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嗅覚を生かした犬の仕事頭脳を生かした犬の仕事習性を生かした犬の仕事


嗅覚を生かした犬の仕事
 
麻薬探知犬
 麻薬探知犬とは麻薬類のわずかな匂いを嗅ぎ分けて見つけ出すよう訓練された犬のことです。 麻薬探知犬の歴史は意外に新しく、昭和54年にアメリカから連れこられた2頭が成田空港に配置されたことに始まります。 以後全国の主要な空港、港及び郵便局等に拡大配備され、麻薬の摘発に大きな成果をあげています。
 麻薬探知犬は2種類に分かれます。 「アグレッシブドッグ」は、麻薬の匂いを感じると、貨物に攻撃を与えてハンドラー(犬を操る人のこと)に知らせるタイプの犬で、 旅客の貨物、商業貨物、郵便物に隠されている麻薬類を発見するように訓練されています。 「パッシブドッグ」は、麻薬の匂いを感じると、その場にしゃがみ込んでハンドラーに知らせるタイプの犬で、 旅客の手荷物や身辺に隠されている麻薬を発見するように訓練されています。
 麻薬探知犬の任期は約7年で、引退後は共に過ごしてきたハンドらーさんと暮らすことが多いようです。
警察犬
 警察犬の歴史は19世紀末にドイツのヒルデスハイム市警において警察官がパトロールに共に連れ、 犯罪者を発見したときの検挙活動に使用したのが始まりとされています。
 日本では、大正元年に警視庁がコリー犬を警察犬として採用したのが警察犬制度の始まりです。
 警察犬の代表的な仕事には以下のようなものがあります。 「足跡追及活動」では犯人の匂いや犯人の触ったものの匂いから犯人を追及・追跡します。 「臭気選別活動」は犯罪現場の遺留品と容疑者の匂いとを照合して犯人を特定します。 「捜索活動」では迷子、行方不明者、遭難者などを匂いから発見します。
 現在活躍している警察犬には、 直轄犬嘱託犬がいます。直轄犬というのは、警視庁と各県警管轄の下訓練管理されている警察犬です。 嘱託犬とは各県警では毎年実施している嘱託犬採用試験に合格した犬のことです。 直轄犬と嘱託犬は1:10の割合で圧倒的に嘱託犬が多いですが、これは訓練所の設備や飼育管理費、 担当者である警察官の人件費等の財政上の問題があるからです。
 警察犬になれるのは・・・
  1. ジャーマン・シェパード
  2. ゴールデン・レトリバー
  3. ラブラドール・レトリバー
  4. ドーベルマン
  5. コリー
  6. エアデール・テリア
  7. ボクサー
の7種です。
災害救助犬
 災害救助犬は全国20ヶ所の「JKC(ジャパンケンネルクラブ)公認災害救助犬育成訓練所」 で訓練を受けた生後18ヶ月以上の犬が試験を受けることができ、合格すればJKC公認の災害救助犬になることができます。
 種類としては(1)地震などによる家屋崩壊現場で被災者を捜索する「地震救助犬」、 (2)山での遭難や行方不明者を捜索する「山岳救助犬」、 (3)海や湖で遭難者救助にあたる「水難救助犬」などがあります。
その他、嗅覚を生かす対象を特化した仕事
DVD探知犬
DVD 主として違法コピーで大量に複製された海賊版DVDを、空港などで探知します。DVDに含まれるポリカーボネイト樹脂の臭いを嗅ぎ取ります。
放火探知犬
ガソリン 火事の現場などで主としてガソリンや灯油の臭いを嗅ぎ分けます。 もしガソリン臭が探知された場合は放火である可能性が大きいので、「放火探知犬/ガソリン探知犬」などと呼称されます。
 アメリカに数頭いますが、日本にはまだ導入されていません。
ガン(癌)探知犬
ガン ガン細胞を嗅ぎ取るといわれています。具体的にどのような物質が人体から揮発しているかは定かではありませんが、 海外において犬が皮膚ガンを見つけたという事例が報告されています。
 また、日本においては人間の呼気(吐いた息)の臭いからガンに罹患しているかどうかを探知する犬もいます。
シロアリ探知犬
シロアリ シロアリの放つ特定の臭いを嗅ぎ取ります。シロアリ自体が出すフェロモン、餌のありかを探す時に残す微量の科学物質の痕跡、 シロアリの体内に寄生している微生物による消化作用から発生する僅かな臭いなどを嗅ぎ分けます。
 アメリカにはいますが、日本ではまだ導入されていません。
ハブ探知犬
ハブ ハブの生息地(沖縄)において、ハブの居場所を嗅覚で嗅ぎ当てます。費用対効果の面から、現在では育成されていないようです。
トリュフ探知犬
トリュフ 地中に埋まっている三代珍味の一つ「トリュフ(キノコの一種)」を嗅ぎ当てます。フランスなどではプードルが使われることが多いようです。ちなみに メスブタもトリュフを見つけるときに利用されますが、これはトリュフの中にオスブタの発するフェロモンと似た臭いが含まれているためです。

