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アルパインダックスブラッケ

 アルパインダックスブラッケの体の特徴(体高・体重・分類)、誕生した場所や来歴、一般的な性格やお手入れする際の注意点などを写真や動画とともに詳しく解説します。

アルパインダックスブラッケの基本情報

アルパインダックスブラッケ
  • 体高
    33~41cm
  • 体重
    15~18kg
  • 分類
    Group6(FCI)
犬の購入や繁殖の前に  現在犬の購入や繁殖をお考えの方は、日本におけるペットの現状を読んでおくことをお勧めします。保健所や動物愛護センターには、飼い主を待っている犬がいるかもしれません。お近くの里親募集機関もぜひご参照ください。また犬を迎えるときの基本情報に関しては以下のページでも詳しく解説してあります。 犬の購入・入手方法 犬を選ぶときの注意 ペットショップで犬を買う前に

アルパインダックスブラッケの歴史・ルーツ

 アルパインダックスブラッケ(アルペンダックスブラッケ)は、1800年代中ごろのオーストリアにおいて、ダックスフントに大型の猟犬をかけ合わせて生まれたセントハウンドです。匂いが古くなっても跡をたどることができる「コールドノーズ」の持ち主として知られ、シカ、イノシシ、野ウサギ、キツネ猟などで活躍しました。ハプスブルグ家のルドルフ皇太子が、1881年から1885年にかけて行ったハンティング旅行にも同行したと言われています。
 1932年、オーストリア国内の犬種協会によって公認され、1975年には「アルペンレンディシャーダックスブラッケ」(Alpenlandische Dachsbracke)というドイツ語名を与えられました。1991年にはベルギーに本拠地を持つFCIの公認を受け、英語圏においては1996年、アメリカのUKCで公認されています。
 ドイツ語において「Alpenlandische」は「アルプス山脈の」、「dachs」は「アナグマ」、「bracke」は「猟犬」を意味しており、犬名を直訳すると「アルプス山脈のアナグマ猟犬」になります。ちなみに「ダックスフント」の「フント」(hund)とは「犬」という意味です。英語圏では「アルパインダックスブラッケ」(Alpine Dachsbracke)と呼ばれます。

アルパインダックスブラッケの性格・特徴

 アルパインダックスブラッケの性格は、勇猛果敢かつ友好的です。嗅覚によって獲物を追いかける「セントハウンド」ですので、気になる匂いがあると、飼い主の言うことを聞かず猪突猛進してしまう傾向があります。追跡本能が強いため、ハムスターなどの小動物と同居する際は要注意です。
 体型は骨太でがっしりとしており、一見すると基礎犬であるダックスフントに似ています。被毛色はダークレッドや黒地にレッドブラウンのマーキングなどで、短く密なアンダーコートの上に、厚いアウターコートが生えています。

アルパインダックスブラッケのお手入れ・注意点

 アルパインダックスブラッケには、毎日30分から1時間程度の散歩をしてあげましょう。被毛の手入れは、1週間に1回のブラッシングで充分です。

アルパインダックスブラッケの動画

 以下でご紹介するのはアルパインダックスブラッケの動画です。
 1932年、オーストリア国内で最初に公認された時の犬名は「Alpine-Erzgebirgs-Dachsbracke」(アルペン山脈・エルツ山地のアナグマ猟犬)という長たらしいものでした。現在名に変更されたのは1975年のことです。
元動画は→こちら
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