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アイリッシュレッドアンドホワイトセッター

 アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの基本情報

アイリッシュレッドアンドホワイトセッター
  • 体高
    オス⇒ 62~66cm
    メス⇒ 57~61cm
  • 体重
    23~32kg
  • 分類
    スポーティンググループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの歴史・ルーツ

 アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの起源は定かではありません。少なくとも1600年代後半から育種が進められ、同じくアイルランドを原産国とするアイリッシュセッターよりも古い歴史を持っていると考えられています。
 1800年代中頃になり、アイルランド産のセッターがドッグショーに登場し始めると、赤と白の被毛よりも、赤一色の犬に人気が集まり前者は絶滅の危機に瀕します。その後1920年代に入って 犬種の復興計画が立てられ、1944年には犬種クラブが設立されました。
 地元アイルランドでは1978年に、そしてアメリカのAKCでは2006年になってようやく独立犬種として公認されています。

アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの性格・特徴

 アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの性格は、献身的で愛情深く、また頭がよいためしつけにはよく反応します。
 身体は白地に赤毛の斑が入ることが最大の特徴です。被毛はウェーブがかかっていない直毛で、赤色の斑に関しては、開いたばかりのクルミ色が理想で、薄い色は好ましくないとされています。耳の外側、首、胸元、前足の裏には「フリンジ」と呼ばれる飾り毛が付きます。

アイリッシュレッドアンドホワイトセッターのお手入れ・注意点

 アイリッシュレッドアンドホワイトセッターには、毎日最低でも1時間程度の散歩や運動させる必要があります。大きな家と広い庭を持った家庭が理想です。被毛を美しく保つため、最低でも週に1回のブラッシングとコーミングをしてあげましょう。飾り毛は汚れやすいため、定期的にトリミングを施した方が良いかもしれません。

アイリッシュレッドアンドホワイトセッターの動画

 以下でご紹介するのはアイリッシュレッドアンドホワイトセッターの動画です。
 絶滅寸前だったこの犬種を復興させる際は、アイルランド・モナガン郡のロスモア家が育種していた血統や、聖職者だったヒューストン卿の血統が用いられました。このため赤と白のセッターは、ときに「ロスモアセッター」(Rossmore Setter)と呼ばれることがあります。
元動画は→こちら
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