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頭脳を生かした犬の仕事
 
盲導犬
盲導犬の仕事
 盲導犬の仕事は、目の不自由な方の日常生活を支援することです。 具体的には「道路の端を歩く」、「段差で立ち止まる」、 「障害物を回避する」、「目標物に誘導する」などです。 また視覚障害者と生活を共にすることにより、愛情の対象として心の支えになるという役割もあります。
ハーネス 盲導犬は通常、白か黄色のハーネス(胴輪)をしています。このハーネスを装着している最中は仕事中ですので、 「声を掛ける/口笛を吹く」、「なでる」、「餌を与える」など、犬の集中力を阻害するような行為は慎みましょう。
 また2002年10月に「身体障害者補助犬法」(リンク先は法務省の法令データベース)が施行され、従来の公共機関のみならず、デパート、スーパー、ホテル、旅館などの 民間施設にも盲導犬の受け入れ義務が発生しました。しかし、経営者が法律を知っていても、末端の従業員がこの法律の存在自体を知らなかったり、或いは 施設を利用する他のユーザーが犬を不必要に怖がったりするといった問題があるため、盲導犬の完全受け入れには程遠いというのが現状です。
盲導犬の一生
 盲導犬の一生は、通常以下のようなものです。
誕生〜生後2ヶ月
 盲導犬の素質を持った両親から子犬が繁殖され、盲導犬候補として育てられます。 この時期は主として母犬や兄弟犬と共に生活し、社会性を養います。
 盲導犬としてはジャーマンシェパード、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどが使用されますが、 見た目の愛らしさからラブラドールレトリバーが多用される傾向にあります。
生後2ヶ月〜1歳⇒ パピーウォーカー
通称「パピーウォーカー」と呼ばれるボランティアの一般家庭に預けられます。 この時期の目的は人間との社会性を養うことですので、 ただひたすらに愛情を受けて育てられます。
1歳〜2歳⇒ 訓練
 1歳になった頃から約1年間かけて、盲導犬として必要な資質をトレーニングします。 訓練を行うのは、全国に9ヶ所ある盲導犬育成協会です。
 「服従訓練」では、人間と生活する上で必要となる基本的な動作(食事、トイレ、座れ、伏せ、待てなど)を訓練します。 指示語を日本語を覚えさせた場合、女性言葉や方言による微妙な差異が出て犬の混乱の原因になるため、 指示語は英語(Sit/Down/Waitなど)で統一されるのが一般的です。
 「誘導訓練」では、盲導犬の仕事の項で述べた「道路の端を歩く」、「段差で立ち止まる」、「障害物を回避する」、「目標物に誘導する」 など人を導くための訓練を行います。
 「目隠しテスト」では、訓練者が目隠しをして実際に盲導犬使い、仕事の予行演習します。
 「共同訓練」では、実際に目の不自由な方が犬を使って犬の適性を見極めますが、この訓練(4〜6週間)を通し、 視覚障害者の方も盲導犬の使い方や世話の仕方をはじめ、盲導犬に関する必要な知識を身につけます。 また盲導犬と視覚障害者とがお互いを理解し合う重要な期間でもあります。
1歳半〜10歳⇒ ひとり立ち
 共同訓練を終了すると、視覚障害者は自宅に盲導犬を連れて行き、共同生活が始まります。盲導犬としてのひとり立ちです。
10歳〜⇒ 引退
 盲導犬の引退に年齢制限はありませんが、10歳くらいになると目を始め老化する部分が多くなってきますので、 おおよそこの位の年齢で引退する盲導犬が多いようです。
 引退後は普通の愛玩犬(ペット)として引き取られたり、リタイア犬ボランティア (引退した盲導犬を専門に受け入れるボランティア家庭)の元に引き取られます。
盲導犬のため私たちができること

