼球の内側に巻き込まれてしまう病気を発症しやすいため注意が必要です。
元動画は⇒こちら
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