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アナトリアンシェパードドッグ

 アナトリアンシェパードドッグの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

アナトリアンシェパードドッグの基本情報

アナトリアンシェパードドッグ
  • 体高
    オス⇒ 66~79cm
    メス⇒ 63~76cm
  • 体重
    オス⇒ 50~68kg
    メス⇒ 36~54kg
  • 分類
    ワーキンググループ
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

アナトリアンシェパードドッグの歴史・ルーツ

 アナトリアンシェパードドッグは、トルコ中部にあるアナトリア(現トルコ)で6000年以上前から育種されてきた土着犬を祖先とする犬種です。これらの土着犬は、トルコの過酷な気候と遊牧生活によく適応し、家畜の統率を行ってきました。被毛は、捕食者(オオカミ、クマ、ジャッカル、チーターなど)から気づかれにくいよう、なるべく家畜と同じ被毛色を選択繁殖した結果、ヒツジやヤギに見られるようなホワイトクリーム系統の色が多くなっています。
アナトリア(現トルコ)の位置  1970年代に入り、これらの在来種に興味を抱いた西欧のブリーダーが輸入を開始して育種に努めました。イギリスの児童文学作家であり考古学者でもアルチャーミアン・ハッセーがその代表格です。またアメリカでは、海軍のロバート・バラード大尉が1967年、トルコでの駐在期間が終わった際、ペアの牧羊犬を本国に持ち帰ったことが知られています。そのペアが1970年に子犬を出産すると同時に「アナトリアンシェパードドッグ・ドッグクラブ」が設立されてスタンダードの規定が進められ、今日におけるアナトリアンシェパードドッグの基礎血統を築きました。
 犬種の正確な祖先に関してはいまだ議論の余地があるものの、トルコの在来種であるカンガール・ドッグとアクバシュ・ドッグの交配血統が強いと考えられています。1995年、AKCで公認されました。「アナトリアンカラバッシュドッグ」、「ターキッシュマウンテンドッグ」など多種多様な別名があります。

アナトリアンシェパードドッグの性格・特徴

 アナトリアンシェパードドッグの性格は、飼い主には忠実である一方、見知らぬものに対しては警戒心が強いことで知られています。単独で牧羊を遂行するよう育てられてきた犬種なので独立心が強く、時に飼い主の命令に従わないこともあります。また身体は筋肉質で頑健、太い首、幅広の頭、三角形に垂れた耳などが特徴です。 被毛色は規定されていませんが、ホワイトクリームやセサミ(ゴマ柄)、白地に全体の30%未満程度の斑点をもつバイカラーが一般的です。厚いダブルコートはややワイヤー種に近く、特に首周りの毛が豊富です。これは外敵からの噛み付き攻撃を緩和するために発達したものです。成熟するのに2年以上かかることもあります。

アナトリアンシェパードドッグのお手入れ・注意点

 アナトリアンシェパードドッグのお手入れは、抜け毛が多いので週に1~2回のブラッシングが必要です。遊牧民とともに暮らしてきた歴史が長いため、一人で徘徊することが好きで、フェッチ(とってこい)やチューイング系のおもちゃよりも走ったり散歩することを好みます。ですから狭い住環境はお勧めできず、広い敷地のある郊外での飼育が望まれます。

アナトリアンシェパードドッグの動画

 以下でご紹介するのはアナトリアンシェパードドッグの動画です。
 映画「Cats & Dogs」や「Kate & Leopold」にも出演しています。体重は時に60キロを超えるほどにまで成長しますが、長い足から繰り出される推進力で見かけによらぬ敏捷性を発揮します。こうした特性から考えると、祖先犬にはマスティフやある種のサイトハウンドが入っているのかもしれません。健康面では大型犬特有の股関節形成不全や鼓脹への注意が必要です。
元動画は→こちら
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