ラブラドール募金箱 盲導犬募金をすることで協力することができます。
盲導犬を1匹育成するには、約300万円の経費が必要だとも言われていますが、こうした盲導犬育成に必要な資金のほとんど(約95%) は募金から成り立っています。お店のレジ付近でよく見かける「ラブラドール募金箱」に小銭を入れるだけで、 私たちも盲導犬育成に間接的に協力することができます。

 繁殖犬ボランティアとして協力することもできます。繁殖犬が妊娠していない期間は、 通常のペットとほとんど変わらない生活をします。しかし母犬が妊娠し、盲導犬候補の子犬を出産する場合は、 出産・子育てのお手伝いをするもあります。

 引退犬ボランティアとして協力することもできます。10歳前後の引退した盲導犬を引き取り、生活を共にします。 医療費負担は盲導犬協会がしてくれます。
聴導犬
 聴導犬とは、聴覚障害者の生活が円滑に運ぶようにサポートする犬のことです。
 具体的な仕事内容は生活音を飼い主に知らせることです。屋内においてはドアチャイム、電話やFAXの音、 目覚まし時計、やかんの沸騰音、火災報知器、キッチンタイマーの音などを聞き分けます。 屋外においては後ろから来る自転車のベルや自動車のクラクション音などを聞き分けます。
聴導犬  屋外においてはオレンジ色のチョッキを着てオレンジ色のリードを つけていますので、一般人にも見分けることができます。見かけた場合は盲導犬の時と同様、声を掛けたりえさを与えたりして、 犬の集中力を阻害しないように注意しましょう。
 2002年10月に「 身体障害者補助犬法」(リンク先は法務省の法令データベース)が施行され、聴導犬も民間施設への受け入れが義務付けられました。 しかし盲導犬と同様、受け入れ態勢が万全とはいえないのが現状です。
介助犬
 介助犬とは、手足が不自由な人の日常生活を助けるために特別に訓練された犬です。
 具体的な仕事内容は、落としたものを拾う、必要な物を手元まで持ってくる、ドアの開閉、スイッチのオ介助犬ンオフ、上着や靴下などのい衣服を脱がせる、身障者の体を支える、車椅子の移動補助、他の人を呼びに行く、などです。
 屋外においては「介助犬」と明示されたチョッキなどを着ていますので、一般人にも見分けが付きます。見かけた場合は盲導犬の時と同様、声を掛けたりえさを与えたりして、犬の集中力を阻害しないように注意しましょう。
 ちなみに兵庫県宝塚市のプログラマー木村さんと生活を共にしていた介助犬・シンシアは有名です。彼女の献身的な仕事ぶりが人々の共感を呼び、介助犬を含めた補助犬の認知運動を盛り上げました。結果として2002年10月、「身体障害者補助犬法」(リンク先は法務省の法令データベース)が施行されるに至りましたが、この法律の実現にはシンシアの存在が大きな影響を与えています。

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習性を生かした犬の仕事
 
牧畜犬(牧羊犬)
牧羊犬 牧場において、家畜が散らばらないように監視したり、 外敵から家畜を守るのが牧畜犬(牧羊犬)です。家畜としては羊、牛、山羊などが挙げられます。
 機械化の進んでいなかった時代においては、家畜が寝泊りする牧舎と、 草のある放牧地までの家畜の移動は、主として牧畜犬(牧羊犬)によって行われていました。 また、家畜が放牧中に害獣(熊や狼)に襲われたりすることが頻繁にあったため、 こうした外敵から家畜を守るのも牧畜犬(牧羊犬)の重要な仕事でした。 ですから牧畜犬(牧羊犬)の仕事は、自分のテリトリーや仲間を守るという犬の習性を生かした仕事といえます。
 犬を機能別で分類した際、「ハーディング・グループ(Herding Group/herdとは”家畜の番をする”の意)」 というカテゴリがありますが、これは牧畜犬(牧羊犬)を指します。
 現在でも牧場において牧羊犬として活躍している犬種がいます。具体的にはボーダー・コリー(@)、 シェルティ(シェットランド・シープドッグ=A)、オーストラリアン・キャトル・ドッグ(B)、オーストラリアン・ケルピーなどです。 ジャーマン・シェパード(C)もハーディンググループに分類されることがありますが、 そもそも「シェパード」とは”羊飼い/牧羊犬”の意味で、直訳すれば”ドイツ生まれの牧羊犬”となります。

★詳細は犬の種類を参照のこと
猟犬
猟犬 猟犬 とは狩猟者(ハンター)のと共に行動し、狩猟のサポートをする犬のことです。具体的には「獲物の場所を猟師に教える」、「獲物を狩り出す」、「獲物を仕留める」、「獲物を回収する」などの仕事を行います。 犬の狩猟本能や持来欲(くわえて持ってくる本能)を利用した仕事ともいえます。
 犬を機能別で分類した際、「スポーティング・グループ(Sporting Group/sportingとは”狩猟好き”の意)」というカテゴリがありますが、これは猟犬のことを指します。猟師に獲物の居場所を教える、通称「ストップ犬」の代表はセッターやスパニエルです。また仕留めた獲物を回収して猟師の元までもってくる、通称「リトリーブ犬」の代表はリトリバー種(ゴールデン、ラブラドール、フラットコーテッドなど)です。
★詳細は犬の種類を参照のこと
 日本で銃を用いるハンターになるには、都道府県知事が行う狩猟免許試験に合格し、「第一種銃猟免許」を取得することが必要です。また実際に狩猟を行うには、法律(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)に基づいて設定された「猟区」、及び「狩猟期間」を遵守しなくてはなりません。
 猟犬はハンターと共に行動しますが、狩猟期間 (北海道では9月15日から翌年の2月末日まで/北海道以外の地域では10月15日から翌年の3月15日まで)が終わると、 猟犬は用済みとしてそのまま山林に放置されたり、散弾銃で撃たれることも、 わずかながらあるようです。極端な例では、身動きが取れないように木にくくりつけて放置されたり、 もはや用済みとして猟師に散弾銃で撃たれ、瀕死の状態で猟犬が保護されたという事例があります。 毎年、狩猟期間が終わると猟区の近くで捨て犬や迷い犬が増加するのは、こうしたモラルの無い一部の猟師の存在が背景にあるのです。
競争犬
競争犬 競争犬とは、 いわゆる「ドッグレース」において賭けの対象となって走る犬のことです。 競馬で言う所の「競走馬」に相当します。 犬を走らせる際は、通称「おとり(Lure)」と呼ばれる疑似獲物をコースに合わせて高速で動かします。 そしてこの「おとり」を捕まえようとして犬は走りますが、 動くものを追いかけて捕らえようとする犬の習性を利用した仕事といえるでしょう。
 日本においては公営ギャンブルとして「競馬」、「競輪」、「競艇」、「オートレース」は認められていますが、 「競犬」は認められていません。従って民間のドッグパークなどで余興として犬のカケッコが見られるくらいです。 しかし海外においてはお金を賭けたギャンブルとして運営されている国もあります (イギリス、グアム、マカオ、アイルランド、オーストラリアなど)。
競争犬の種類  競争犬として使用されるのはグレイハウンド(@)やウィペット(A)などのように足が速く、見るものに興奮を感じさせる犬種が選ばれます。
★詳細は犬の種類を参照のこと
 お金儲けが絡んでくると、競争犬はお金を稼ぐ為の単なる道具に成り下がる傾向があります。結果としてレースに勝てない弱い犬や引退した犬は、 用無しとして処分(つまり殺されること)の対象になることも少なくないようです。 動物愛護の観点からドッグレースを禁止している国もあります(アメリカでは一部の州を除いて禁止されています)。
闘犬
闘犬 闘犬とは、娯楽や賭け事の為に他の犬と戦う犬のことです。 テリトリーに入ってきた外敵を攻撃するという犬の習性を利用した使い方といえます。
 娯楽の少なかった19世紀以前には、犬と犬のみならず、犬と牛を戦わせたり(Bull Baiting)、犬と熊を戦わせる(Bear Baiting)などして余興を盛り上げていました。 しかし現在は、動物愛護の観点からほとんどの国で闘犬が禁止されています。
 日本においては、かつて高知県と秋田県で闘犬が盛んでした。 明治時代に秋田県における闘犬(主として秋田犬が用いられた)が禁止され、現在は高知県でのみ闘犬が行われています。 闘犬の種類高知県において用いられるのは、マスティフ(@)の血を引く土佐犬(A)です。 しかし闘犬は公営ギャンブルとしては認められていないため、人間の行う格闘技興行のように、 観客から徴収する入場料が主な収入源となります。基本的に殺し合うまで戦い続けることはありませんが、 お互いに牙を立てて噛み合いますので、当然流血戦となります。
★詳細は犬の種類を参照のこと
マイケルビック アメリカにおいて闘犬は禁止されていますが、人目を忍んでギャンブルとしての闘犬が行われているようです。 ルールは色々ありますが、「犬の所有者が対戦者に謝るまで」や「どちらか一方の犬が戦意を喪失するまで」や、 極端な場合は「どちらか一方の犬が死ぬまで」といった過激なルールで行う場合もあるようです。 2007年8月、NFL(プロフットボール)のマイケル・ビック選手が闘犬と動物虐待の罪で逮捕されましたが、 彼の場合は試合で負けた犬の首を絞めたり、銃で撃ったり、水につけるなどして殺していました。
害獣駆除犬(モンキードッグ/ベアドッグ)
モンキードッグ 害獣駆除犬とは、 人間の生活に危害を加える野生動物を駆逐する犬のことです。 自分のテリトリーを守ろうとする犬の習性を利用した仕事といえます。
 日本では猿を対象とした「モンキードッグ」や熊を対象とした 「ベアドッグ」などが活躍しています(長野県、群馬県など)。 犬種の指定は特になく、基本的にどんな犬でもモンキードッグになることはできますが、 山林を走って移動するという任務上、小型犬には向いていないでしょう。 能力的には「猿や熊などの害獣を識別できること」、「人に危害を加えないこと」、 「人間から離れてしまっても、呼んだら戻ってくること」などの素養が求められます。
セラピードッグ
セラピードッグ  セラピードッグとは、病院や老人介護施設などを訪問し、 入院している人の心に安らぎを与える犬のことです。海外ではAAT(Animal Assisted Therapy=動物介在療法)として50年近い歴史がありますが、 日本での認知度はまだ低いのが現状です。
 犬と触れ合うことで血圧が下がったり、リラックスしたときに出る脳波(アルファ波)が出たりします。 また、老人性痴呆に対する悪化予防効果や自閉症の治療効果なども、現在科学的に検証されています。
 犬種の指定はなく、捨て犬でも飼い犬でも、 小型犬でも大型犬でもセラピードッグになることができますが、病院や施設内での振る舞いや病人との接し方など、 セラピードッグとして数10の試験をクリアする必要があります。

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